何歳がベスト? 子どもが箸を使うべきタイミングとその教え方

2018.05.05

こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。

「スプーンでもフォークでも食事はできますが、日本人である以上、お箸を使いこなせなければいけない!

そんなプレッシャーが、一人食べを始める子どものママ・パパに重くのしかかります。

実際のところ、箸の持ち方の正しさとは何なのか、さらにそれを何歳から教え始めればいいのでしょうか?

箸は道具ではなく、礼儀

お箸を、食べるための道具だと考えると、「どんな持ち方だって、食べられればそれでいい」と突っぱねたくなっても不思議はありません。

でも、箸は道具である前に「礼儀」。便利に食べるだけなら、箸こだわる必要はありませんが、箸を使うことで、誰の目にもキレイに食べられることに意味があるのです。

だから、箸の持ち方使い方を学ぶことは礼儀を学ぶことといえます。子どもに箸づかいを教える時には、親も一緒に基本に戻って正しく美しい作法を確認しましょう。

不器用だから箸がうまく使えない?

日本人は器用だから子どものうちから箸を上手に使える、そう考える人がいます。

でも実は逆かも。子どものうちから箸づかいを学んで手指の訓練をするからこそ、日本人は器用だという説もあります。

もちろん、生まれ持った器用不器用さは多少ありますが、一生かかっても箸を使えるようにならない人はまずいません。子どもも時間さえかければきちんと箸づかいを覚えます。

箸づかいを教えるのは何歳がベストなの?

では、いつから箸づかいを教えるといいのでしょうか?

答えは、「一人食べを始めて、道具を使うようになってから」

一人食べの初期は手づかみです。

この時期に箸を持たせても、その使い道は理解できません。ところがしばらくすると、道具への関心が芽生えます。これは、普段の遊びの中の変化で気づくことができます。

おもちゃの太鼓をバチで叩こうとする、スコップを使って土や水をすくおうとする、そんな動作をするようになったら、箸づかいを学ぶ準備ができた証拠です。

平均的には1歳半から2歳頃と言われますが、その時期には個人差があります。子どもが自然と「道具」に、そして「箸」に関心を持つ時期を待ちましょう。

どうやって教えればいい?

一緒に食べる人が正しい食べ方を見せる。
これが一番の教育です。

小さな子供は「マネっこ」が大好き。キレイな箸、かわいい箸、かっこいい箸を、同じ食卓を囲む身近な人がキレイにかっこよく使う姿を見て、「やってみたい」と思わせるのがコツです。

子ども用の箸選びは、関心を示す年齢によっても変わってきますが、太く短かめで、子どもの好みに合うものを選びましょう。箸づかい訓練用の変わり箸は必ずしも必要ではありません。

最初は雑ではあっても、箸を使うことに意味があります。厳しくしつけるのではなく、手本を見せて見守りながら、時々アドバイスするくらいの感覚がいいでしょう。


以上いかがだったでしょうか?

子どもが歩き始める時期、言葉を話し始める時期など、すべて個人差が大きくあります。箸づかいも同じです。

2歳できちんと使える子もいれば、4歳でもまだ使いこなせない子もいます。

だからといって、親の焦りは禁物です。

キレイな箸づかいで食事をすることが当たり前の食卓という環境づくりを心掛け、気長に子どものやる気を応援し、見守ってあげましょう。

【参考書籍】
・箸づかいに自信がつく本 小倉朋子監修 リヨン社

●ライター/さとうあきこ
●モデル/貴子



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