防災・防犯対策

地震・震災に備えて家庭で準備しておくべきもの12選

地震・震災に備えて家庭で準備しておくべきもの12選

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こんにちは。3.11の震災を東北で体験したメンタルケア心理士の桜井涼です。

震災はいつ起こるかわかりません。私も当時は幼児2人を抱えていました。

3日間ライフラインがまったく使えなかったので、知っている知識をフル活用して乗り切りました。

そのときに、「これがあったら良かったのに」と思ったことを書かせてもらいます。

災害救助は「72時間以内に救出しないと生存率が急激に落ちる」と言われています。そのあいだは、自分たちの力で無事に切り抜けることだけを考えましょう。

震災を経験した人の声

地震大国と呼ばれる日本において、どこに住んでいても逃れられないのが地震。

いつ来てもおかしくない大地震に備えた準備を日頃から行っておくことは非常に重要です。

実際に、震災を経験した人からはこんな声があがっています。

『大地震を経験して、数日分の食料や飲み物を用意しておく必要性を改めて実感しました。地震の直後に慌てて買いに行っても、備蓄できそうなものはほとんど売り切れていて困りました』

『テレビで他の地域で起こった大地震のニュースを見ていたときは、「うちも非常用袋を用意しとかなきゃ」などと思っていたものの、結局危機感が薄くて用意していなかったんです。自分の住んでいるところで大地震が起きたとき、ようやく地震への備えがどれだけ大事か、身をもって知りました』

地震は他人事、ではありません。いざ、地震が起きたときに後悔しないよう、思い立ったそのときに地震への備えを実行しましょう。

地震・震災に備えておくべきもの22選

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地震・震災に備えて用意しておくとよいものをご紹介します。

次にご紹介するものを持ち出しバッグへまとめておくと、いざというときに安心です。

(1)衣類

家族全員分の下着と着替え(ジャージなど)が1組あると便利です。季節に関係なく、長袖長ズボンにしましょう。ウインドブレーカーのような雨風に強い上着も必要です。

おむつや生理用品などは10枚あれば何とかなります。

(2)3日分の食料

用意しておく食べ物の目安は、3日分です。

・缶詰(パン・ツナなど)、カップ麺、すぐ食べられるお菓子(乾パン、板チョコ)などを中心に保存がきくもの
・水(ひとり1日3リットルを目安に人数分)

などを備えておきましょう。

自宅で被災してその場で救助を待つときは、家にある肉や野菜で具だくさんの味噌汁を大鍋で作っておきましょう。

そうすることで温かいものを食べることができるので、72時間をより楽にしのぐことができます。

(3)カセットコンロ

電気やガスなどのライフラインが止まってしまったときに活躍するのがカセットコンロ。食事をする際に火が使えるのと使えないのとでは大きな差があります。

燃料のカセットガスも忘れずに用意してください。このカセットガスで動く暖房器具などもあるため、防寒対策として一緒に用意しておいてもいいでしょう。

この他、いつでもさっと使えるようにマッチやライター、ろうそくなどの準備があるとより安心です。

(4)レジ袋

被災中であっても、生活を続ければゴミが出てしまいます。ゴミをそのまま放置するとニオイが発生してしまいますし、周囲が荒れ果てていくのを見るのは精神的にも好ましくありません。

ワキを切れば三角巾としても使うことができるなど用途は豊富です。

(5)自転車

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災害時には交通機関はマヒし、車も渋滞に巻き込まれるでしょう。ガソリン不足に陥ることも十分に考えられます。

そんなとき、移動手段として活躍してくれるのが自転車。定期的に点検して、いざというときに乗れないということにならないようにしましょう。

(6)手回し式ラジオライト

電池やコンセントが不要で、手で回すだけで充電可能なタイプのラジオライトがおすすめ。

停電して真っ暗な中で過ごすというのは、体力的にも精神的にも想像以上のストレスがかかります。また、被災時は情報が生死をわけるということもあるかもしれません。

ラジオとライトの備えがあれば安心です。

(7)携帯の充電器

災害時に怖いのは、外部と連絡が取れなくなってしまうことです。携帯電話のバッテリー切れに困らないよう、充電器を予備に持っておきましょう。

また、モバイルバッテリーは乾電池式のものがおすすめ。停電でコンセントから電源を供給できない場合にも、乾電池であればほとんどの場所で入手できるため非常に便利です。

(8)貴重品

災害時には、街の人たちが避難していることを良いことに、空き巣の被害が増えることがあります。家を出るときは貴重品を持って移動するようにしましょう。

通帳や印鑑をはじめ、ある程度まとまった現金を用意しておくことで、銀行の窓口やATMが機能していないときにも対処できます。

(9)マスク、ゴーグル

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災害時に家屋の倒壊が起こると、アスベストやグラスウール、粉状に砕けたコンクリート、ほこりなどが大量に空気中に舞ってしまいます

