赤ちゃんとペットは同居できるの?一緒に暮らすためのポイント

「赤ちゃんがいるけど、ペットを飼っても問題ないかな?」
「ペットを飼っていて、これから赤ちゃんが生まれるけど大丈夫?」

この記事を読まれているということは、赤ちゃんとペットを同居させていいのか疑問や不安があるでしょう。

そこで今回は、赤ちゃんとペットの同居について詳しく解説していきます。

  • 赤ちゃんとペットが一緒に暮らすメリット
  • 一緒に暮らす際の注意点
  • どんな環境を作れば快適に暮らせるのか?
  • 意外な盲点

赤ちゃんとペットと一緒に暮らしたい方はぜひ参考にしてくださいね。

赤ちゃんとペットは一緒に暮らしても大丈夫なの?

 

結論から言うと、ペットと赤ちゃんは一緒に住むことができます。ただし、注意点もあります。ここでは、以下のことについてお伝えします。

  • 赤ちゃんと一緒に暮らしても大丈夫なペット
  • できれば一緒に飼うのを避けた方がいいペット
  • ペットを飼っても大丈夫な時期
  • 犬や猫が赤ちゃんをなめるのは衛生的に大丈夫なの?

注意点を正しく理解して、ペットを飼うようにしてください。

赤ちゃんと一緒に暮らしても大丈夫なペット

まず、犬や猫、ウサギ、インコといった一般的によく飼われている動物であれば大丈夫です。

実際に子どもが生まれた時からウサギと一緒に暮らしている方のブログ記事や、猫と赤ちゃんが一緒に暮らしている記事などもあるので、見てみるとイメージが沸くと思います。

どういう風にすれば飼えるのかといったことはこちらの記事内に書いてありますので、参考にしてくださいね。

できれば避けた方がいいペット

反対にできれば避けた方がいいペットもいます。
爬虫類や亀といった、触ることで感染症となる危険性のあるペットの場合はできれば避けた方が良いでしょう。

ペットを飼っても大丈夫な時期

結論から言うと、ペットを飼ってはダメという時期はありません。

新生児の時期でもペットと赤ちゃんが一緒に暮らすことはできます。

赤ちゃんが先に家にいて、後からペットを飼う場合には赤ちゃんにとってストレスになる場合もありますし、その反対もあります。

時期がいつなのかということ以上に、どういう環境を用意するかの方が重要です。

犬や猫が赤ちゃんをなめるのは衛生的に大丈夫なの?

犬や猫に限らず、動物には狂犬病、パスツレラ症など、人にはない感染症を引き起こす可能性があります。

ペットが赤ちゃんをなめることが安全か危険かといえば、危険の可能性があることは避けられません。

ですが、なめられたからといって100%感染症にかかるわけではありません。
定期的な予防接種やブラッシング、シャンプーといったケアによって感染症を防ぐことができます。

お家で飼っているペットの場合にはしっかりケアすることで対応できるので、なめても大丈夫な場合もあります。

外にいる野良の犬や猫はもちろん、友達の家のペットやお家で飼っているペット以外の場合はなめられることがないように距離を保つ方が良いでしょう。

赤ちゃんとペットが一緒に暮らすメリット

安全面や衛生面などクリアするべき課題はあるものの、赤ちゃんとペットが一緒に暮らすことでのメリットもあります。

  • 命や生き物とのふれあいが学べる
  • かけがえのない友達ができる
  • 免疫力のアップ

といったメリットもあるので、もう少し説明していきます。

命や生き物とのふれあいが学べる

赤ちゃんの頃からペットが家にいると、動物と触れ合うことが当たり前として育っていきます。ですので、自然と動物との触れ合い方や距離の取り方というものが身につきます。

幼い頃、実家では動物を飼っておらず、犬や猫といった動物と触れ合うことが大人になるまで苦手だったという人もいます。

また、犬の平均寿命は14.2歳、猫の平均寿命は15.3歳(犬も高齢化している)とペットの方が寿命が短いので、子供がペットの死に直面する機会がよくあります。

ペットの死による別れはやはり悲しいものですが、命というものがどういうものなのか体感として学べるとても貴重な機会があるのも大きなメリットでしょう。

かけがえのない友達ができる

ペットは家族と同じような存在となるので、一緒に遊んで楽しい経験、落ち込んだり悲しかった時にもうるさく言わないで癒してくれる経験といったことを通して、ペットと赤ちゃん(次第に子供となりますが)の間に絆ができます。

その絆はまるで、兄弟や親友と同じようなものでしょう。

また興味深いもので、子どもの頃からメスのゴールデンレトリバーを飼っていた人の話では、自分の成長に合わせて、時には姉、時には友だち、時には妹のような存在としてペットの役割が変わることもあったようです。

免疫力のアップ

ペットは、赤ちゃんの免疫力アップが期待できます。

米国医師会の小児科専門誌「JAMAPediatrics」に掲載された研究結果では、生後1年間に犬や農場の動物と触れ合う機会が多いと6歳の子供の喘息リスクが減少するというデータが出ています。

ただ、過去には反対の結果が出ていることもあるので、すでにアレルギーがある赤ちゃんの場合にはペットと同居させるのはやめた方が良いでしょう。

一緒に暮らす際の注意点

実際に一緒に赤ちゃんとペットが同居するとなった場合には、どういうことに気をつければ良いのでしょうか?

