病院選びが最も困難!妊活における病院選びのポイントと対処法とは?

2018.05.07

こんにちは。ママライターのマエジマシホです。

赤ちゃんを授かるための活動をいつしか「妊活」と呼ぶようになりましたね。

それより以前に使われていた「不妊治療」という言葉にはどうしてもネガティブなイメージがあっただけに喜ばしい変化のひとつです。ただ、呼び方が「妊活」に変わったからといっていわゆる不妊治療における厳しい現実が変化したわけではありません。

筆者自身も息子を授かるまでに断続的に「妊活」を行いました。

今回は筆者の「妊活」経験を踏まえて、不妊治療における重要になる「病院選び」のポイントを述べていきます。

不妊治療における病院選びの難しさ

不妊治療をするとき、まずは病院を選ぶことになりますね。
口コミや評判を調べるところからスタートするでしょう。

ただ、不妊治療は毎月、あるいは毎週病院に通うことになるため、交通アクセスも病院選びには重要なポイントになります。いくら治療方針が自分の考えに合致しているからといって、新幹線はともかく飛行機での移動を強いられる病院を選ぶことは経済的にも時間的にも肉体的にも不可能でしょう。そこで必然的に病院は絞られることになってしまいます。

さらには、治療方針が自分の考えに合致している病院であっても、検査してみたら自分の身体に治療方針が合致していなかったという事態も充分にあり得ます。

また、医師ごとに治療方針が異なる病院で合った場合、医師との相性もひとつの「縁」になってしまうのです。良い「縁」とは限らないこともあります。いったん検査や診察を受けてからでないと病院や医師との「縁」を見極められないところが、不妊治療における病院選びのひとつの難しさだな、と実感しました。

病院選びの難しさをクリアするためには

では、病院選びの難しさをクリアするためにはどうしたらいいのでしょうか。

ひとつには、セカンドオピニオンを求めて病院を変えることです

そのためには、不妊治療について治療する本人と配偶者が知識を蓄えておく必要があります。なぜなら、知識がなければ、現在受けている不妊治療の治療方針が自分たちの希望に沿ったものなのか、検査結果からみる自分の身体に合致したものなのか、素人ながらでも判断できないからです。

筆者も1年ほど治療している間に合計4回ほど病院をかえました。結果が出なかったことと、素人の浅薄な知識ではありますが、治療に疑問を感じてセカンドオピニオンが欲しくなったためです。

不妊治療において最も大切で最も価値が高いのは、「時間」です。特に年齢の高いご夫婦、特に女性にとって「時間」はお金に代えがたいものです。セカンドオピニオンを迷っている時間はありません。そして病院を変えるときに現在治療を受けている医師に相談する必要はありません。すべて自己責任、自己判断で行いましょう。

現在治療を受けている医師に「セカンドオピニオンが欲しいので病院を変えます」といったところで、「ではどうぞ」とあっさり言われるか、説得されて納得できない治療を続けるかのどちらかになるからです。

個人的にはどちらも時間の無駄だとおもいますね。

素人でも知識を得ることでメリットがあった実話

中には素人が不妊治療の勉強をしたところで何になるのか、と考える人もいるかもしれません。

しかし筆者が不妊治療において素人が知識を得ることを強く勧めるのには実体験に基づいた理由があります。

それは筆者が中断していた不妊治療を新たな病院で再開させたときのことです。
その時筆者はすでに35歳で高齢出産といわれる年齢でした。

筆者の不妊の原因の一つに「高プロラクチン血症」がありました。これは何らかの原因によって妊娠・出産していないのに母乳が出たり、母乳を出すためのホルモンである「プロラクチン」が高くなったりする症状です。

プロラクチンには子宮を収縮させたり着床を妨げたりする働きがあるため、プロラクチンの値が高いと不妊の原因となってしまいます。妊娠するためのプロラクチンの値は15ng/ml以下が望ましい、ひと桁であればなお良し、という知識が筆者にはありました。果たして血液検査の結果、筆者の血中プロラクチンの値は「14.9」でした。

通常であれば、ボーダーぎりぎりセーフなので、プロラクチンの値を下げる薬は処方されなかったでしょう。しかし、筆者は「ボーダーぎりぎりなのは理解しています。しかしひと桁であるほうが妊娠しやすいと勉強しました。年齢も年齢ですし、薬を処方してください」と強く医師に迫りました

すると、医師は「よく勉強しているようだし、熱心だし、年齢もあるしね」ということでプロラクチンの値を下げる薬を処方してくれました。そして筆者は薬を処方されたその周期に無事妊娠することができたのです。

妊娠を告げてから初めて健診に行ったとき、医師からは「(プロラクチンを下げる薬である)カバサール妊娠だね!」と笑われたのもいい思い出です。


不妊治療は他人任せでは成功しません。

女性も男性も自分の身体を妊娠に向けて適している状態に整える努力をしなければいけなくなることもあります。医師任せでもいけません。

たった一つのサンプルではありますが、素人が知識を得たことで医療の専門家も耳を傾けてくれることもあります。その結果、不妊治療を終えられることもあるのです。

不妊治療の険しい道は自分で、あるいはパートナーとふたりで切り開いていくしかありません。まだ結果が出ていない人でも、まだできることはあるかもしれません。

今の周期に結果が出なくても次のチャンスはすぐきます。

不妊治療についての知識を蓄え、知識を武器に道を切り開いていってくださいね。

【参考リンク】
プロラクチンとは?正常値はどれくらい?妊娠への作用は? – こそだてハック

●ライター/マエジマシホ
●モデル/倉本麻貴



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