保育園は0歳から考えなきゃいけない?結構知らない幼稚園・保育園を考えるタイミング

こんにちは、佐原チハルです。

“待機児童”という言葉が一般的になっている最近では、お子さんを「いつから入園させるか」は、ママ・パパたちの大きな悩みのタネ。

共稼ぎ夫婦にとっての保育園はもちろん、専業主婦・主夫のいるご家庭や、幼稚園を選択する場合も同様です。大切なお子さんだからこそ、「いつ・どこに入園させてもどうでもいい」とはならないからです。

では、保育園や幼稚園の入園について、いつ頃から考え・準備しておくのがよいのでしょうか。

先輩ママたちの声を聞いてみました。

保育園を希望するなら、“0歳か3歳以降か”を覚悟しなければいけない現状

「育児と仕事の両立、なんて、実現できるような状況では全然ない。すごく厳しいけど、保育園を希望するなら『0歳で入れるか3歳以降まで待つか』って覚悟しとく必要があると思う」(4歳と0歳の子のママ)

こちらのママさんは、お子さんが2歳の時に復職されました。正社員・フルタイムのご夫婦でしたが、お子さんが待機児童になったためです。

「0歳で入園を希望していれば、もっと早期に復職できたかもしれません。でももう少しじっくり育児したかったし、子が0歳の頃は私の体調もよくなかったので見送ったんです。そうしたら、1歳の時に待機になっちゃって

2歳で小規模園に入園できたのも“運が良かった”のだろうと言います。こちらのママさんの自治体では、2歳クラスで待機児童になるケースも少なくないそう。

「うち、激戦区というほど激戦区でもないんですよ。それでも入れない。よく“都会じゃなければ普通に入れる”とも言われますが、地方の友人の家だって待機になってます。実際は待機児童なのに、待機児童としてカウントされないケースもある。本当に厳しい」

3歳になれば、さすがに入園できるケースもほとんどだそう。

しかし、それも確実ではなく、そもそも3歳まで育児休業を取得できる環境にある人は少ないです。

「もし妊活してるなら、妊活中から情報を集めて、認可の保育園以外で使えるリソースを増やしておくことも大事だと思う。でも妊娠してもないのに、そんなことしなきゃいけないのも辛いですよね」

保育園の利用に関し、“枠”の余裕さえあれば、出産後の自分の体調などをみて、職場と相談しながら入園準備を進められます。保育園も含め、それ以外でも現実的で安心感の持てる支援が幅広くあれば、様々な形で復職することも可能になりますね。

個人の選択や覚悟だけでなく、“社会”の側も変化していくことが必要な現状です。

自分たちの中で覚悟を決めるだけでなく、現状を変えるためにアクションを起こして行くことも必要そうです。

幼稚園をしっかり探したいなら、遅くとも2歳には探し始めたほうがいい

筆者が子どもの頃、幼稚園といえば2年保育ばかりでした。

しかし現在では、「3年保育の園がほとんど」という地域も少なくありません。

「うちから通える範囲だと、3年保育の幼稚園しかありません。2年保育だと、募集がほとんどないんです。ちゃんと選択肢を持って選びたいなら、3歳クラスからの3年保育を前提に選ぶ必要があります」(30代・5歳と3歳の子のママ)

つまり、基本的には子どもが3歳になる前に選んでおかなければならない、ということです。

しかもこちらのママさんによると、場合によっては「2歳で探すのでも遅いかも」とのこと。

「最近は、2歳クラスのある幼稚園もできてきています。預ける時間は短いとか、週5日じゃない場合も多いですが。人気の園だと、“プレ”と呼ばれる2歳からのクラスに入っていないと3歳からの入園が厳しいとか、そういうところもあるみたい。見学とか情報集めとかは、早くから始めたほうがいいです」

幼稚園は、“教育”に力を入れている園、体育に特化している園、のびのびと自然に触れ合うことを重視している園、共稼ぎ家庭へのサポートが手厚い園……など、本当に様々。保育料や、保育料以外に必要な費用の幅も広いです

生まれ月にもよりますが、幼稚園を探す際は“遅くても2歳になったら”を目安にしておくのがよさそうです。

“保育園に通わせながら幼稚園を考える”方法も

保育園を探すにしても幼稚園を探すにしても、「できるだけ早くから情報を集めなければ!」というケースが多いです。

しかし、働き方や環境が許せば、「保育園に通わせながら幼稚園を考える」というような形も選択できます。

「うちの子は2人とも0歳から保育園を利用しているんですが、上の子は来年度から、年中からの2年保育で幼稚園を利用することにしました」(30代・4歳と2歳の子のママ)

ご自宅の近所に幼稚園があるそうなのですが、とても雰囲気がよく、いつも「素敵だなぁ」と見ていたそう。その幼稚園は早朝・夕方の預かり保育もあったそうなのですが、長期休みの保育時間が少ないため、入園を諦めていたそうなのです。

「でも来年度から、長期休みの保育時間が1時間長くなるって聞いて。『それならうちでもどうにかできる!』って思って、子どもと一緒に見学に行ってみたんです」

ご近所でもこの幼稚園に通っているお子さんは多く、上のお子さんとすでに仲良しの子もいるそう。そういった環境もあり、上のお子さん自身も転園に前向きになっていたことから、春からの幼稚園通いを決意したそうです。

「仕事の時間はやっぱり減らさないといけないし、行事とかで負担も増えそうではあるのですが、そこはふんばりどころかなって。大きくなれば、幼稚園だったか保育園だったかなんて、たぶんどうでもよくなると思うんです。でも、今この年齢の子どもと過ごせる時間は貴重だから、できるだけ後悔しない時間の過ごし方をしたいっていう気持ちもあります」

お子さんとの行事を楽しめる機会が増えることは、負担でもある一方、ママさんにとっては「嬉しいこと」でもあるそう。

「きょうだいで別園が大変とか、長期休みのお弁当が大変とかは聞きますが、でもそんなの、子どもが小学生になって学童に入れば、みんなどうせやらなきゃいけない、やってることですしね。それがちょっと早くなっただけって思えば、そんなに気にならないです」

職場や保育施設の状況が少し変わるだけで、選択肢の幅は大きく変わってきます。働き方が多様になっている現代なのですから、子どもの保育の場も多様に選択できるといいですね。


以上、いかがでしたでしょうか。

“待機児童対策”の影響で、2歳からの保育を幼稚園が行えるようになる、というニュースもあります。

選択肢が増えるということは、情報の必要性もまた増えていくことでしょう。保育士の配置や面積の基準、もしもの時の対策など、気にすべきポイントはたくさんあります。

預ける我が子の安全性は、何かと引き換えにすることができないからです。

幼稚園か保育園か、またその他の第3の選択肢か。いずれにしても、情報収集も含めた準備の期間は、より早期から設けておくのがよさそうですね。

ライター紹介

佐原チハル(フリーライター)

佐原チハル(フリーライター)

無痛分娩にて子どもを出産しました。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評などさまざま。性や恋愛に関するユースワーカー業→プレママ・ママたちとのピア活動もしています。書店員・ライター業との3足のわらじ生活です。経験を活かした、データに基づくライティングを心がけています。趣味は紙モノ文具集め・(BL)読書・旅行・筋トレ。

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