魔の2歳児! イヤイヤ期を乗り越えるための心得3つ
2013年1月2日 | よみもの魔の2歳児! イヤイヤ期を乗り越えるための心得3つ

【相談内容】
現在1歳6か月になる息子がいます。試行錯誤しながら楽しく子育てしてきたつもりですが、最近何かにつけてイヤを連発するので疲れてしまいます。まだ1歳半ですがこれが噂のイヤイヤ期なのでしょうか?
イヤイヤ期を乗り越えるための3つの心得。
ご質問ありがとうございます。
ママ友の娘さんも1歳4か月を過ぎた頃から「イヤ!」を連呼する時期が始まったと聞きましたので、イヤイヤ期のはじまりかもしれませんね。出先はもちろん、朝の忙しいときに限ってぐずり始める子どもにイライラすることもあると思います。

今回は、イヤイヤ期を乗り越えるためのママが子どもとの接し方について3つ、ご紹介したいと思います。
(1)そういうものだと諦める
強烈なイヤイヤ期(しかも長期間)を経験したママは、「私は彼(子ども)に忠実に従うんです」なんて言っていましたが、子どもがイヤといったら無理強いしてやらない、大人の都合で怒らないようにしていたそうです。
かまってくれないのもイヤ、オムツを替えるのもイヤ、歩くのもイヤ、とにかく全てがイヤ! というときには何を言っても無駄。イヤな理由を探すように、「どうしたの? こうしたいの?」と煽ってしまうのはNG。「そうだよね〜○○したいんだよね〜(イヤなんだよね〜)」と抱っこしたまま泣き止んで落ち着くまで待ちます。気の済むまで泣かせて落ちついてから、「じゃあ○○しようね」と言ってあげます。
自分の子ども以外がイヤイヤしているときは、「○○したいよね〜」と言えるのにどうして自分の子どもには、強く言ってしまうんだろうと自己嫌悪に陥ったこともあります。怒る言葉を発して後悔する前に深呼吸して、イヤイヤを許容すると冷静になれるのでおすすめです。
(2)時間に余裕を持って行動する
小さい子どもを持つママは気をつけていると思いますが、イヤイヤ期は特に時間に余裕があることが重要。子どもはママが忙しくしているときや、自分のことを見ていないときこそ、イヤイヤしたくなるのです。
始めのうちはやさしく接していても、予定の時間が迫ってくれば焦って、イライラしたり怒ったりしてしまうもの。そうならないために多少過ぎても仕方ないと諦める気持ちを持つのも大事だと思います。
(3)一人で悩みを抱え込まない
子育ての先輩ママの友達や歳の近い子を持つママ友、児童館や自治体の相談窓口もあると思います。悩みを話すだけですっきりしたり、何かヒントが見つかるかもしれません。
小さな子どもにも自己主張があって当たり前。何でも大人の想い通りになるわけがない、と思ってみると意外とイヤイヤ期でも気が楽になりますよ。
イヤイヤ期は自立への第一歩。子どもが成長していく過程で必要なことだと思います。
あれもイヤこれもイヤ、全てが「イヤ!」というのはほんのわずかな期間。言葉で訴えることができるようになれば少しずつ収まっていくものです。
大変かとは思いますが、質問者さんがストレスを溜めないことが大切。いまはイヤイヤ期なんだということを受け止めて、一緒に泣いたり、たまには手を抜いたりしながら付き合ってあげてみてくださいね。
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●ライター/kae(フリーライター)