育児疲れからくる肩こりや腰痛を改善するポイント6つ
2013年1月9日 | よみもの育児疲れからくる肩こりや腰痛を改善するポイント6つ

【相談内容】
出産し、子どもと生活するようになってから腰痛持ちになりました。肩こりもつらく、腱鞘炎にも悩まされているので接骨院にも通いたいと思っていますが、子育てってこんなに身体に負担があるものなのでしょうか。もし家でも簡単にできる腰痛・肩こり改善法をご存知でしたら試してみたいなと思うので、教えてもらえると助かります。
出産後の育児や睡眠不足が、体への大きな負担に。
ご質問いただきありがとうございます。現在子育て中の母であり、元アロマセラピストのkaeが回答したいと思います。
抱っこやおんぶをする時、子どもも成長していくにつれ重くなり抱っこひもが使えなくなるので腰にきますよね。おまけに夜泣きや不規則な睡眠から、疲労が蓄積され頭痛の原因にもなるなど、家事や育児の何気ない動きの積み重ねが身体への大きな負担になってしまうのです。

今回は、普段の生活を見直すのに役立つようなことをご紹介したいと思います。
そのクセが肩こり・腰痛の原因かも? 育児からくる肩こりや腰痛の痛みを解消するためのポイントが6つあるので、あなたの生活を振り返ってみて下さい。
(1)授乳をするとき足を組んだり、携帯を見ながら授乳している
正しく座ることも骨盤の歪みを改善する方法。足がしっかりつく椅子に座るか足台を用いてみましょう。また携帯を見るなど下を向いていると首が凝る原因になりますので、ゆったりリラックスできるような姿勢で授乳をしてみてくださいね。
(2)おんぶや抱っこをする時の姿勢が良くない
抱っこひもを利用している場合、正しい位置で使用していますか? 腰骨の出ているところに合わせ、子どもとしっかり密着できるように装着します。サイズが合わなかったり、痛いところがあるなど気になることがあるようなら、購入したお店や抱っこひもを取り扱っている店舗などで、店員さんに一度チェックしてもらうと良いと思います。
(3)台所に立ったり、掃除機をかけているときの姿勢が良くない
ついつい背中が丸くなったりしまいがち。肩が内側に入っていたり、首が前に出ていたりする場合は腰痛や肩こりの原因となるので要注意。一度背伸びをしたり、首や肩をまわしたりすると筋肉も和らぐので、背筋を伸ばしてから行ってみると良いですよ。
(4)子どもと手をつなぐとき、荷物を持つ手がいつも同じ
小さな子どもと手をつなぐと自然と肩が下がってしまうもの。荷物を持つときも同様に、左右交互にバランスよくすると良いでしょう。
(5)冬でも冷たいものを飲んでしまう
今の時期は冷えも身体を凝らせる原因に。普段から足首や腰を暖めたり、冷たい飲み物よりも白湯やハーブティーなど身体の芯から温める飲み物を飲むようにすると良いでしょう。冬は水分をとりにくくなるので、こまめに水分補給をして、むくまないようにも気をつけたいですね。
(6)普段、まったく運動をしていない
何も過度な運動をしろとは言いませんが、ヨガやストレッチで身体を柔軟にしましょう。ストレッチを毎日続けるのが難しいようなら、気がむいた時だけでもOK! 首や肩を回したり背伸びをするだけでも凝り固まった身体には効果があります。
いかがでしたか?
わざわざ時間やお金をかけてジムやエステに通うのは難しくても、まずは普段の姿勢を正すよう意識するだけで、骨盤矯正や痩せやすい身体にしていくことができるもの。
これをきっかけに日常生活をちょっと改善してみると良いかもしれませんね。
●ライター/kae(フリーライター)