うっかりやけど?子を守る暖房器具をご紹介

2017.12.12

みなさんこんにちは!元記者ママライターの高村由佳です。

本格的な寒さが厳しくなってきましたが、赤ちゃんのいる家庭ではどのような暖房器具を使えばいいのでしょうか?

赤ちゃんの過ごす環境を温かく快適に保ちながら、安全性についても重視したいですよね。

今回は、赤ちゃんのいる家庭でおすすめの暖房器具についてお伝えしたいと思います。

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赤ちゃんの過ごすベストな環境は?

はじめに、赤ちゃんが過ごす部屋の室温や湿度はどれくらいがベストなのでしょうか?

「保育所における感染症対策ガイドライン」によると、冬期の温度は20度から23度、湿度は約60%を保つことが適切だとされています。

また、換気の必要性についても言及されています。

さらに、暖房器や加湿器の清掃の大切さについても記されていて、衛生面での管理の重要性もうかがえますね。

器具の安全性について

暖房器具による赤ちゃんのやけどやけがには、十分注意したいところです。

消費者庁では、暖房器具による6歳以下の子どもの事故情報をまとめています。

2016年までの約7年間で、357件の情報が寄せられていて、そのうち約7割がやけどの事故だったそうです。

特に事故情報が多かったのはストーブやヒーターによるもので、全体の約6割を占めていたということなのです。

その中の事例としては、「0歳の子どもが石油ストーブにつかまり立ちをしてしまい、やけどをしてしまった」ものや、「0歳の子どもが背ばいで近づいたことで、ヒーターの人感センサー機能が働いてしまい、頭をやけどしてしまった」ものなどがあります。

他にも、こたつや加湿器、湯たんぽやあんかによる事故の情報も複数件寄せられているため、これらの暖房器具にも注意が必要です。

おすすめの暖房器具3選

以上のことを踏まえて、赤ちゃんのいる家庭におすすめの暖房器具を3つ紹介したいと思います。

(1)エアコン

エアコンは、器具自体が高いところにあるため、やけどなどの可能性が低く、赤ちゃんにとって安全です。

ただ、温度や湿度を適切に保つために対策が必要そうです。

エアコンは風の当たる場所が集中してしまうと乾燥しやすく、その風が不潔だと体への影響も懸念されます。

加湿器や空気清浄機を合わせ使いすれば、これらの心配が軽減されるでしょう。

また、エアコン自体に空気清浄機能がついているものも発売されているので、子育て家庭にはおすすめです。

また、赤ちゃんのことを考えて作られたエアコンもあります。

シャープでは「ママと赤ちゃんにやさしいエアコン」として、ママの声から新しいエアコンの機能を考えるという取り組みをしているそうです。

例えば、「風クリーンシステム」という機能は、エアコンの中に発生するカビの原因となるホコリを減らすことができます。

さらにエアコンを使用していないときでも、カビの発生しやすい環境を見張ってくれるというのです。

エアコンが季節と温度状況に適した運転と設定温度を選択してくれるという機能もあります。

その機能において、通常よりも1度ゆるい設定にしてくれる「エコ自動ゆるめ」という設定があります。

赤ちゃんには大人が快適と思う温度よりも、1度ずつゆるい設定がおすすめだということで、この機能が生まれたそうです。エアコンを選ぶときに、赤ちゃんに優しいかどうかを基準に選んでみるのもいいかもしれません。

(2)温水式床暖房

床暖房には電気式と温水式の2種類がありますが、赤ちゃんのいる家庭には温水式の床暖房がおすすめです。

その理由は、低温やけどになるリスクが低いこと。床暖房の上に人や物が乗り続けると、床暖房が上から塞がれる状態になってしまい、その温度が上昇してしまいます。東京ガスのデータによると、電気式では約44度から46度まで達するのに対して、ガス温水式は約39度で留まるということです。

赤ちゃんは、寝転がったりハイハイしたり、床との距離が非常に近いため、低温やけどのリスクが低い温水式を選んだ方がいいでしょう。

床暖房のメリットは、器具やコードが出ていないこと。

赤ちゃんが触る心配がないため、安心して使うことができそうです。また風が出ないため、乾燥やホコリや花粉などの巻き上げを防ぐことができます。

部屋全体をムラなく温めることができるのも大きなメリット。赤ちゃんが部屋のどこにいても温かいというのは、ママにはありがたいポイントになりそうです。

(3)オイルヒーター

オイルヒーターは、器具の中の密閉されたオイルを電気であたためて循環させ、パネルから放熱させる暖房器具です。

床や壁だけでなく人の体にも直接熱を伝えるので、穏やかな温かさが実感できると言います。

温風を出さないため、床暖房と同じく、乾燥やホコリや花粉の巻き上げを防ぐことができます。さらに電気を使っているので、赤ちゃんがうっかり倒してしまった場合にも火事の心配は必要なさそうです。

表面温度はメーカーによって異なるため、しっかりと調べてから使用することをおすすめします。

例えば、国内で一番多くオイルヒーターを販売しているデロンギでは、やけどしにくい約60度の表面温度にしているそうです。

赤ちゃんが触ってしまっても、その瞬間にやけどをしてしまうという可能性は低そうですね。

燃料の補充が必要なく、ママにとってはその手間が省けるのは大きなメリットです。ただ、電気代が高くかかる、温まるのに時間がかかるなどの声もあるので、注意が必要そうです。

冬を乗り切るには暖房器具は必須のアイテムです。赤ちゃんにとって過ごしやすい環境を作り、安全性も満たせるような暖房器具をぜひ探してみてくださいね。

【参考リンク】
・厚生労働省 保育所における感染症対策ガイドライン
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002mcip-att/2r9852000002mdgm.pdf
・消費者庁 暖房器具等の子供のやけど及びけがに注意しましょう
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/161122kouhyou_2.pdf
・シャープ 赤ちゃんとママに優しいエアコン
http://www.sharp.co.jp/aircon/feature/concept/overview.html
・東京ガス ガス温水式床暖房
http://home.tokyo-gas.co.jp/living/living/yukadan/compare/index.html
・デロンギヒーター
http://oilheater.delonghi.co.jp



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