さらに、付近の工場などから有害物質が漏れ出てくることも考えられます。

これらを直接吸ってしまい健康状態を損なうことがないよう、マスクやゴーグルがあると安心。

免疫力が落ちた状態で、避難所等で体調を崩すと重篤化することも珍しくないため、予防する意識が大切です。

(10)ヘルメット、防災ずきん

体のなかで最も守らなければならないのが頭部。震災時には上から何が落ちてくるかわかりません。

移動中は、できるだけヘルメットや防災ずきんをかぶって万が一の場合に備えましょう。

(11)衛生用品

慣れない避難所等での生活は、想像以上にストレスがかかります。特に衛生面での不満は大きく、お風呂に入れない、トイレが汚いなど不満を挙げればキリがありません。

そこでわずかでも身の回りをきれいに保てるものがあれば、心穏やかに過ごせるはずです。

ウェットティッシュやトイレットペーパーなどの紙用品はもちろん、歯ブラシなどの洗面用具は必須のアイテムと言えます。

この他、除菌ジェルや消臭スプレーなどがあってもいいでしょう。軍手があれば力作業を行う際に手を傷つけずに済みます。

(12)ポリタンク

震災時に断水して水の供給が不安定になると、給水車による水の配給が行われることがあります。

このとき便利なのが水をまとめて運べるポリタンク。かさばらないよう、折りたたみのものが便利です。

(13)救急用品

地震によって落ちたガラスの破片を踏んでしまったり、倒れてきたものにぶつかったり、ケガをすることもあるでしょう。

また、地震によるストレスや避難後の慣れない生活によって体調を崩すこともあるかもしれません。

そんなケガや病気に備えて、絆創膏や包帯、消毒液、常備薬など、救急用品も用意しておくと安心です。

(14)軍手

床に落ちて割れた食器を片付けたり、瓦礫をどけたり、素手では危険な場面で活躍するのが軍手。

手を傷つけないよう、厚手の軍手を用意しておきましょう。

(15)タオル

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タオルは3〜5枚ほど用意。大きめのバスタオルは防寒や止血などいろいろな用途に使えてかなり役に立ちます。

(16)使い捨てカイロ

特に冬場の避難所生活では寒さが身にしみます。そんなとき、寒さ対策として役に立つのが使い捨てカイロ。

周りの人に配ることもできるため、あると便利です。

(17)ウェットティッシュ

災害時に水は貴重です。水がなくてもウェットティッシュがあれば、手や口が汚れたときにサッと拭くことができます。

(18)携帯トイレ

大規模な災害が起きると水洗トイレが使用できなくなりますし、避難所の仮設トイレはたくさんの人が使うため、衛生面でも心配なことがあるでしょう。

そんなときのためにも携帯トイレを用意しておくといいです。

(19)乳児用品

乳児がいるご家庭では、赤ちゃんのミルクや紙おむつ、哺乳瓶なども用意しておきましょう。

(20)ラップ

ラップは災害時にお皿代わりになったり、お皿の上に敷いて洗い物をなくしたり、ひもの代用や寒さ対策に使えたりと、いろいろ重宝します。

窓ガラスが割れたときに応急処置としてラップを代わりに使うこともできます。

(21)10円玉

地震のとき、携帯電話よりもつながりやすいのが公衆電話。公衆電話用に10円玉を財布に複数枚入れておくと便利です。

(22)アルミ製のサバイバルブランケット

風を防ぎ、体温の低下防止に役立つアルミ製のサバイバルブランケット。軽いため持ち運びもラクにできます。

1次持ち出し品と2次持ち出し品の備え

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1次持ち出し品

避難所へ避難する際に、最初の段階で持って行くものが1次持ち出し品です。

避難1日目をしのぐために必要なものをまとめて、運びやすく両手が自由になるリュックへ入れておくといいでしょう。

避難時にすぐ取って行けるよう、玄関付近に保管しておくと便利です。リュックの中に入れるもののリストは下記がオススメです。

・ヘルメット(場合によってはかぶって移動)
・貴重品
・懐中電灯
・ホイッスル
・厚手の軍手または革手袋
・救急セット
・非常食
・簡易トイレ
・ラップ
・充電器
・電池
・洗面衛生用品
・ゴミ袋
・トイレットペーパー
・タオル
・ライターまたはマッチ
・ロウソク
・生理用品
・衣類
・虫除けスプレー
・地図(ハザードマップなど避難経路や避難場所が載っているもの)
・簡易コンロと燃料
・持病があればそれを書いたメモ
・乳児がいれば乳児用品

2次持ち出し品

避難所から一度自宅へ戻り、再度避難所へ行く際に持ち出すものが2次持ち出し品です。

避難所へ行かずに自宅で避難生活をする際にも利用できます。

重くなる場合はタイヤのついたトランクなどに入れて持ち出すといいでしょう。2次持ち出し品のリストは次のものです。

・水(1人1日3Lが目安)
・最低3日分の保存食
・寝袋
・簡易トイレ
・カセットコンロとボンベ
・着替えの衣類
・トイレットペーパー
・薬
・生理用品
・固形燃料
・プラスチック製などの割れにくい簡易食器セット
・ラップ

