実際どうなの?妊娠中に飛行機に乗る際の注意点

2018.02.16

妊娠中に飛行機に乗ることは初めて経験することもあって不安がつきものです。

妊婦にとっては移動時間が短くなる場合は飛行機を利用することで身体に負担がかからずに済みます。時間がかかる新幹線などより飛行機の方が手っ取り早くて便利ですよね。

では妊娠中に飛行機を利用する場合、妊娠何週目まで飛行機に乗っても良いのでしょうか。今回は妊娠中の飛行機利用の注意点、持ち物、過ごし方をご紹介していきます。

妊娠中の飛行機の搭乗は意外な落とし穴があるので、前もってできる限り情報を収集しておくと良いでしょう。

目次
 そもそも妊娠中に飛行機に乗っても良いの?
 妊娠中に飛行機に乗る注意点
 妊娠中の飛行機利用:妊娠初期
 妊娠中の飛行機利用:妊娠中期
 妊娠中の飛行機利用:妊娠後期
 妊娠中の飛行機搭乗で持っていくべきもの
 妊娠中の飛行機搭乗で持っていくと便利なもの
 妊娠中の飛行機内での過ごし方
 妊娠中に国際線に乗ることの思わぬ落とし穴
 妊娠中に飛行機に乗る前に!チェックリスト

妊娠中に飛行機に乗っても良いの?

結論、妊娠中に飛行機に搭乗することは可能です。

里帰り出産などをする妊婦さんたちの中には、LCC(格安航空)の登場により価格面でも妊娠中は飛行機移動の方がメリットが大きいと思っている方は少なくないはずです。

国内でも北海道や沖縄などはさすがに飛行機で行くのが楽チン。飛行機の利用が必須となっている方もいますよね。

妊娠中に飛行機を利用することが可能とはいえ妊娠していない時と同じように飛行機に搭乗して良いわけではありません

妊娠時期やコンディションによって違いますので、十分な情報を得てから空港に向かうようにしましょう。

妊娠中に飛行機に乗る注意点

妊娠中に飛行機に乗る場合、自己判断だけではなく、医師への診断・同伴が必要な場合があります。

以下では妊娠の時期別に飛行機に乗る際の注意点と予防をお伝えします。

妊娠中の飛行機利用:妊娠初期

妊娠中でも妊娠初期は特につわりや流産を起こしやすい時期で飛行機の利用には注意が必要です。
つわりによる吐き気や倦怠感、腹痛などがある場合は事前に医師に相談することをオススメします。

なお航空会社の規定上では妊娠初期に医師の診断書を得て搭乗する必要性はなしとなっています。

ただ飛行機の搭乗中は気圧の変化によって、地上以上に体調の変化や気分の悪化を起こしやすくなっている環境なので注意が必要です。
空中では酸素濃度が低下するため頭痛や貧血を起こしやすくなるため、ただでさえつわりがひどい妊婦さんには飛行機移動は酷かもしれませんね。

どうしても飛行機に乗らなくてはいけないという場合は、トイレが空いていない状況や余裕を持って横になるスペースがないことを念頭に置き、決して無理のない判断をすることが大切です。

妊娠中の飛行機利用:妊娠中期

安定期とも言われる妊娠中期は比較的搭乗をすることに対してそこまで不安を覚える必要はありません。

つわりも落ち着いているので、飛行機での里帰り出産を予定している妊婦の方はこの時期が狙い目です。

ただお腹も大きくなってきており、機内でずっと同じ体勢を取るのが苦しいと感じる場合があるため事前に航空会社に相談しておくのが良いでしょう。

なお航空会社への連絡は電話で行う方がよく、妊娠中期では診断書の提出の必要はありませんが、体調が優れないなどの場合には搭乗の中止と医師の診断を仰ぐことをオススメします。

関連記事:
やっぱり日本で産みたい! 海外在住ママが「里帰り出産」する注意点3つ

妊娠中の飛行機利用:妊娠後期

できる限り妊娠後期での飛行機の搭乗は差し控えたほうが良いでしょう。

特に長時間のフライトは妊娠中の身体にとっては大きな負担になります。決して広くないスペースで妊婦が大きいお腹をベルトで締めることは注意が必要です。

むくみや妊娠高血圧症候群を引き起こす要因にもなります。

なおANAによると、出産予定日の28日前からは航空会社への医師の診断書の提出が必要となります。また7日前〜は診断書だけではなく医師の同伴が必要になってきます。

相当なことがない限り妊娠後期での飛行機搭乗は避けた方が良さそうですね。

関連記事:
ちょっと待って!妊娠中に飛行機に乗るときに持っていくべきもの


次では妊娠中の飛行機利用でもっていくべきものをご紹介します。

妊娠中の飛行機搭乗で持っていくべきもの

妊婦が飛行機に乗る際に妊婦が持っていかなければいけないものは次の4つです。

    • 母子手帳
    • 保険証
    • 緊急連絡先(夫や迎えに出る家族)

