出産後すぐにテレビを見てはいけないって本当?いつからなら大丈夫?

「産後はテレビを見ないほうが良いよ」と周りの人に言われたことはありませんか?

迷信だと思ってしまう方も多いかと思いますが、実は産後にテレビの見過ぎは、本当に悪影響を及ぼすことがあるのです。
産後にテレビを見ること自体が悪いことではありませんが、程々にしないと疲れやすくなり、体調の悪化を招くため注意が必要です。

この記事では、産後にテレビはどんな影響を与えるのか、どのくらいなら大丈夫なのかなど、産後のテレビ事情について解説していきます。

産後は安静が必要だから、テレビぐらいしか娯楽がないと思う方も多いでしょう。
産後のテレビは身体に影響を及ぼす産後はテレビを見るのがNGと言われている理由、注意点とともに解説していきます。

出産後すぐのテレビは「ほどほど」に

出産後すぐのテレビは「ほどほど」であれば問題ありません。
テレビを絶対に見てはいけないわけではなく、見過ぎると良くない理由があるのです。
具体的にはテレビを連続して3時間以上続けて見ることで体に悪影響を及ぼす可能性があります。
またテレビだけでなく、スマホやタブレットなどの液晶画面を見続けたら30分ほど休憩をはさむようにしましょう。
テレビからは2m以上離れ、スマホやタブレットからは30センチは距離をおくのが理想です。

テレビを見ながら肩こり、首筋の痛み、目の乾燥を感じたらすぐに休憩を取るようにし、休憩中は目を閉じて、目の周りを蒸しタオルや冷やしたタオルで抑えて、疲れをとってあげると良いでしょう。

出産後すぐにテレビを見てはいけないと言われているのはなぜ?

出産後すぐにテレビを見てはいけない理由は、産後に目を使い過ぎるとホルモンバランスに影響するからです。
では早速詳しく見ていきましょう。

ホルモンバランスが変化しているため

妊娠中は体や目の周りなど至るところにむくみがあり、出産時は子宮内の羊水が一気に排出されます。
赤ちゃんを元気に産むために水分を身体にたくわえているため体がむくんでしまうのですが、むくみは疲れの原因にもなるため平常時よりも疲れが溜まりやすい身体になっています。
また、妊娠中から出産後、授乳中はホルモンバランスが変化している時期でもありますので、羊水を排出した出産直後であっても目の周りの粘膜にはむくみがあります。
前述したようにむくみにより疲れやすくなってしまうため、いつものように画面を見ているだけでも疲れてしまい、体調にも影響が出てしまうこともあります。

交感神経の活性化により疲れが取れにくい

人間の自律神経には交感神経と副交感神経があり、1日のサイクルの中で両方がバランス良く活動しています。
仕事をしている時や何かに集中している時は交感神経が働き、お風呂やリラックスしてる時は副交感神経に切り替わります。
夜は明かりが暗くなりリラックスする時間ですから、本来であれば副交感神経が働いています。
しかし、産後に夜もずっとテレビを見続けていると集中するので交感神経がオンになったままとなり、体がリラックスできなくなります。
交感神経は一度オンになると副交感神経へ切り替わるまで時間がかかりますので、布団に入ってもなかなか眠れなくなってしまうことも疲れがとれにくくなる原因の一つです。

テレビの情報で心が疲れる

テレビをつけているだけで、多くの情報を知ることができますが、情報のすべてが明るいことではありません。
ニュースでは殺人事件や悲しい出来事もたくさん報道されているので、デリケートな方は気分が悪くなってしまいます。
産後は女性ホルモンの変化も大きいので、精神状態が不安定になりやすく「産後うつ」になる人もいるほどです。
暗いニュースや情報にも影響されて精神が不安定になってしまう可能性を考えると、妊娠中や産後すぐのテレビは大きなデメリットとなります。
産後に気分が回復しない方は、テレビを見る習慣を見直してみると良いでしょう。

出産後どのくらい経てば安心してテレビを見れる?

テレビ番組の内容には注意しなければなりませんが、時間の話をすると連続して3時間くらい見続けなければ気にし過ぎる必要はありません。
出産から3週間ほどは目を酷使しないように注意し、テレビだけではなくスマホやパソコンの画面にも注意しましょう。
朝や昼間などに時間を決めて見たり、スマホは連絡ツールといったように条件を決めるとよいでしょう。
すべてを禁止するのはストレスの原因にもなりますので、体調に応じて変えていくことをおすすめします。

まとめ

産後はホルモンバランスの変化により、むくみ、首や肩のコリ、背中の張りといった変化を感じやすい時期です。
産後は体調を回復させることを優先して疲れることは避け、テレビの見過ぎには注意してください。
テレビは内容によっては気分を和らげるものであり、気分を害すものでもあります。心も身体も敏感な出差の時期ですので、上手にテレビと付き合っていきましょう。