あなたは知ってる?子どもにきちんと伝えるための「叱るコツ」

こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。

親が子に対して叱ることができないという話がよくあります。

「○○しなさい」などの指示言葉を使うことや怒ることはできるけれど、叱るのが難しいというのです。

私のところに相談にこられる方の中にも、「冷静になろうと思っているのに、気づいたら子どもとケンカになっていた」という話がありました。

今回は、『怒ることはできても叱ることが難しい』というところに焦点を当ててみたいと思います。

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「叱る」と「怒る」の違い

この2つは、多くの人が課題として考えているところだと思います。

まず、この2つの違いから見ていきましょう。

・叱る:親が知的に考えて、子どもに言い聞かせること
・怒る:親の感情にまかせ、言葉を発したり手などを出したりしてしまうこと

『叱ると怒る』を実際に言葉として見てみると、大きな違いに気づくと思います。

最初に取り上げた方の話(状態)は、怒るになっていることがわかりますね。

感情にまかせて怒鳴ったり、手をあげたりしても子どもを怖がらせるだけで、大切なことは何も届いていないのです。

叱り方のコツ

叱っているつもりが怒るに変わってしまうことがあると思います。特に、子どもがへりくつを言ったり反抗したりのときです。

年齢が上がってくれば、言うことを聞かないでじぶんの欲求だけ言ってくるなんてことも多くなります。そんな時に、叱り方のコツを理解していたら怒るのではなく叱ることができます。

コツは、親が冷静になり、「良くないこと」や「ダメな理由」を短く適切な言葉で話すことです。

「ダメなことはダメだ!」と言うだけでは、子どもは理解できません。

なぜダメなのか理由も一緒に言って聞かせることで、子どもが親の考えを知ることができます。そうすれば、納得とまではいかなくても理解させることはできるようになります。

その他に「話を切り上げる」という方法もあります。

子どもからへりくつを言われてしまった場合などは、親の判断や家庭のルールだからと言うことだけ伝えて、あとは話を終わらせてしまうのです。

親が場所を移動してしまうようにそうすれば、子どもは親が言ったことについて考えるようになります

●参考:【アンケート結果(1位〜5位)】育児中のママに質問! お子様を叱る頻度を教えてください
●参考:叱るのはもう古い!? 現役ママが提案する「諭す子育て」のススメ

親の判断やルールを子どもの意見で安易に曲げない

個々の家でルールなどがあるかと思います。それを子どもの意見で安易にまげてしまうようなことがあってはいけないと私は考えています。(臨機応変さや柔軟さは必要でしょうが…)

よく話に出てくるのは、『通信機器を買ってあげるか問題』です。

親と子どもとでは、意見が食い違うことがありますね。

子どもの言い分を見てみましょう。

「みんな持っている」
「私だけ持っていない」
「今の時代はこれが常識だよ」

など、聞いたことのある言葉ではないでしょうか。

親は必要ないと思っていても、子どもからの意見で購入をしてしまったという話を聞くことがあります。

親が必要ないと判断したには、何らかの理由があるはずです。その理由を子どもの意見に押されて、安易に考えを曲げないことも必要ではないでしょうか。

このような場合でも冷静に話をつけることが大切です。

「今の時代がそうでも、うちのルールはこうだからね」
「うちはうち、よそはよそだよ。お母さんたちがそう判断したの」

このように、家には家のルールがあることを示すようにしましょう。


子どもには、甘えも叱りも必要です。

甘えだけの優しい親だけでは、子どもを守ることができないでしょう。

子どもはかけがえのない存在です。だからこそ、叱らなければならない時に叱れるようにしておく必要があると思います。

【参考書籍】
子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方*叱り方3
著:明橋大二

ライター紹介

桜井涼

桜井涼

新潟県佐渡島出身。親が転勤族だったため、幼少期より引越し・転校を多数経験しました。母親が病弱だったこともあり、「地球が滅亡しても生きていける!」と呼ばれている父の元、家事からサバイバルまでを様々経験してきました(そのワザが震災時に大活躍!)。4人兄弟の長として奮闘してきましたが、現在は、2児の母をしています。妊娠中と出産のハプニングを乗り越え、今はフリーライターとして活動中です!

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