「あれダメこれダメ」はNG?! ハイハイをし始めたら気をつけるべきこと
2017年12月6日 | よみもの「あれダメこれダメ」はNG?! ハイハイをし始めたら気をつけるべきこと

こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。
ハイハイは、7ヶ月の終わり頃から始まる歩行練習の初期段階のような行動ですね。(個人差があります。)
ハイハイが出来るようになったら、行動範囲がぐっと広がります。ですから、より一層安全に気をつけなければいけません。

誤飲に注意
この時期の赤ちゃんは、何にでも興味を示します。
『見て触って口に入れて』が一連の動作として行われるようになります。
そのため、「誤って飲み込んでしまった」なんてことが起こりやすくなります。
母子手帳や赤ちゃんの専門誌などに飲み込める大きさを示したページが必ずあると思いますので、そのサイズより小さい物は拾っておくことが誤飲防止に繋がります。
また、口に入れられては困る物も手の届かないところに置くようにしましょう。
特に気をつけたいものについては置き去りにして誤飲?子どもの命を守るために気をつけたいもの5選をご確認ください!
転落に注意
ハイハイ期は、あっという間に移動距離が広くなります。
部屋の中だけでなく廊下に出ていたりして驚いたというヒヤリハットが起こってしまいがちです。
行動範囲が広がった中に段差があるようなところがあれば転落の危険性が出てくるのはおわかりになるでしょう。
赤ちゃんの場合は、たとえ一段踏み外しただけでもケガをしてしまいます。
ハイハイが始まったら、目を離さないようにするなどの対策が必要です。
ハイハイを始めたら親が気をつけるべきポイント
我が子が、ハイハイが出来るようになった時に注意しなくてはいけないポイントは次の通りです。
・目を離さない(家事をしている最中でもすぐに手を止め、側にいて見ておかなくてはなりません。)
・こまめな掃除(誤飲を防ぐためです)
・ケガ(骨折など)をさせないように段差には近づかせない
しかし、「四六時中赤ちゃんに付き添うことができません!」というママもいるでしょう。
そのような時は、サークル(十分にハイハイができる広さのもの)を準備してみるのはどうでしょう。
その中でハイハイが思いっきり出来るように、細かい物はない状態で、舐めてもいいおもちゃ類をおいておけばいいのです。
ママがトイレに行く間や食事の支度をしている間などちょっとの時間を確保することができます。
サークルは、目の届くところに用意することが必須です。
私の場合は、少し広めなものを用意して、当時3歳の息子と、ハイハイ期の娘を入れて、遊ばせたりしていました。
ハイハイ期に入った赤ちゃんは、何でも触りますし、何でも口に入れたがります。
興味を持つことは発達する上でとても大切なことです。
この時期の勉強とでも言いましょうか。だから、むやみに止めたりしない方がいいのです。
危ない物にさわろうとしたときは別ですが、赤ちゃんが遊べる空間を準備して親が見守れる用意をしておくことが大切です。
【参考書籍】
赤ちゃん そのしあわせのために
発行:財団法人母子衛生研究会