また妊娠初期であってもマタニティーマークを携帯しておくことで、何かあった際にすぐ妊婦だと気づいてもらえます。

こちらから言い出しにくいことでも妊娠中であることを示すマークを見てスタッフから話しかけてもらえると気が楽ですね。

関連記事:
「マタニティマーク」つける? つけない? 利点と危険性

妊娠中の飛行機搭乗で持っていくと便利なもの

飛行機の中は密閉された空間で、お世辞にも快適とは言い難いです。
そんな環境を少しは和らげてくれる便利グッズを持っていくのがおすすめ。

スリッパ

機内ではエコノミー症候群と言われる、同じ体勢をしばらくキープすることで血流を滞らせてしまい、血栓ができて胸の痛みや呼吸がしにくくなる症状が発生しやすくなります。特に妊婦は発生しやすいと言われているため注意が必要です。

どこで役立つのがスリッパ。ずっと靴を履いているのではなく、足元をリラックスさせることでエコノミー症候群だけではなく、ちょっとしたお手洗いへの移動なども気兼ねなく行うことができます。

耳栓

飛行機の中では誰が隣に来るかわからないのはもちろん、子供の声やいびきなども耳障りと感じてしまうことは少なくありません。特にホルモンバランスが乱れがちな妊娠期間中はストレスの原因になるので注意が必要です。

アイマスク

ちょっと休む時間に使うにも敏感になっていては少しの光で眠気が遮られてしまいます。ストレスを溜めないためにも持って行って後悔はないでしょう。

マスク

感染症の予防など誰が乗っているかわからない飛行機の中だからこそ持って行った方が良いアイテムです。

酔い止め、頭痛薬

つわりが激しい時は酔い止めなどを持っていくと良いでしょう。普段頭痛を感じない方でも妊娠中は予防のため機内に持ち込むのがおすすめです。

歯ブラシ

つわりなどで嘔吐してしまった場合、口の中を流さないと気持ち悪いことは少なくありません。リフレッシュして少しは気持ちが上向きになるように持ち込んでも良いかもしれませんね。

妊娠中の飛行機内での過ごし方

妊娠中は景色をみてリラックス…と考えがちですが、そこは妊娠していない場合とわけが違います。

安定した空間ではないですし、妊婦の自覚を持っていつつわりや吐き気に襲われても良いように通路側の席を選びましょう。
こうすることで少し立って歩く余裕も生まれ、前述したエコノミー症候群や妊娠高血圧症候群を軽減することができます。

もちろん席を指定するためにも予約は早めに行っておくのが好ましいでしょう。

もちろん着席中は足やお腹を冷やさないよう機内でブランケットを借りてかけるようにしましょう。最初は感じなくても寝ているとつま先や手先が冷えて来る可能性もあります。

妊婦は血圧が上がらないようこまめに水分補給を行いましょう。妊婦なのでお水を多めにください、と言えばすぐに持って来てくれるでしょう。

ちなみに一部の国際線では歯ブラシ、アイマスク、耳栓、スリッパが無償で全乗客に配られることもありますので、是非航空会社のサイトをチェックして見てください。

もし吐き気などに襲われた時は、エチケット袋をスタッフに申し出てください。妊娠中は申し訳ない、恥ずかしいという気持ちよりも身を守ることを優先に行うことが大切です。

妊娠中に国際線に乗ることの思わぬ落とし穴

妊娠中の飛行機事情について述べて来ましたが、実は国境を超える飛行機に乗ることで必ず通らなければいけない妊婦にとっての関門があります。

それは『出入国審査』です。

よく海外にいくとpassport controlと書かれているのが出入国審査です。

もちろん妊婦だからといってミスミス逃してくれるわけではありませんし、到着時刻がかぶった時には行列もピークに達します。長い時で1時間待つことも少なくありません。

大きいお腹で1時間の立ちっぱなしは飛行機の外に潜む旅の中でもっとも辛い瞬間といえるかもしれません。

こうした状況も踏まえて慎重に旅行計画を建てたいものですね。

妊娠中に飛行機に乗る前に!チェックリスト

妊娠中は基本的に飛行機に乗ることは控えた方が良いです。

ただどうしても乗らなければいけない場合は、

  • ☑︎事前に航空会社に連絡をする
  • ☑︎できる限り早めに予約を取る
  • ☑︎座席は通路側に座る
  • ☑︎当日体調が優れない場合は無理をしない
  • ☑︎荷物はできる限り軽くして、
  • ☑︎バスなど徒歩での移動距離が短くなる経路を選択する

妊娠中の飛行機利用は甘く考えず、しっかりと子供と自分を守れるよう準備をしていきましょう。

移動に便利な飛行機もうまく活用すれば妊娠中のお役立てになるはずです!

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●文/パピマミ編集部

【参考サイト】
・ANA(妊娠中のお客様 [国際線])
https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/support/family/maternity.html

・JAL(ママおでかけサポート)
http://www.jal.co.jp/dom/support/smilesupport/mama.html

・バニラエア
https://www.vanilla-air.com/jp/guide/special-assistance#sp4

・Peach
http://www.flypeach.com/pc/jp/lm/ai/airports/special_support/pregnant



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