家事の負担は妻が9割!しかし夫が本当に原因なの?

2018.11.08

疲れる家族…

そんな言葉をよく見かけます。家事の負担が夫婦の片方に集中してしまい、疲弊してしまう現象です。

なぜ、家事の負担に疲れてしまうのでしょうか。

その原因と対策をパピマミ編集部がご紹介します。

家事の負担率は妻が9割の現実

20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査

大和ハウス工業株式会社による20代から40代までの共働き夫婦の男女100人に聞いた「20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査」によると、約5割の女性が家事を9割以上負担していることがわかりました。

とくに40代女性に至っては、6割以上が家事を9割負担しています。

共働きにも関わらず、この負担量では疲弊するのも無理はないでしょう。もちろん仕事量は夫の方が多いケースが多いですが、9割はバランスがおかしいと言えるのではありませんか?

夫は「家事」への意識がズレがち

20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査

名もなき家事」という言葉を知っていますか?上の図は、上記の項目を家事だと思うかをアンケートしたもの。

「これは家事なの?そもそも家事とは?」という妻の叫びから、このような言葉が生まれたと言われています。夫が家事だと認識していないけれど、妻は日常的にサクッと終わらせている作業のことです。

サクッと終わらせられる分、負担になりづらいのも事実。しかし塵も積もれば山となるように、ジワジワと負担が積み重なっていくのです。

その証拠に、靴を磨いたり町内の会合に出たりする行為を男性は家事と見なしている率が低い。もちろん、認知できていないだけで、言われればやるのに…と思っている夫もいっらしゃいますよね。

ただ、妻が負担に思っているのも事実なのです。

20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査

男性・女性の全体の数字を見てわかるように、妻と夫の「名もなき家事」の分量にズレがあります。妻の言い分がすべて正解とは言いがたいですが、夫自身が家事をしていると思っている量は数字ほど多いとは言えないでしょう。

でなければ、妻からの悲痛な叫びが、ここまで表面化しないはずだからです。

家事の負担を減らすために妻にできること

20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査

ここまで、妻と夫の意思疎通のズレによる家事負担の問題について紹介してきました。しかしここで疑問なのが、夫が家事をしてくれないと嘆く妻は、夫に家事をしてもらうための努力をしているのでしょうか?

上の図を見てみましょう。

7割以上の妻が、「直接依頼する」か「会話の中でそれとなく伝える」だと回答しています。

具体的にどのように直接依頼しているのか、内容も気になります。ご存知の通り、伝える内容よりも伝え方の方が何倍も大切だからです。

会話の中でそれとなく伝えてもわからない

そしてもう1つの「会話の中でそれとなく伝える」は、夫に家事を負担させる方法としては悪手だと言えるでしょう。なぜなら、それとなく伝えても行動に繋がらなければ無価値だからです。

例えば、あなたが好きな人にそれとなく行為を伝えたとします。しかし相手は気づきません。あなたはイライラします。「なんでわかってくれないの?」と愚痴をこぼします。

さて、誰に問題があるか、すぐにわかりますよね。

大事なのは他者視点

大切なのは、自己満足ではなく他者満足であり、「私をわかってほしい!」ではなく、「相手は何を考えているかな?」と思いやることです。

「夫が家事をするのは当たり前!」という声が飛んできそうですが、その意見も怪しいと言えます。なぜなら、統計的に見ても女性より男性の年収が高い傾向にあり、年収が低い女性が家事をするべきといった価値観が世の中に広まっているからです。

昭和の価値観を受け継いでいる夫もいらっしゃいますが、家事は妻が負担するもの、という思考はまちがいなく刷り込まれています。そんな夫たちに、なんの戦略も持たずに想いだけを伝えても動いてはくれません。

好きな人に向かって、「好きです。付き合ってください」と10回以上言ったところで付き合えないのと同じこと。やり方も考えなければいけません。

外注or家事分担表をつくる

では、具体的にどのように家事の負担を減らせばいいのでしょうか。

ここでは2つのやり方を紹介します。

外注で家事をやらない選択を取る

1つ目が、外注です。

「いや、それじゃ意味がない」と思われますか?本質的な解決にはならないでしょうか?そもそも、なぜ家事をやらなければいけないのでしょう。

家事をサボってはいけない、という価値観でもあるのでしょうか?

数年前に道端アンジェリカさんが、ベビーシッターに子どもを預けて夫とデートに行ったことをSNSで投稿したところ、炎上騒ぎになりました。

この炎上騒ぎからもわかるように、家事はやらなければいけないもの、という常識が刷り込まれているのがわかります。言うまでもありませんが、アンジェリカさんに心無い言葉を投げかけていた大半は、女性です。

しかし本質的に考えれば、道端さんは何も間違っていませんよね。家事をサボっているわけではありません。有効に利用したまでです。

経済的な面も考慮する必要がありますが、ルンバや乾燥機付き洗濯機を買うのも1つの外注です。家事をやることに価値があるのではなく、価値をやった先の大切な人の喜びが何よりも大切なはずです。

家族が円満に生活できるために家事があるのであって、家事をやることが幸せに繋がるわけではありませんよね。

家事分担表を作ってタスクを可視化

2つ目が、家事の可視化です。

数学の問題を解くときに、計算式を紙に書いて書き出す方が、頭の中で計算するよりも的確に解けます。同じように、タスクやお願いも、目に見える状態にしておくことが大切。

目に見えず、存在がわからないモノは、すぐに目に見える形にしましょう。仕事にもマニュアルがテキストで保存されているように、表や言葉にすることは、家事の負担を減らす役に立つはずです。

20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査

家事分担表の作るのがめんどくさいのであれば、こちらの図のように行動を言語化しましょう。

それだけでも、自分たち夫婦が何をすればいいのかわかりますよね。

あとは、夫と妻でタスクを振り分けるだけですから楽チンです。

まとめ

共働き夫婦でも妻が9割以上の家事を負担している家庭が多く、妻のイライラは溜まっています。

しかしそのイライラは、妻にも問題があると言えるでしょう。他者視点を持ち、相手を思いやりながら、お互いが満足いく生活を送りましょう。

応援しています。

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