「妊娠って辛い」にならない、出産前の気持ちの整理方法

2018.01.15

こんにちは。臨床心理士の今井千鶴子です。

1月になり、一段と寒さがきびしくなってきましたね。

今日は、出産前の気持ちの整理について、私の経験談もふまえながらお伝えしたいと思います。

基本的な体調管理

妊娠中の体調管理はとても気になると思います。

特に冬は、風邪や感染症などにかかることが、何より心配になりますよね(なかなかお薬も飲めませんし…)。

あるママは、風邪をひかないように“マスク”をして外出していたと話してくれましたが、私も、人との接触が多い時や体調が気になる時などは、必ずマスクをしていました。

そして、月並みですが、できるだけ人混みに行かないようにも気をつけていました。

ただ、いくら自己管理をしていても、体調を崩してしまう場合もあるかと思います。

そんな時は、過剰に責任を感じないでください。というのも、風邪よりも強いストレスの方が妊婦さんには大敵ですし、ストレスによって体が弱ってしまうこともあるからです。

部屋を整える

私も経験しましたが、子どもが産まれると本当に忙しくなります。

授乳、オムツ替え、寝かしつけなど…、家事ができる時間も少なくなります。

また、出産後は子ども関係の物(洋服、オムツ、おもちゃなど)が増えていきます。

カウンセリングの中でも「家の中が物であふれている」というママたちの嘆きをたびたび耳にします。

これは、私自身も感じることですが、家が整理されている(どこに何があるかがわかっている)と、家事や育児の時短にもつながりますし、気持ちもスッキリします。

また、何がどこにあるかを、ママだけではなくパパにも知っておいてもらうと、出産後にとても楽です。

さらに、出産前にお部屋を整えておくのは、出産後の生活を楽にするのもそうですが、育児の具体的なイメージがわいてくるためオススメです。

部屋の整理なら、寒い冬でも気温を調節しながら自分のペースで進めていけるのではないでしょうか。

ストレスマネジメント

体内にいる赤ちゃんは、ママのこころの状態(例えば、リラックスした感覚、不安や緊張など)を全身で感じているともいわれます。

ですから、妊娠中はできるだけゆったりした気持ちで過ごすように心がけていきましょう。

先ほども少し説明しましたが、強いストレスは妊婦さんにとって大敵です。ただし、ストレスを解消することは意外と簡単にできるのも確かです。

一番手軽な方法としては、「カタルシス効果」でリフレッシュすることです。

自分の身近な相手と雑談などをして、気持ちを落ち着かせる効果のことです。

昔からの友人などでもいいですし、妊婦健診でできた友達と話すのもいいですね。

あとは、歌を歌ってみることも手軽なストレス発散になります。発声することは、ストレス発散になりますし、胎児にもよい影響を与えます

ちなみに私が妊娠中にストレスを感じた時も、元気がでる歌を歌っていました(笑)。

今でもその歌を聞くと、妊娠中の懐かしい思い出がよみがえってきます。

ストレスへの対処で大事なことは、“自分はどうしたら気持ちが落ちつくのか”がわかっていて、それを実行できること”です。

そして、実行するためには、“今は何ができるか?”を考えておくこともポイントです。

妊娠中は“やりたくてもできない”という状況にどうしても陥りやすいからです。

もちろん、こういったリフレッシュ方法でスッキリしない場合は、カウンセリングによって、ストレスの元に対して根本的な対処をすることもできます。

日本では「カウンセリング」が、とても固い感じに受けとられていますが、ちょっとしたストレスや悩みの解消に対してカウンセリングを受けてみるのもオススメです。

単純にストレス発散にもなりますが、ストレス発散の方法を教えてもらったり、ストレスを感じにくい心身の状態を身につけたりすることもできます。


いかがでしたか?

今回は妊娠中の冬の過ごし方についてお伝えしました。

妊娠中は大変なこともありましたが、お腹の中でわが子とつながっていられる貴重な時間だったと今は思います。

寒い時期ですので、おからだを大切にお過ごしくださいね。

参考文献:永田雅子 周産期のこころのケア 親と子の出会いとメンタルヘルス



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