逆に太りたい!産後痩せてしまったママがすべき対処法

2018.05.10

産後女性が抱える悩みとして、「産後やせ」というものがあることをご存知でしょうか?

「出産で一時的に増えた体重は緩やかに元に戻るのが望ましい」と、母子手帳に記載されていますよね。赤ちゃんの1カ月検診で行われる、ママの産後のメディカルチェックでもそのように言われます。

産後のダイエットに関する情報は豊富な一方で“逆の悩み”はあまり理解されにくく、対策法があまり知られていないという現実もあります。

「赤ちゃんを産んだのに、やせていてうらやましい!」と言われても、本人は真剣に「太りたい」と思っています。このような悩みに、3児のママライターがお答えできればと思います。

産後2カ月位の状況

実は、筆者は産後2カ月目以降から急激に体重が減っていってしまう深刻な産後痩せの悩みがありました。

1日に10回以上の頻回授乳と夜間のお世話で常にフラフラ
自分の体調に構っている余裕はない
→具合が相当悪くなるまで、体重が減っていることにさえ気が付かない

具体的な不調としては、
体重減少による体力低下で、やる気ゼロ
母乳があまり出ない(気がする)
貧血のようなふらつき、めまい

こうした症状が出る頃には、妊娠前の体重から3キロも落ちてしまっていました。このままではいけない!と一念発起し、健康的に太るという目標を立てて行動を起こすことにしました。

産後やせしてしまう原因とは?
自分の食事をいつもおろそかにしている(それより眠りたい)
授乳中はカロリーを普段より多く摂取する必要があることを知らなかった
一度にたくさん食べることができない

これらの原因をひとつひとつ解消していくことで、体重を戻すことができると考えました。

「健康的に太る」ために行った対策

・食事の回数を1日4回にする
昼と夜の食事の合間に、意識的にもう1回食事をする。内容は、パンとバナナとヨーグルトなど手軽なもの。または白米を多めに炊いて、冷凍にストックをいくつも作っておく。
→おにぎりやお茶漬け、納豆ご飯にして補食とした。

・暖かい飲み物で水分補給
これは医師からのアドバイスを参考にしました。

産後やせ中の夏場、なぜか毎日おなかを下したようになり体重がどんどん減っていき、とうとう医師に診ていただくことにしたのですが、『冷たい飲み物で水分を補給することが、胃腸の機能低下を招く』と言われました。

なるべく夏でも温かい物を飲むと良いと言われ、実践することに。
→私は白湯・ほうじ茶・ハーブティーなどを飲んでいました。胃腸が元気になれば食欲も湧き、1回の食事で食べられる量も増えるとアドバイスされました。

・お惣菜や食材の配達も利用し、食事の準備を簡単に
赤ちゃんが寝ている間にたまった家事をこなし、食事の支度まで完璧に行うのは難しいと思います。いざ食事ができるとタイミング悪く子どもは起き、お世話に追われるという負のスパイラルも。

そうこうしていると、自分の食事なんてどうでもよくなりませんか?

産後やせでお悩みの方は、部分的に手抜きをして、自分の食事をなるべくすぐに食べられる工夫が大切だと思います。

対策の効果とその後の状況

1日4回の食事は体重の増加にとても役に立ち、またしっかりと食べることによって、気力と体力が回復したようです。実際に数値として現れたのは、産後10カ月のときでした。

ようやく妊娠前の体重に戻ることができ、赤ちゃんと公園へ出かける活動的な日々を送るようになりました。

「体重の減少が止まって、自分のベスト体重に戻る」という状態が目標であったため、ここで1日4回の食事の対策はやめることにしました。

この時期から、母と子一緒に通うことができるリトミックや体操教室に積極的に参加することで、適度に運動していく方向性へとシフトしていくと良いと思います。

食事の回数は元に戻す
運動でカロリーを消費(軽い有酸素運動など)
食事をおろそかにせずにしっかり摂取する意識
→ただ太るのではなく、健康的に体重を増加させることにつながります。

継続の重要性

産後5年が経過し、筆者の体重は妊娠前プラス1キロというラインで落ち着いています。ただし夏場になると食欲低下によりまたやせてしまうことがあります。

適度な運動とバランスの良い食事、温かい飲み物での水分補給の継続をおすすめいたします。

母業はやはり「身体が資本」です。お産や育児でやせてしまいがち、という方は特に自分の身体を意識的・継続的にケアしていく必要がありそうですね。

●出典
・『産後ママの心と体がらく~になる本』赤すぐ編集部・著/大原由軌子・イラスト
妊産婦のための食生活指針―「健やか親子21」推進検討会報告書― 厚生労働省(平成18年)母乳育児も、バランスのよい食生活のなかで

●ライター/あしださき
●モデル/倉本麻貴



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