大事なことは保湿と〇〇!赤ちゃんのデリケートな肌のケア方法

こんにちは、元記者ママライターの高村由佳です。

赤ちゃんの肌はデリケートで、どのようにケアすればいいか悩んでしまいますよね。特に乾燥対策はきちんととってあげたいとことです。

そこで、今回は、赤ちゃんの肌の保湿について考えてみたいと思います。

(1)赤ちゃんの肌は一年中乾燥しやすい

山梨大学医学部小児科の杉山剛医師が監修された『これが最新 赤ちゃんのスキンケアがよくわかる本(2016年主婦の友社刊)』では、赤ちゃんの肌について以下のように記されています。

一年中乾燥しやすい
皮膚が薄い赤ちゃんは、水分をキープする角層が大人より薄く、乾燥しやすいという特徴があります。四季を通して赤ちゃんの肌の水分量は少なく、湿度の高い夏でも大人の半分以下しかありません。(p.11より)

赤ちゃんの肌は大人に比べて乾燥しやすいということなのです。

実際に、筆者の長男も生後1~2か月だった春に、顔の皮膚が乾燥でガサガサになってしまった経験があります。冬だけでなく一年中乾燥しやすい状態だと聞いて納得です。

(2)乾燥した肌が体にもたらす影響とは

肌が乾燥すると、体にはどのような影響があるのでしょうか。前述の書籍によると、以下のようなことが考えられるようです。

その肌の一番外側にあるバリアの部分を上部に整えるのが、毎日の洗浄+保湿のケアです。(略)肌を清潔に保ち、肌にうるおいを与え続けることで、この刺激を防ぐバリア機能がととのうのです。(p.18)

スキンケアをしていない肌はカサカサの乾燥した状態になりやすく、この「カサカサ」とは、細胞と細胞の間にすき間が多い肌ということ。そのすき間からは、花粉や食べ物、ダニなどが侵入しやすくなり、これらの物質をアレルゲンとして認識してしまうことがあります。(p.19)

肌が乾燥してしまうと、肌トラブルを起こしうること、そしてアレルギーになりやすくなる可能性があることがわかりました。

たしかに筆者の長男も、肌が乾燥したあとで顔中に湿疹が出たことがあります。病院で「乳児湿疹」と診断されて、完璧に治るまでに数か月を要し、かなり悩まされました。

もしかすると、乾燥によって肌のバリア機能が落ちてしまったことが、原因のひとつだったのかもしれません。

(3)重要なのは清潔と保湿の両方

では、保湿だけしていればいいのでしょうか?

筆者は長男の皮膚科にかかった際、医師から「保湿する前に、かならず皮膚を清潔にしてください」と言われました。

汗やよだれなどで汚れた肌を、まずはきれいにする必要があるということなのです。

そのとき、乳児湿疹に悩まされていたため、石けんを使うのはまずいだろうと尋ねたら、「皮膚がただれていたり、血が出ていたりする場合を除いて、湿疹だけであれば石けんを使ってもいいですよ」とのことでした。

不潔な状態にせず、しっかりと肌をきれいにしてから、保湿をすることが重要なのだそうです。

公益財団法人母子衛生研究会のホームページでも、生後2か月くらいまでは、皮脂分泌がとても盛んにおこなわれていることもあり、赤ちゃんの顔は洗浄剤(低刺激性洗浄料)で洗うことが勧められています。

もちろん、一人ひとりの肌の状態によるので、必ず医師に相談してから判断してくださいね。

(4)保湿剤の選び方

赤ちゃんの保湿剤は、何の種類を選べばいいのか、またどの商品を選べばいいのか、選択肢が多すぎで悩んでしまいますよね。

筆者は、長男が乳児湿疹に悩まされたとき、なかなか効く薬に出会えず、良くなったり悪くなったりを繰り返しました。

あるとき、ママ友から「保湿剤を変えてみたら?」と言われ、オススメの保湿剤を教えてもらったのです。これまで使っていたさらさらのローションをやめて、かなり固めの保湿効果の高いクリームを使用し始めました。

すると、2~3日ですっかり乳児湿疹は消えてツルツルの肌になったのです。

処方された薬が効いた、乳児湿疹が治る時期だったという可能性も捨てきれないですが、おそらく子どもの肌にはそのクリームが合っていたのだと思いました。

このように、一人ひとりの肌に合う保湿剤は異なります。肌に合うものを見つけるまでは大変ですが、諦めずにいろいろなものを試してみてもらいたいと思います。


子どもの肌トラブルは、見ていて本当にかわいそうになってしまいますよね。

筆者も長男の湿疹だらけの赤くなった肌を見ては情けない気持ちになったことがありました。

日々の保湿は、清潔にすることと併せて肌のバリア機能を高めて、肌トラブルを防ぐために重要なケアです。トラブルになる前に、子どもに合った方法でしっかり保湿をしてあげたいですね。

【参考文献】
・『これが最新 赤ちゃんのスキンケアがよくわかる本』/杉山剛・監修

【参考リンク】
沐浴とスキンケア(公益財団法人 母子衛生研究会)