ここでは、

  • ペットがすでにいる家に赤ちゃんを迎え入れる場合
  • 赤ちゃんがいる家にペットを迎い入れる場合

に分けて解説します。

ペットがすでにいる家に赤ちゃんを迎え入れる場合

先にペットがいる場合には、赤ちゃんが生まれるまでに、排泄物や噛みつきなどのしつけを徹底する必要があります。

また、引っ掻いてしまったり、噛みついてしまったりといったリスクもありますので、ベビーベッドを用意する、ペットをケージに入れるなどの環境整備をしておきましょう。

赤ちゃんがいる家にペットを迎い入れる場合

反対に、すでに赤ちゃんがいる場合には、しつけされていないペットが家に来ます。

しつけができていないので、知らぬ間に排泄物が赤ちゃんの手の届くところにされてしまう、赤ちゃんを引っ掻いたり噛みついてしまったりするリスクがあります。

ですので、ペットのしつけができるまでは目を離さないようにしたり、できれば赤ちゃんとペットは違う部屋で生活するようにしたり、赤ちゃんをベビーベッドに寝かせたりなどの対処が必要です。

どんな環境を作れば快適に暮らせるのか?

具体的にどんな環境を用意すると、赤ちゃんとペットが一緒に暮らしていても快適なのでしょうか?

環境で気をつけるべきポイントは以下の3つです。

  • アレルギー、感染症などに注意
  • トイレなどのしつけをしっかり行う
  • ペットが快適に暮らせるスペースを確保する

ではそれぞれ見ていきましょう。

アレルギー、感染症などに注意

この記事でも何度かでてきている話題ですが、アレルギーや感染症といった、ペットが原因で赤ちゃんに症状が出てしまうことに注意が必要です。

ペットの体毛やペットに付着していたダニの死骸などがハウスダスト(目に見えないくらいの細かいホコリ)となり、アレルギーを引き起こすリスクを高めてしまいます。

アレルギーは免疫力のバランスが崩れることによって起こるので、ハウスダストが必ず原因となるわけではありませんが、特に赤ちゃんが小さい時期はこまめに掃除する必要があります。

また、ペットの糞などには、トキソプラズマ、エコノキックス、回虫など様々な病原体があります。

ですので、赤ちゃんがペットの糞に触れてしまうことがないようにする必要があります。

赤ちゃんがハイハイをする前は勝手に動き回る心配は少ないですが、ハイハイ等動き回れるようになってからは、ペットのトイレはケージの中に設置するなどの対策が必要です。

トイレなどのしつけをしっかり行う

ペットがトイレを好きな場所でしないようにしたり、吠える・噛みつく・引っ掻くということができる限りないようにしたりするなどのしつけが必要です。

これはペットの飼い主の意識や努力が必要ですので、根気強く行いましょう。

必要以上にペットが赤ちゃんに近づけることを叱ってしまうと、ペット自身が赤ちゃんには近づいてはいけないものだと言うことを学習してしまうので、仲良くなる機会を奪ってしまうこともあります。

ペットが快適に暮らせるスペースを確保する

ペットにとって赤ちゃんがストレス源になってしまうこともあります。

動物には人間以上に縄張り意識が強いので、ペットにとって快適に過ごせるようなスペースを確保することも検討しましょう。

意外な盲点

意外と見落としがちな盲点もありますので、念のために確認しましょう。

注意点は以下の3つです。

  • ペット不可物件
  • 経済的負担
  • 近隣の苦情

ペット不可物件

賃貸の場合には、子どもやペットが不可の物件ということもありますので、賃貸契約書や重要事項説明書といった自身の住まいの契約書類を確認しましょう。

経済的負担

子ども、ペット、それぞれにお金がかかります。

例えば、犬の場合、超小型犬に比べると中型~大型犬にかかるランニングコストは少ないものの、一生涯で150万~200万以上といった金額がかかります。

子どもは、大学を卒業するまでに平均3000万円ほどかかると言われています。

ですので、経済的負担が確実にかかります。経済的な理由で途中放棄してしまうことがないように、家計状況を見直してみましょう。

近隣の苦情

赤ちゃんの夜泣き、ペットの鳴き声や排泄物などといった近隣からの苦情にも注意する必要があります。

ペット飼育可能の物件の場合は、そうでない物件に比べて構造がしっかりしているので、赤ちゃんを育てる場合にも騒音等の苦情が出にくかったりするといったメリットもあります。

まとめ:選べば赤ちゃんとペットは一緒に楽しく暮らせる

色々と注意する必要はありますが、ペットと赤ちゃんが一緒に暮らすことにはメリットも多く、家族が増える喜びもあります。
ですので、もし赤ちゃんとペットが一緒に生活するライフスタイルを実現したい場合には、ぜひ色々なことを考えて工夫をしていきましょう。