「乳幼児」の定義とは? 新生児や幼児との違いは?

育児雑誌や育児に関するサイトを見ていると、子供の成長段階において、乳幼児・新生児・幼児など、似たような言葉が出てきます。なんとなく想像はついても正確な違いはよく分からないこともあるでしょう。

この記事では、子供の成長段階によって使い分ける言葉の正確な意味について解説していきます。

子供の成長段階において、乳幼児・新生児・幼児など似たような言葉が出てきますが、正確な意味の違いは何なのでしょうか。違いを見ていきましょう。

乳幼児の定義

 

乳幼児の定義は児童福祉法によって定められていて、生後から1歳未満までが乳幼児となっています。つまり0歳からの1年間の乳児期ということです。

その他子どもの呼び名との違い

子どもの呼び名は他にも多くの種類がありますが、違いは何か確認しておきましょう。

新生児

乳児期の中でも生後28日未満までは「新生児期」と定義されており、その時期の赤ちゃんを「新生児」と呼びます。新生児は「新産児(しんさんじ)」や「初生児(しょせいじ)」と呼ぶこともあります。新生児の赤ちゃんはまだ昼夜の区別がなく、1日の内16~18時間は寝て過ごします。お腹が空くと泣いて目を覚ましミルクを飲み、お腹が満たされるとまた寝るという1日です。新生児の赤ちゃんは2~3時間おきに目を覚ますのでママはお世話が大変な時期です。

乳児

児童福祉法乳児では「生後から1歳未満まで」が乳児と定義されています。乳児はママの母乳やミルクを飲んで大きくなり、生後5〜6ヶ月頃から離乳食が始まります。乳児期は周囲のサポートを必要としている段階であり、食事から栄養を摂れる幼児期とは大きく異なります。

乳児は生後しばらくの期間を寝て過ごしますが、生後5ヶ月前後から寝返りを始めます。やがてお座りとハイハイ、つかまり立ちができるようになり、乳児期が終わる11ヶ月頃には歩き始める赤ちゃんもいます。

幼児

児童福祉法では、幼児は「満1歳から小学校入学前の未就学児」と定められています。4月生まれの子供の場合は、満1歳の誕生日から小学校入学直前の6歳11ヶ月頃までが幼児期です。3月生まれの場合は、満1歳の誕生日から小学校入学直前の6歳0ヶ月頃までとなります。幼児期と呼ばれる期間は長く、年齢ごとに特徴が異なります。

乳児期から幼児期に入る1~2歳は、自分でしっかり歩けるようになり、また言語も発達して自我意識も芽生えます。保育園や幼稚園に入園すると、集団生活に慣れて社会性が身につき、4歳を過ぎるとコミュニケーション能力が上がります。

児童

児童福祉法での「児童」とは「満18歳に満たない子供すべて」であり、新生児、乳児、幼児、少年すべてが該当します。また、学校教育法では小学校などの初等教育を受けている6~12歳の子供を「学齢児童」と定義します。労働基準法では15歳以下を「児童」と定義しています。

少年

小学校に入学してから18歳未満までを「少年」として分類しています。

年少者

「年少者」とは満18歳未満を呼びます。

青少年

「青少年」は12歳から25歳くらいまでの男女のことです。青少年保護育成条例では、18歳未満の未婚の男女を指します。

乳幼児医療費助成制度

各地方公共団体による「乳幼児医療費助成制度」とは、乳幼児の入院・通院にかかる自己負担金を助成する制度です。県の基準、各市区町村の判断で対象年齢や助成の範囲を拡充しています。対象年齢は中学生までの15歳が最も多く、22歳の大学卒業まで助成対象としているところもあります。患者さんが一部負担金を支払い、それ以外の医療費の自己負担分が助成される仕組みです。

子ども料金はいつから支払う?

ここからは、公共機関などで設けられている「子供料金」について見ていきましょう。

交通機関

▼JR
「幼児(1歳~6歳未満)」
「こども(6歳~12歳未満)」

6歳でも小学校入学前は「幼児」
12歳でも小学生(中学校入学前は)「こども」

テーマパークの場合

▼ディズニーランド

「大人(18歳以上)」
「中人(中・高校生 12歳~17歳 高校生の18歳は3月31日まで中人)」
「小人(幼児・小学生 4歳~11歳 12歳の小学生は3月31日まで小人)」
「60歳以上はシニアパスポート」
「3歳以下 無料」

▼USJ

大人 12歳以上 中学生以上
子ども 4歳~11歳
小学生は3月31日までは「子ども料金」
65歳以上のシニア料金も一部にあり
3歳以下は無料

乳幼児の定義まとめ

子供の成長段階においてさまざまな呼び方がありますが、法律や企業によって認識が異なります。それぞれの状況に合わせて子供料金も変わるので、毎回確認したほうがよいでしょう。