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【インタビュー】大きいお腹で転職活動?周囲を巻き込んで育児を行うママにインタビュー

【インタビュー】大きいお腹で転職活動?周囲を巻き込んで育児を行うママにインタビュー

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「結婚後も働き続けながら家庭を支えたい」

「やりがいのある仕事をしながら母として子どもの成長を間近で見ていたい」

働く女性にとって出産は”キャリア”に大きく影響するとともに女性として一つの転機であることは間違いないですよね。

実際に多くの女性が産後も同じ職場で働けず、退職して専業主婦になったり、転職活動を行なったりしています。

今回は、産後すぐに転職活動を始め、ベンチャー企業で経理を務める田中さんにインタビューを行い、ママとしての転職活動で考えておくべきことを聞いてきました。

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東京都出身。東京の大学院を卒業後、上場企業にて経理を務め、結婚を機に退職。その後出産 期間中に外資系企業にてパートとして仕事に従事し、2016 年 8 月に出産。現在ベンチャー企業にて経理として活躍。

「やってできないことはない」を証明したい!働くママの転職

—自己紹介をお願いします。

現在都内のベンチャー企業で経理を担当している田中と申します。

2016年に長男を出産し、今は主人と1歳の息子との3人で暮らしています。

本格的に仕事の復帰に向けて転職活動を再開したのは2016年10月のことなので、息子が生後2ヶ月の時には復職に向けて転職活動を初めていました。

—もともと転職を意識されるようになったきっかけはなんでしょうか。

転職前は上場企業の経理部門で連結決算や開示資料の作成に携わっていました。

決算のプレッシャーや緊張感もありましたが、それがやりがいでもあり、多少ハードでも仕事も会社も好きでした。

ただ主人との結婚が決まった時に、年齢を考えてもまず”子供を優先したい”という思いが強くなり、キャリアと家庭を迷いながら中途半端に仕事をするよりも、1年と期間を決めて家庭に時間を割こうと決心しました。

キャリアを中断することになりますし、休職では無く退職なので、子供は出来ても出来なくてもその後の復帰に不安はありましたが、こうと決断したら迷わないタイプなので、1年と期間を決めて(子供が)できなかったらそれはそれ、逆にママになっても復帰して”やってできないことはない”ことを証明したいと思っていました。

—出産によってキャリアを諦めてしまう女性は少なくないですからね。妊娠がわかってからの転職はどのような経緯だったのでしょうか。
運よく結婚後すぐに妊娠がわかり、今度は出産後の復帰プランを考える毎日になりました。

転職活動の準備はつわりが終わった6ヶ月目ぐらいから始めました。

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出産間近で転職活動を始めたわけ

—そうなのですか!?そこまでして”転職活動”を周到に行なっているのはやはり女性として仕事の場に復帰できるかが心配だったからということでしょうか?

そうですね。特に私の場合は大きく分けて2つ心配事がありました。

1つは、子どもを保育園に入れられるか、ということです。

私の地域だと基本的にフルタイム保育園は、産休、育休中の有職者のママさん達が優先的であり、無職の状態だと入園の優先度は低くなります。

このため一度退職してからの復帰は保育園に入れるのが難しい現状があり、逆に会社側も預け先が決まっていない人は雇えないので、保育園は決まりにくいし、決めないと働けない、という難しい状況でした。

なのでとにかく保育園を決めないと、と出産前に通える範囲の色々な保育園を見学し話を聞き情報を集めました。

いわゆる「保活」ですが、これも私の転職活動のひとつだったと思っています。

2つ目は、そもそも自分に市場価値があるか、ということです。

子供がいて以前と同じような働き方は難しくなる、という時にどれくらいの企業が自分を受け入れてくれるかは未知でした。

更に妊娠中というのもあってかとにかく不安になってしまい、転職市場の状況だけでも知りたい、自分のような状況の人間もいるのか知りたい、と思い登録をして、いくつかの紹介会社が連絡を下さいましたが妊娠中という部分で、当たり前かもしれせんが電話や会って話を聞いてくれるところは1~2社ぐらいでした。

出産前の転職活動で内定をいただいたわけではありませんが、自分の足で動いてみて、リアルを感じたというか、今となっては実態を見ることができてよかったと感じています。

家事・育児は夫婦の仕事

—なるほど、それから出産後に転職活動を”再開”されたわけですね。転職活動をしながらの子育てに対する周囲のフォローはあったのですか?

はい、大変ありがたいことに周囲に協力してもらうことができました。

両親には面接の日を前もって時間を合わせて子どもを預かってもらったり、それが難しい時には区の支援施設に預かってもらっていたりしました。

支援施設はママが1時間でも2時間でも休めるように、理由を問わず預かってくれるのでありがたかったです。

また働くにあたっては主人の理解と協力も必要不可欠でした。

産後、仕事と家事・育児のバランスがうまく取れず悩んだ時に、家庭も1つのチームだからと自分だけでなく私も子供もうまくいくように協力して家事を分担してくれるようになり、私自身のストレスも減り色々な事がスムーズにいくようになりました。

いろんな人に支えてもらって、今成り立っていますね。

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—ご両親、旦那さん、地域含め多くの人の協力を得ながら、そしてその情報をキャッチしていくことが必要なのですね。いま振り返って田中さん自身が感じる、早期で転職活動をされるメリットを教えてください。

女性が育児と仕事を両立するとなると、自分だけでなく家族の生活スケジュールも大きく変わります。

早期復帰出来たことで、私自身もそうですが、家族自体の意識の変え方もそういうものなのだと慣れてくれるのが早かったのはメリットだったかなと思います。

多くの方の協力を得ながら、転職活動中も現在の職場でも働かせていただいています。

私のように大きなお腹で転職活動に向かうことが良いわけでは決してありませんが、もし自分がやりたいことがあるのであれば、無理と決め付けず”一歩踏み出してみる”ことが大事だと思います。

こうなりたい、という思いがあれば、それを大切にして欲しいです。出産や育児が初めてであれば、わからないことばかりですし、一生懸命やるのが辛くなってしまったら途中で息抜きするのもありです。

私自身も保育園問題が大きく叫ばれる中、世間的にはとっても難しい、という状況からのスタートでした。今もやっとスタートラインに立てた段階です。

動いてみて現状を知り、今は100を求められるのか、現実は無理だから60にするか、もしくは100にする為に自分はどうすれば良いか、選択肢が見えてきました。

でも最初の時点で諦めてはそこまで。まずは動き出すことでわかることがあるはずです。

●文/パピマミ編集部

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