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夫婦がアドラー心理学を用いて家族を笑顔にする方法とは?(前編)

夫婦がアドラー心理学を用いて家族を笑顔にする方法とは?(前編)

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「夫婦を笑顔にするきっかけを」

今年7月に出版された「家族を笑顔にしたいパパのための本」を書かれた株式会社子育て支援代表、熊野英一さんにパピマミ編集部が取材へ行って参りました。

熊野さんは、アドラー心理学をもとに子育て支援や親向けのカウンセリング、講演などを行なっている夫婦関係のスペシャリストです。

パピマミのコンセプトでもある「ひとりごとをふたりごとに」するために、アドラー心理学を用いて家族を笑顔にする方法を熊野さんに伺っていきます。

パパの悩みを解決して、家族を笑顔にしたい

本日は、よろしくお願いします。まず始めに、この本を出版された経緯を教えていただけますか?

熊野:よろしくお願いします。ネットで夫婦関係の問題を調べると、ママ向けのメディアはたくさんありますけど、パパ向けのメディアって少ないんですよね。

家族を笑顔にしたいパパのための本」を読んでもらうとわかる通り、パパも悩みを抱えています。だから本書を読んで、自分に当てはまる悩みを他のパパ達も抱えていることを知ってもらって、変な思い込みを捨ててほしいです。

ママの悩みはメディアでいつも取り上げられますけど、パパの悩みはほとんど取り上げられませんよね。

熊野:まさにそうで、パパ達だってその悩みを解決したいはずなのに、自分が悩んでいることを妻には伝えないし、友達に打ち明けることもしない。カウンセリングにくる方も、ほとんどが女性。

だけど実は、男性も悩んでいる。しかもその悩んでいる内容も、アドラー心理学をもとにした鉄板の方程式を当てはめれば、簡単に解決できる問題が多いです。

イラストや漫画が多用されていて、読みやすかったです。Q&A方式で、どこから読んでも理解できますよね。パパ向けの本ではありますが、ママが読んでもいいのでしょうか?

熊野:パパのための本ですけど、ママが読んでも2つのメリットがあります

まず1つ目は、「男の人ってこういうことを考えてたんだ」「男の人ってこんな考えなんだな」と、女性が知らないような男性の心理が理解できます。2つ目は、「これってパパの悩みだけど、私の悩みも同じことなのかも?」って気づきが得られること。

他人を受け入れられずに、他者を変えようとしてしまうとか。そういう悩みって、妻も夫も変わらないですよね。だから本書は、ママが読んでも役に立つんです。女の人からの評判もいいんですよ!

アドラーの幸せの3つのルールとは

「家族を笑顔にしたいパパのための本」は、アドラーの理論をもとに説明されていますよね。アドラー心理学について、簡単に説明していただけますか?

熊野:アドラー心理学とは、アルフレッド・アドラーが独自に理論体系化した心理学のことです。アドラーは、オーストリアのウィーンに生まれ、精神科医であり心理学者でした。ユングやフロイトに並んで、心理学の三大巨頭の一人と言われています。

でもフロイトと学説の対立をしてからは、彼の元を離れて自分で独自理論を創設するようになりました。それが、個人心理学、つまりアドラー心理学だったのです。

そのアドラー心理学を使って、どのように夫婦関係を変えていくのでしょうか?

熊野:本書にも書きましたが、アドラーは幸せになるためのシンプルな3つの条件を提示しています。

1、自己受容

2、他者信頼

3、他者貢献

このシンプルな3つの原理原則を体に染み込むまで繰り返し実践していくことが、アドラーを用いて家族を笑顔にする方法です。

シンプルですね。この3つを実践できれば、夫婦仲も良くなると?

熊野:最初にも話したように、夫婦や子どもとのコミュニケーションの問題は、方程式を使えば解決できるんです。ただ、それを忘れちゃうだけ。

大切なのは、ルーティンを持つこと。イチローが良い例ですよね。超一流のプレイヤーでも、毎日同じことを繰り返しますよね。それと同じです。まずは、この3つを自分に落とし込むことから始めましょう。

アドラー心理学が夫婦にもたらすメリット

本書を読んで、アドラー心理学を取り入れると、夫婦はどのような関係になるのでしょうか?

熊野:以前、私がある夫婦を6回に渡って、カウンセリングしたときの話です。その夫婦は、子どもが複数いて、ママが完璧主義で、パパも子どももその完璧主義に耐えられなくなっていました。

最初はママの方も、渋々カウンセリングに来ている感じだったんですよね。でも根気よくカウンセリング続けて、アドラーについて知ってもらったら、だんだんと夫婦仲が良くなっていくわけですよ。

具体的にどのようなカウンセリングをされたんですか?

熊野:「夫婦はこうでなければならない」という考え方を徹底的に排除して、幸せの3条件の他に、共感することや、お互いをリスペクトすることなど、基本的なお作法みたいなものをご紹介しました。アドラーの基本的な考えですね。幸せになるための鉄則のようなことをしっかりと考えておいて、夫婦でしっかりと考えられるように。

自分のことだけでなく、相手のことも考える。すべての行動を「相手の立場になったらどうかな?」と考えてみる。すると、「自分のことばっかり考えてたな」「押し付けようとしてたな」とか、逆に、「私は相手が悪い(自分は悪くない)ということばかり話してるな」とかも、わかるってくるわけですよね。

そういう気づきを認知すること。思い直す癖をつけていく。

アドラー心理学の幸せの3条件をもとに、考え方から変えていくわけですね。

熊野:アドラーを生きるってことですね。頭の中にアドラーを生きさせて、この3つの条件をいつも頭の中に入れておく。いつもそれを頭に入れておけば、考え方が変わるし、コミュニケーションは良くなっていきます。その方法を本書では、紹介しています。

まとめ

家族を笑顔にしたいパパのための本」の具体的な内容や出版に至った経緯、そしてアドラー心理学について詳しくお話ししていただきました。

後半では、アドラー心理学を夫婦関係に取り入れる方法をお聞きしていきます。

夫婦がアドラー心理学を用いて家族を笑顔にする方法とは?(後編)

家族を笑顔にしたいパパのための本


【熊野英一さんプロフィール】

アドラー心理学に基づく「相互尊敬・相互信頼」のコミュニケーションを伝える<親と上司の勇気づけ>プロフェッショナル。

「ほめない・叱らない!アドラー式勇気づけ子育て各種講座」「アドラー心理学に基づく部下の自立を促すイクボス養成講座」等のテーマで講師を務める。株式会社子育て支援代表取締役。

フランス・パリ生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。 メルセデス・ベンツ日本にて人事部門に勤務後、米国Indiana University Kelley School of Businessに留学(MBA/経営学修士)。

HP:株式会社 子育て支援

●文/パピマミ編集部

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