小さい頃からの英語って必要?幼児英語の必要性を解説!

「小さいころから英語を習う必要ってあるの?」
あなたは、このような疑問を感じたことがありませんか。

グローバル化が進んでいる現在、幼児英語教育を検討している家庭が増えています。
しかし、幼児英語教育をする必要性に疑問を感じる人も少なくないでしょう。

幼いころに英語を学んだとしても、将来忘れてしまうのではないのかと不安もあります。
そもそも日本人のほとんどが英語を使えないのだから、躍起になって子供に英語を教える必要を感じないという考えもあります。

では、幼児英語教育は全くの無意味で必要がない教育なのでしょうか。
この記事では、幼児英語教育の必要性にスポットを当てて解説していきます。
幼児英語教育を行う理由や事前に考えておきたいことを紹介するので、この記事が幼児英語教育を取り入れるか悩んでいるあなたのお役に立てれば幸いです。

幼児英語を習わせる主な理由

なぜ、幼児に英語を習わせる必要があるのでしょうか。
幼児英語を習わせるにはお金も時間も必要であり、それなりの理由がなければ手が出しづらいと思います。

しかし、幼児教育は以下の理由のように、今後非常に重要になっていくことが予想されます。

  • グローバル化に対応させるため
  • 語学の習得に時間がかかるため

以下でひとつずつ解説していくので、幼児英語教育をするか悩んでいるのなら参考にしてください。

グローバル化に対応させるため

交通網の発達やIT産業の活性化などにより、日本でもグローバル化が進展してきています。
多くの企業は、TOEICの点数を求められたり海外での滞在経験を求められたりと、英語に精通してグローバル化に適応できる人物を採用しようとしているのです。

特にTOEICの点数に関しては、就職活動時に求められる条件です。
高得点を獲得しないと、書類で落ちてしまう可能性すらあるでしょう。

また、グローバル化の進展と同時に、外国人との接触頻度も増えていくことが予想されます。
英語のような外国語が話せなければ社会に出ても戦力にもなれず、グローバル化していく社会に取り残されてしまう可能性があります。

そのため、今後ますますグローバル化していく社会において、英語のような外国語を扱えるスキルが必要になってくるでしょう。
幼児英語教育をしておけば、グローバル化が進んだ社会でも通用する人材に育つ可能性があるのです。

語学の習得に時間がかかるため

幼児英語教育を行う2つ目の理由は、語学の習得には時間がかかるためです。
英語を習得するためには2千時間以上もの時間を要すると考えられているのに対して、中学校や高等学校で勉強する時間は1千時間程度。
英語を習得するのに必要な時間が約1千時間足りません。

1千時間といえば、1日2時間平均と考えても約5百日(1年半程度)かかるほどの時間です。
英語を毎日2時間勉強することは難しいと思うので、実際はこの2倍以上かかるでしょう。
これでは、英語が必要になるであろう社会人になる前に、英語を習得することは非常に困難です。
せっかく時間をかけて学んだ授業を有効に使えない可能性があります。

しかし、幼児英語教育により前倒しでこの1千時間を消化することで、英語が必要になるであろう社会人に向けて英語の習得を目指せます。
英語を習得しておくことで就職活動時や社会人になってから、有利になることができるのです。
大人になってからは時間に追われることが多く、なかなか1千時間もの勉強する時間を確保することが難しいでしょう。
そのため、幼児英語教育によって事前に1千時間分の経験を積んでおくとよいかもしれません。

幼児英語を習う前に考えるべきこと

幼児英語を習う前に、考えておきたいことがあります。
これを怠ると、幼児英語教育の効果が薄れてしまったり、身についた英語スキルが将来失われる可能性があるからです。

考えておきたい項目は、以下の3つ。

  • 子どもに意欲はあるか
  • 環境は整っているか
  • 将来忘れてしまう可能性も

ひとつずつお伝えするので、確認していきましょう。

子どもに意欲はあるか

まずは子どもに英語を習う意欲があるのかを考えましょう。
英語を習う意欲がない場合、長期にわたって英語学習が続かない可能性があるためです。

先ほど述べたように、英語を習得するには学校の授業以外で1千時間以上必要と考えられています。
幼児英語教育はこの1千時間を前倒しで行う意味合いもあるため、英語スキルを身につけるためには長期にわたって継続的に英語学習をする必要があるのです。

しかし、子どもに英語を学習する意欲がない場合、途中で飽きたり英語を聞くのも嫌になったりする可能性があります。
最悪の場合、英語に対して苦手意識が植えついてしまい、学校で英語を習うときに悪い影響が出てくるかもしれません。

