なるべく火を使いたくない育児中の料理、私はこうやって乗り越えた!
2018年7月21日 | よみものなるべく火を使いたくない育児中の料理、私はこうやって乗り越えた!

こんにちは、佐原チハルです。
乳幼児の育児中って、火を使った料理はできるだけ避けたくなりませんか?
泣いたらあやしにいきたくなるし、子どもが動くようになったら、目を離したくありません。

でも、火を使っている間にコンロから離れるのはとても危険です。
だから小さい子の育児中って、火を使った料理をする負担がすごく大きいんですよね。
そこで我が家では、“火はできるだけ使わない調理”をしていました。
今回は、火を使う時間を減らすためにしていた工夫について、ご紹介します。
鍋料理は、圧力鍋かシャトルシェフを利用する
圧力鍋もシャトルシェフも、よく「ワーキングマザーに便利」と言われます。
たしかに我が家でも、どちらも今もよく使っています。しかしこれらが大活躍したのは、仕事が本格的になるよりも前の乳児育児中でした。
シャトルシェフも圧力鍋も“時短”のように言われますが、実は調理時間はそれほど短くなりません。
シャトルシェフは、加熱後に保温容器で余熱調理する必要があります。圧力鍋は、加熱して圧力をかけた後、圧力が抜けるまで待つ必要があります。
どちらの鍋を使っても、総合の調理時間はそれほど変わらないのです。
しかし加熱時間は、大幅に短縮できます。
省エネ・ガス代の節約にもなる上、料理は長時間煮込んだような絶品の仕上がりになってもくれます。
シャトルシェフと圧力鍋のどちらがいいかは、お好みによりけりと思います。いろいろな製品、またサイズを比べて選んでみてください。
オーブン調理は乳幼児育児中の強い味方! 唐揚げだって放置可能
みなさまのおうちに、オーブンはありますでしょうか。
「オーブンレンジ持ってるけど、レンジばかりでオーブンは使ったことがない」という方も少なくないのでは。
オーブンて、なんとなく“本格的すぎる”感じがして、身近じゃないイメージがありますよね。
でもオーブン、めちゃくちゃ便利ですよ。
たとえば“アクアパッツァ”。なんとなく難しそうなイメージがありますよね。
でもこれ、耐熱皿に魚の切り身とお好みの野菜をテキトウに乗せ、塩コショウ少々とオリーブオイルを垂らしたら、あとはオーブンに突っ込むだけでできちゃいます。
オーブンて、ほったらかし料理にとても向いているんです。
乳幼児育児中は揚げ物を作るのも敬遠しがちですが、オーブンを使えば、唐揚げだってほったらかしで作れちゃいます。
下味をつけ粉をまぶした鶏肉を、オーブンシートを広げた天板の上に広げ、油をたらします。それを焼くだけ。
加熱中はもちろん、好きなことをしていられますよ。
おうちにオーブンがある方は、ぜひ利用してみてください。
ご飯を炊くだけじゃない! 炊飯器は調理の強い味方
炊飯器って、意外といろいろな料理が作れるってご存知でしたか?
ご飯を炊く以外にも、様々な料理に使えるんです。私がよく作っていたのは、ジャンバラヤです。
手羽先と大根の煮込み料理や、煮込みハンバーグ、ミートローフも作りました。お釜に材料と調味料を入れたら、あとはいつも通り、スイッチをピッと押すだけです。
こちらももちろん、つききりになっている必要はありません。
冷凍ご飯のストックがあるときに、ぜひおすすめしたい調理法です。また炊飯器は、離乳食を作るのにも重宝しました。
野菜と昆布と水を適量入れて炊飯すれば、野菜スープの完成です。野菜は芯まで柔らかく甘く茹でられるので、フードプロセッサーにかけたりみじん切りにしたりして、大量の冷凍ストックも一緒に作ることができます。
炊飯器調理、ぜひ挑戦してみてくださいね。ご飯を炊くだけじゃもったいないですよ!
火を使う時間を少なくすることで、ストレスを随分減らせたことを覚えています。料理を楽しむ余裕さえできるようになったほどです。
また乳幼児育児中に磨いてきた“ほったらかし調理”のスキルは、今でもしっかり役に立ってくれています。
楽したいときはもちろん、少ない時間でたくさんの料理を作りたい、パーティーなどのときにも重宝しています。楽することは、楽しみを増やすことにもつながっているのですね。
なるべく火を使わない調理、みなさんもぜひ挑戦してみてください!
●ライター/佐原チハル