出産前に気になること

おすすめのオイルは? 会陰マッサージで切開や裂傷を避けるコツ

おすすめのオイルは? 会陰マッサージで切開や裂傷を避けるコツ

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こんにちは。助産師のHillまゆ子です。

会陰切開、会陰裂傷に対する不安は、妊娠中の女性なら誰でも抱えているものだと思います。未知の世界ですから、余計に恐ろしいですよね。

今日は、少しでも会陰裂傷の可能性を低くするために、妊娠中と分娩中にできることなどをご紹介していきたいと思います。

目次
 会陰マッサージとは(P1)
 会陰切開とは(P1)
 会陰裂傷が起きる原因(P2)
 会陰マッサージを始める時期(P2)
 会陰マッサージの頻度や1回にかける時間(P2)
 会陰マッサージを行うときのおすすめオイル(P2)
 会陰マッサージを行う流れ(P3)
 会陰マッサージのコツや注意点4つ(P3〜4)
 会陰裂傷を避けるために、分娩当日できること(P4)
 マッサージしておくと会陰切開の治りが早い?(P4)
 会陰マッサージに関する疑問(P5)
 マッサージ以外で会陰をやわらかくする方法4つ(P5〜6)
 会陰マッサージを実践した人の声(P6)
 まとめ(P6)

会陰マッサージとは

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会陰とは膣口と肛門の間の組織(皮膚と筋肉)のことを指します。分娩の際には、主にこの会陰が伸びて赤ちゃんが通れるようになります。

会陰マッサージは、文字通りこの会陰をマッサージすることを言います。妊娠34週以降から始めるのが良いとされています。

カナダで行われた調査によりますと、会陰マッサージをした産婦さんたちの24.3%が会陰が裂けることなく分娩できたのに対し、会陰マッサージをしなかった産婦さんたちではその数字は15.1%でした。

ただし、この数字は初産婦さんに限られたことで、2回目以降のお産では、マッサージをしてもしなくても会陰が裂ける確率は下がります

会陰の伸びがよくなれば、それだけ母体を傷つける可能性は低くなり、産後の回復も早まることが期待できます。

会陰切開とは

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赤ちゃんが生まれてくるときに会陰が十分に伸びない場合、ハサミなどを使って会陰を切って対処することがあり、これを会陰切開と言います。

これは、胎児の頭が大きかったり、妊婦の子宮の出口が小さかったりして分娩が長引いたときに、母子の安全を考慮して行われるものです。

吸引分娩や鉗子分娩をしなければならない場合もそのひとつで、器具を挿入しなければならないため会陰切開が必要となります。

会陰を切開することで分娩がスムーズにいくため、ママが会陰裂傷などを引き起こす可能性も少なくなるでしょう。

切開と聞くと怖くなってしまい、できれば避けたいと思う人もいるかもしれませんが、するかどうかはその場にいる医師の判断にゆだねられるため、心配な場合には事前に確認しておくといいかもしれません。

なお、局部麻酔をすることもありますが、分娩の痛みが強いため、麻酔なしで切開することもあるようです。麻酔も、切開も、全く気づかなかったという人もいるでしょう。

切開後は縫合が行われますが、キレイに切開されるため治療時間は短く、糸も体に吸収されるタイプが増えてきているため、負担は少ないと言えるかもしれません。


→次ページでは、会陰裂傷が起きる原因を見ていきましょう。

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ライター紹介

Hillまゆ子

Hillまゆ子

日本で助産師として総合病院勤務ののち、2004年、国際結婚を機に渡英。イギリスで看護師免許取得後、ロンドン市内の大学にて助産学を専攻、助産師資格を取得。2008年からロンドン市内の国立病院産科病棟に勤務。主に分娩室での経験を積む。プライベートでは、6年間の妊活、不妊治療を経て、2010年待望の第一子を出産。7か月間の産休取得後、フルタイム勤務と子育ての両立に苦戦。現在は夫の祖国であるオーストラリアに移住し、専業主婦、一児の母として子育て満喫中。2013年執筆活動開始。

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