時短家事の究極形? 私がいくつかの家事をやめた日

こんにちは、佐原チハルです。

日々の生活の中で、家事の負担は小さなものではありません。ワーママであれ専業ママであれ、育児中は常に時間との戦い。いかに効率よく家事を行うかは、大きな課題です。

そもそも「時短」や「やりくり」が苦手な私。この春から、思い切っていくつかの家事を“やめる”ことにしました。

今回は、私がやめた家事についてご紹介してみたいと思います。

「家事をやめよう」と決めた理由

いわゆるワーママの私。そのため我が家の子どもは、1歳クラスから保育園に通っていました。しかしこの春、諸事情があり、我が子は年中クラスから幼稚園に転入することとなりました。

もちろん延長クラスのある幼稚園に転入した我が家ですが、幼稚園には春休みがあります。うちの幼稚園の場合は、4月1日から1週間ほど。その間私と子どもは、2人で過ごす貴重な時間を得ることができました。

保育園に預ける前、産後の1ヶ月検診後から仕事に復帰していた私です。仕事をせず、子どもと2人きりで1週間も過ごせる機会を持つのは、産後1ヶ月以来でした。とても貴重な機会です。

楽しみにしていた1週間。しかし実際に始まってみると、楽しいばかりではなく、苛立ってしまう時間も少なくありませんでした。家事が、驚くほど捗らないのです。

子どもは「休みの日である」「お母さんと遊べるはず」「早く遊びたい!」というモードになっていました。当然ですよね。そのため、家事中の私の周りに寄ってきてくれます。

ありがたいことだし、嬉しいことなのですが、家事は全然できません。いつもの休日よりもできませんでした。

家事ができない、ということに感じてしまう苛立ち。イライラしても仕方ないとも思うのですが、それ以上に、単純に「もったいない」と感じました。

せっかくの貴重な春休みです。せっかく、子どもとたっぷり遊べるはずの時間なのです。それなのに「なぜ私は家事のことばかり考えて、家事のせいでイライラしてしまっているのだろう」と思いました。

我が家は、家事はすでにある程度以上の時短をはかっていました。そのため、「今すぐこれ以上の工夫をするのは難しい」と判断できました。

そこで、家事を断捨離することに決めたのです。一つの家事にかける時間を減らせないなら、実施する家事自体を減らすしかありません。

「やめる家事」の決め方

やめる家事を決めるときのポイントにしたのは、「重要度」と「やりたいか、やりたくないか」でした。

削る家事を考えるときには、やはりまず“重要度”をポイントにすべきなのだと思います。たとえば、「子どもが小児喘息なので、掃除の質は落とせない=掃除の重要度は高い=やめる家事にしない」など。

でも「重要度の低い家事はできるだけやらないでいる」って、もうある程度実施しているご家庭も多いのではと思います。「そこからさらに、どう減らすか」が難しいんですよね。

そこで「やりたいか・やりたくないか」です。

家仕事って、達成感、意欲、楽しめるかどうかなどで、大きく満足度が変わってきます。だから「私自身がゴキゲンにできるかどうか」が、すごく重要だと思うのです。

夫と労いあうことはあれど、誰が褒めてくれるわけでもない当たり前のもの。それが家事です。

やりたくないものはやらないでいられたら、貴重な子どもとの時間にイライラ……という事態も、避けやすくなるように思いました。もちろん、物理的な負担も減らせますしね。

私自身のためにも、子どものためにも、「やりたくない家事はならない」のはメリットがあるのだと思います。

私がやめた家事と、その結果

私がまず真っ先にやらないと決めたのは、「毎日買い物に行くこと」と「毎日献立を考えること」でした。

余裕があるときなら、買い物も献立を決めることも、とても楽しいです。

しかしそうでない場合、これらは大変な苦行になります。まだお腹のすいていないとき、むしろ昼ごはんを食べながら「今日の夜ご飯どうしょう……」と考えるのは、なかなかにしんどい作業です。

子どもを連れての買い物はとにかく時間がかかるので、毎日となると負担も大きいですしね。

そこで我が家では、買い物も献立を考えるのも、週末にまとめてすますことにしました。夫と子どもが遊んでいる間であれば、集中して、楽しみながら献立を考えられます。

食材も1週間分まとめて買うなら、お得なファミリーパックなどを選べます。週の途中で足りないものができても、「今あるストックでどうにかしよう」とまず考えるようになるので、食材のロスも減らせます。

つまり、経済的。家事負担が減ってお財布にも優しいのだから、メリットだらけです。

次にやらないと決めたのは、お風呂や流しなど、水周りの掃除です。

どうしても、私が好きになれない家事です。しかしこちらは、ある程度以上の頻度でやらなければ衛生的にもよくないし、1回の掃除にかかる負担が大きく増えてしまいます。

そこでこの家事は、私ではなく、夫に行ってもらうことにしました。水周りの掃除は、夫は私ほど嫌ではなかったのです。

ただし、代わりに夫が「実はやりたくない」と感じていた家事を、私が引き受けることにしました。休日の料理作りです。休日は集中して料理に取り組めるので、これは私にとっては趣味も同然でした。

「私が大嫌いな家事は、夫も大嫌い」とは限らないし、その逆もまた然り、なのですね。夫との家事分担を見直すことで、家事の総量は変わらずとも負担感を減らし、好きなことをしている時間を増やすことができました。


以上、いかがでしたでしょうか。

やりたくないことを、できる限りやらないですむ生活。物理的負担もストレスも減って、子どもとの時間を、より大切に過ごすことができます。

「やりたくない家事をやらないこと」は、家事をやりすぎていると言われている私たち日本のママにこそ、大切なのかもしれません。

●ライター/佐原チハル
●モデル/大上留依