これでは幼児英語教育によって悪影響しか生まれず、英語の習得が難しくなってしまいます。
そのため、幼児英語教育をするのなら子どもにやる気があるのか、継続的にやっていけそうかなどを幼児英語教育を取り入れる前に考えるようにしてください。

環境は整っているか

幼児英語教育をする環境が整っているのかを考えるのも大切です。
これを怠ると、長期間にわたって幼児教育を続けることが困難になる可能性があります。

幼児英語教育は、独学ではなく講師の下で学ぶのが一般的です。
たとえば、英語教室やプリスクールなど、さまざまな施設で英語が学びます。

しかし、英語教室やプリスクールは、オフラインで行われることがほとんどであるため、親が送迎する時間を作れるのかを検討する必要があります。
また、オフラインで行われる英語が習える施設は、住んでいる地域に左右されます。
せいぜい片道30分から60分が限界であり、それ以上に遠い施設だと継続して習うことが困難です。
そのため、オフラインで行われる英語が習える施設は通える範囲にあるのか、その施設は子どもとの相性がよいのかを検討する必要があります。

検討しなかった場合、親の負担が大きくなったり、子どもが施設に行くのを嫌がったりするかもしれません。
それでは長期的に英語を習うのが困難ですので、かならず親子に負担が少ない英語の施設があるのかを確認するようにしてください。

将来忘れてしまう可能性も

幼少期に海外で育ったのに、日本に来て数年したら日本語しか話せなくなった。
そんな経験がある人は、意外と少なくありません。

それなら幼少期に英語を学んでも、日本に滞在していては将来忘れてしまうのかと不安に思う人もいるでしょうが、この不安はあながち間違っていないと思われます。
実際に幼少期に英語スキルが高くても、段々と忘れてしまうことはよくあることなのですから。

この大人になっていくうちに英語が使えなくなる原因は、左脳と右脳の関係による影響であると考えられています。
幼少期は通常イメージを司る右脳が機能していて、言語も右脳を使って覚えようとします。
ですが、成長するにつれて言語を司る左脳が発達していき、大人になるほど右脳を使わずに左脳だけで英語のような言語を扱いはじめるのです。
その結果、英語を話せるスキルがある右脳にアクセスせずに、左脳だけで言語の処理をするため、幼少期に覚えていた言語が話せなくなってしまいます。

これらのことから、幼少期に覚えていた言語を忘れないようにするためには、右脳にある英語スキルを左脳でも使えるようにする必要があることが考えられます。
幼児英語教育を行う場合はこの点を覚えておき、右脳にアクセスできなくなる前に左脳でも英語の処理をできるようにしておきましょう。

幼児英語は必要?

目的や考えるべき点を紹介しましたが、結局幼児英語教育は必要なのでしょうか。
幼児教育をしなくても1千時間なら頑張れば大学生のうちに確保できますし、独学で勉強できるようになってから英語を学んだほうが経済的であるように感じます。
また、言語は論理的思考をするための基盤であり、言語の習得が疎かになると論理的思考ができなくなるかもしれません。
英語も日本語も中途半端に学習したセミリンガルな子どもたちに論理的思考ができない特徴が見られるため、英語を中途半端に学習することで論理的思考ができない大人に育つ不安があります。

しかし、幼児英語教育を行うことで、英語を聞いたり話したりするために欠かせない「英語耳」や「英語脳」が身につきやすいのも確かです。
大人になるにつれて「聞く」「話す」能力を身につけることが難しくなるため、これらを身につけられる幼児英語教育には大きな魅力があります。

幼児英語教育にはメリットもデメリットも存在するため、幼児教育が必ずしも必要であるとは断言できません。
ただし、今後グローバル化していく日本において英語の習得は必要なスキルになることが予想されるため、英語が扱える人のほうが有利なポジションを取れる可能性が高まります。
そのことを考慮しつつ、幼児英語教育を取り入れるのかを検討するとよいでしょう。

まとめ

幼児英語教育は、必ずしも必要であるとは限りません。
しかし、幼児英語教育にはさまざまなメリットがあり、デメリットを軽減できるのであれば大きな恩恵を受けられるのも確かです。
そのため、「幼児英語教育が行える環境が整っているのか」「子どもは英語を長期間続けて学べそうか」などを考えてから、幼児英語教育を取り入れるのかを決定することをおすすめします。

また、幼児英語教育を取り入れるのであれば、デメリットが軽減できるように工夫をするようにしてください。
デメリットを軽減する工夫を怠ると、論理的思考能力が身につかなくなったり、日本語も英語も中途半端な習得になったりすることにつながります。
これらのリスクを回避するためにも、正しい幼児教育の情報を取捨選択して、子どもが大人になったときに苦労せずに英語が使えるような環境を整えてあげましょう。