ラップを食器の上に敷いて使えば、持ち出す食器類は少なくて済みますし、使い終わったらラップを捨てるだけなので洗う必要も手間もありません。

また、これらに加えて、使い捨てカイロやガムテープ、アルミホイル、新聞紙、ビニールシート、手回しの充電器、ロープ、45Lゴミ袋、風呂敷なども持っていると便利です。

長期の避難生活で必要になるもの

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地震の規模が大きくなると、復旧にも時間がかかります。流通も止まってしまうため、避難生活が長期になる場合も。

そんな長期避難生活に備えて用意しておくといいものは、次のものです。

・乾麺
・缶詰
・シリアル
・乾物野菜や海藻
・野菜ジュース
・レトルト食品
・無洗米
・常温で保存できる調味料
・サプリメント
・ドライフルーツ
・粉末の飲料
・根菜類

子どもがいる家庭では、子どものストレスを緩和するために、チョコレートやお菓子も用意しておいてあげるといいでしょう。

食品を無駄にしないローリングストック法

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震災への備えとして役立つのが、『ローリングストック法』です。

ローリングストック法とは、備蓄しておいた食品などを定期的に使い、使った分をまた買い足していくという方法です。

この方法で、常に自宅に一定量の食品類を備蓄しておくことができます。

ローリングストック法で備蓄しておくとよいものは、飲料水と食料(米や缶詰、レトルト食品など)、トイレットペーパーやティッシュペーパー、生理用品、ラップ、洗剤類などの日用品です。

赤ちゃんがいる家庭は、ミルクやおむつなども備蓄しておくといいでしょう。

非常グッズ以外にできる地震・震災への備え5つ

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(1)家屋の点検

老朽化した家屋は、大きな地震で倒壊してしまう可能性があります。必要であれば耐震診断を受け、補強工事を行いましょう。

ブロック塀などの壁も倒れないように補強してください。

(2)家具類の固定

大地震では、倒れてきた大型家具の下敷きになって命を落とす人も少なくありません。大丈夫だろうと楽観視せず、万が一のときに備え家具は固定しておくようにしましょう。

タンスや食器棚、本棚などは天井との隙間にポール式の器具をはめて固定し、テレビは裏側からワイヤーを通して壁に固定するようにしてください。

また、ガラス窓にガラス飛散防止フィルムを貼ることで、割れたときの被害を最小限に食い止めることができます。

(3)防災知識を身につける

せっかく防災の備えをしていても、いざというときにうまく使いこなせなければ意味がありません。

消火器の使い方を確認する、自治体の防災マップを確認する、応急救護を身につけるなど勉強も必要です。

また、いざというとき家族とどうやって連絡を取るのか話し合っておき、災害用伝言ダイヤルの使い方も確認しておきましょう。

(4)避難経路の確認

災害時に慌てずスムーズに避難するために、日頃から避難経路の確認をしておくことも大切です。

生活している自治体のホームページなどで、ハザードマップ(災害予測図)や防災マップが入手できるので、いざというときのために備えて、家族みんなで避難場所と避難経路を確認しておきましょう。

(5)政府の公式Twitterアカウントのフォロー

東日本大震災の直後、通信インフラが大きな被害を受けた中で情報伝達の手段として役立ったのが、SNS(ソーシャルネットワークサービス)です。

そこで、災害時の情報収集用として、次にご紹介する政府の公式Twitterアカウントをフォローしておくこともおすすめです。

・総務省消防庁……@FDMA_JAPAN

大規模な災害が発生した際に、消防関連の情報を見ることができます。

・防衛省……@bouei_saigai

災害時の自衛隊の派遣状況などを見ることができます。

・首相官邸(災害・危機管理情報)……@Kantei_Saigai

災害や危機管理に関連する政府の活動情報を見ることができます。

・内閣府防災……@CAO_BOUSAI

災害情報や防災、減災に関連する情報を見ることができます。

まとめ

「震災に備えておきたいもの」についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

地震が起きたら、揺れと恐怖で頭は真っ白になってしまいます。そんな状態になってから必要な物をあれこれ詰め込むのはムリでしょう。

両手があくリュックサックなどにまとめておき、誰でもすぐに持ち出せるところに準備しておくことが重要です。

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●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)
●追記/パピマミ編集部
●モデル/前田彩(桃花ちゃん)

ライター紹介

桜井涼

桜井涼

新潟県佐渡島出身。親が転勤族だったため、幼少期より引越し・転校を多数経験しました。母親が病弱だったこともあり、「地球が滅亡しても生きていける!」と呼ばれている父の元、家事からサバイバルまでを様々経験してきました(そのワザが震災時に大活躍!)。4人兄弟の長として奮闘してきましたが、現在は、2児の母をしています。妊娠中と出産のハプニングを乗り越え、今はフリーライターとして活動中です!

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