赤ちゃんの首の後ろが赤いあざ?これは消えるの?我が子のウンナ母斑に葛藤したママの体験談

2018.04.09

こんにちは、猫ライターの乙美亜十です。

私には2ヶ月違いの子供がいる仲良しのママ友がいます。
そのママ友とは妊婦時代に知り合い、様々な不安な悩みを共有してきました。

そんなママ友からある日深刻な顔で相談をされました。

「赤ちゃんの首の赤いあざみたいなの、なんだと思う?」

見てみると、ちょうど後頭部の中心あたりに赤い痣がありました。
最初はかぶれやあせもかと思ったのですが、よくよく見ると何か違う気がする。

それが私が「ウンナ母班」またの名を「コウノトリのくちばしのあと」を知るきっかけとなりました。

今回は当時のママ友もたくさん悩んだ赤ちゃんの首の赤いアザ「ウンナ母班」についてご紹介しましょう。

赤ちゃんの首の後ろが赤くなるウンナ母班とは?

ウンナ母班とは、赤ちゃんに現れるアザの一種で新生児の1割~2割程度の赤ちゃんに見られる症状です。

主にうなじや後頭部の中心あたりに見られ、かゆみや痛みがないのが特徴です。

また、見た目も赤いためかぶれやあせもと勘違いしやすく、気づくのが遅くなる場合もあります。
実際に私のママ友も、このウンナ母班に気付いたのは生後2週間程経ってからだそうです。

そんな赤ちゃんの首にできるウンナ母班の原因は、毛細血管の過剰な拡張などにより血管が皮膚の表面に浮き出るのが原因と考えられていますが、その詳細はまだ解明されていません。

ただ、ウンナ母班は遺伝性ではなく偶発性の症例であることはわかっていますので、妊娠中にママが何かをした影響だとか、親族間の遺伝が原因ということはないので安心して下さいね。決してママのせいではないので、自分を不必要に責めないようにしてください。

ウンナ母班は自然と消える?治療法は?

ウンナ母班はママのせいじゃない、2割の新生児に見られる珍しい症例ではないと安心した、私のママ友ですが今度は新たな不安が出てきました。

それは、「ウンナ母班は自然と消えるのか?治療が必要なのか?」ということです。

首の後ろとはいっても、髪を短くしたり、結んだりしたら見える位置に赤いあざはありましたし、この赤いあざがもし消えなかったら、いじめられるきっかけになるのでは?と、不安になる気持ちは同じ母親としてよくわかりました。

そこで、ウンナ母班について詳しく聞くために病院へ相談しに行くことにしました。首の赤いアザを見せると、やはりウンナ母班であると言われ、ウンナ母班は消えるのかという質問に対しては次のような回答が返ってきました。

・約80%は3歳までには自然に消える
・3歳までに消えなかった場合は治療を検討する必要がある
・癌などの病気の心配はないが、首の後ろで目立つ場合は皮膚科治療となる
・跡が残ってもうなじのギリギリにあるので髪が生えれば目立たなくなる可能性もある

このような回答に私のママ友は複雑な表情を浮かべていました。

約80%は自然に消えるという言葉を聞いて安心はしていましたが、もし消えなかった場合大人になっても跡が残るかもしれないという不安が大きかったようです。

ただ、ウンナ母班が自然と消えなかった場合は比較的簡単に治療が可能だとも話してくれました。
治療内容は患部にレーザーを照射して赤いアザを消す方法で、回数も1~2回程で完了するとのことです。

赤ちゃんの首の後ろに赤いアザがあったら確かに目立ちますし、母親としては気になってしまうでしょうが、あまり自分を責めずに穏やかな気持ちでいた方が赤ちゃんのためにもいいということでした。

ウンナ母班がコウノトリのくちばしのあとと言われる理由

複雑な表情でウンナ母班の話を聞いていたママ友に、その医師はこのような話もしれくれました。

「ウンナ母班の赤い跡は、コウノトリが赤ちゃんを落とさないように一生懸命運んできた証だと言われているんですよ。もしかしたら、この子は貴女の元に来るまでに様々な危機を乗り越えてきたのかもね。何度もコウノトリから落ちそうになったけど、ママに会いたいから一生懸命コウノトリさんのくちばしにしがみついてきたのかもね

その言葉に、不妊治療の末にやっと我が子を授かることができたママ友は泣いていました。

ウンナ母班は別名「コウノトリのくちばしのあと」、欧米では「ストークマーク」といって幸運の証とされているそうです。

また別の国では「天使がつけたキスマーク」という解釈もあるそうです。

確かに、赤ちゃんの首の後ろに赤いアザがあるという事実に不安を覚える気持ちはよくわかります。ただ、ウンナ母班は幸運の証とも言われているのです。我が子の首にある赤いアザを「不幸の証」としてとらえるか、「幸運の証」としてとらえるか、その考え方ひとつで心が軽くなるはずです。


いかがでしたか?

私のママ友はその後、赤ちゃんの首の後ろの赤いアザを「幸運の証」と捉え、今まで以上に自分の元に来てくれた我が子に感謝をするようになったと言っていました。

そして現在、1歳半となったその子の首のウンナ母班は消えかかっています。

自然に消えてくれてホッとしたと言っている反面「でも、消えなくても私の子供に変わりはないしできることをしてあげただけ」と言っていました。ウンナ母班があるという事実を知った時に、自分を責めて泣いていたママ友の姿はありませんでした。

現在、赤ちゃんの首の後ろに赤いアザがあって不安だと思っているママ達も、まずは「幸運の証」としてウンナ母班を捉えてみてはいかがでしょう?

コウノトリのくちばしのあとが自然に消えるのをゆったり待つのもいいですし、治療を検討するのもいいです。
ただママが必要以上に不安になる必要はないですよ。

●ライター/乙美亜十
●モデル/坂井由有紀



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