免除はトラブルの元? “幼稚園の役員”に関する基礎知識とリアル事情

(2)役員優遇を受けられることもある

お遊戯会などで、自分の子どもに良い役がつくこともあるとか。

また、運動会などでは写真を撮りやすいように役員用の席が用意されることもあるようです。

(3)子どもが喜ぶ

普段、親が幼稚園にいることはないため、集まりなどで親の姿を見ることで喜ぶ子どもは少なくありません。

中には周りの友達に自慢する子もいて、誇らしい気持ちになるようです。

幼稚園のPTA役員になるデメリット2つ

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(1)人間関係に苦しむ

PTA役員になって最も頭を悩ませるのは、役員同士の人間関係です。

役員の大変さは一緒に行うメンバーによって左右されるといっても過言ではありません。

輪を乱したり協力しなかったりする人が1人でもいれば、ストレスは一気に増大します。

マウンティングするような人がいると、それがイヤで役員以外の参加者が減ることもあり、余計にまとめることが大変になるという悪循環に陥ることになるでしょう。

(2)イベントを子どもと楽しめない

幼稚園の行事は子どもと楽しむためのものですが、役員になってしまうとそれがままならないこともあるでしょう。

行事の準備だけでなく、当日も何かしらの役割を与えられて身動きが取れないということも珍しくありません。

他の子どもが保護者と楽しく遊ぶ中、自分の子どもをほったらかしにしなければならないというのは喜ばしくないはずです。

役員を断りやすくなる条件

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一般的に、「小さな子ども(未就園児)がいる」「今までに役員になったことがある」という人は免除してもらえることもあるようです。

この他、

・介護中
・母子家庭、父子家庭
・妊娠中
・同じ園にいる兄弟のクラスで役員になっている

といった事情も考慮してもらえる傾向にあります。

「仕事をしている」という理由で免除されることは少なく、どうしてもできない理由がある人は自己申告する場をもうけているところも。

これに関しても、“過半数が認めなければ免除されない”などのルールがあることもあり、ハードルは高いといえるでしょう。

幼稚園の役員を免除してもらうことのマイナス面

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必ず決めるときに言い出す方がいるのですが、フルで働いているからとか、集まりのときに時間が取れないなど、そういう理由でできないという話は今は通用しません。

みなさんも働いていて忙しいですし、介護などで忙しい方もいます。それでもやるのですから、仕方ないことですね、これは。

自分だけ、「なんだかやりたくない」では不公平です。

仕事が忙しいだとか、子どもがたくさんいるからだとか、母子家庭だとか、病弱だとか、自営だとか……言い出したらキリがないですよね。

うちの子どもの通った小学校での話ですが、どうしてもやれない人はみんなの前ではっきりと説明し、免除の承認を得るかたちを取っていました

以前、「のらりくらりと逃げてやらずに済んだ」と嬉々として吹聴していた方がいたからです。

大勢の前で承認を取っても、それでもなお「あの人、できる限りやりますって言えないのかしら」などと陰で言われていました。

学校行事に顔を出せば「あら、時間取れるんじゃない、役員できたんじゃないの」といつまでも言われていました。やはり、免除には批判的意見が伴うものだなと思いました。


→次ページでは、幼稚園の役員中に妊娠した場合の対処法について見て行きましょう。