フチ子さんならぬ”ふちクッキー”を作ってみよう
2017年11月15日 | よみものフチ子さんならぬ”ふちクッキー”を作ってみよう

こんにちは!わくわくすることが大好きな、ママライターのmikkaです。
最近、SNSでも話題の”ふちクッキー”をご存知ですか?
製菓材料を売っているお店で、ふちクッキー専用の型抜きを見かけて以来ずっと気になっていたのですが、わざわざ専用の型を購入しなくてもおうちにある型で作れるかな?と、今回挑戦してみることにしました。

そもそも、”ふちクッキー”とは何か?と首をかしげている方もいるかもしれません。
”ふち”とはコップやティーカップ、マグカップなどのふちのことを指します。
クッキー生地を焼成する前に、一部をくりぬいたり、切り込みを入れたりすることで、コップのふちにクッキーを引っ掛けることができます。
クッキー型のデザインによっては、そのままふちに掛けることができるものもありますし、最近では専用のクッキー型も多く販売されています。
この”ふちクッキー”は、来客時のお茶の時間や、子どもたちのおやつの時間に飲み物と一緒に出せば、とてもかわいらしく喜ばれること間違いなしです。
基本のクッキー生地レシピ

”ふちクッキー”といっても、特別なレシピではなく普段つくっている基本的なクッキーのレシピでかまいません。
伸ばした生地の厚みなどによって焼く時間が異なりますので、ご家庭のオーブンに合わせて調整をお願いします。
材料
【クッキー生地】
・薄力粉……420g
・バター……200g
・卵……1個
・砂糖……150g
①常温に戻したバターと砂糖を白っぽくなるまで混ぜ合わせる。
②溶いた卵を入れ、ふるった薄力粉と一緒に押し混ぜていく。
③粉っぽさがなくなったら、ひとまとめにして、5mmほどの厚さに伸ばす。
今回は、大量生産向けに多めに出来上がるレシピです。
一度にたくさん作る予定がなければ、半分程度を使用し、残りは生地を伸ばした状態にして冷凍庫に保存しておけば大丈夫です。
準備や片づけに時間がかかるから、なかなか重い腰があげられないという人も、『今日は生地を作って冷凍するところまで』『型抜きして焼くぞ!』『今日のおやつは、この前の残り生地でクッキーを!』と作業を分けて行うことで、手間を分散cし、効率よく楽しめます。
小さなお子さんがいるご家庭も、夜寝かしつけを終えてからクッキー生地を作り、翌日お子さんのお昼寝中に生地を焼いて完成させてしまえば、忙しい家事の合間に、手作りクッキーを作る時間が捻出でき、気分転換にもなりますよ。
型抜きのポイント

お気に入りの型と、ふちに掛けられそうな形の型をいくつか用意しました。
生地ができたら、型を使って抜いていきます。

引っ掛ける部分のない形は、ナイフなどを使って切り込みを入れていきます。
しろくまのクッキー型(写真右下)は、そのまま焼いてみました。

小さな型で抜いたクッキー生地は、切り込みを入れて少し広げます。
お子さんが使うプラスチックのコップなど、ふちの厚みに合わせて幅を調整してみてください。
広げ過ぎてしまうと、割れてしまったり、形がくずれてしまいます。

両手を広げたくまさん型クッキーには、ひと工夫加えます。
両手の部分を折り曲げて、その下にアルミホイルをくるくる丸めた棒を挟み込みます。
焼きあがったあとに、(しっかりと冷ましてから)アルミホイルを抜き取れば、両手の部分がクッキーのふちにフィットして引っ掛けることができます。

オーブンは170度に予熱しておき、型抜きが終わったら15分ほど焼いて完成です。
子どもたちも大喜び!楽しいティータイムを

焼きあがったクッキーを、早速コップのふちに引っ掛けてみました。
アルミホイルで浮かせた両手が、ちょうどよくコップのふちに乗っています。
そのままでも充分かわいらしい「ふちクッキー」ですが、アイシングクリームでデコレーションをすれば、さらにかわいくなりますし、ココア生地やチョコペンなどを使ってお子さんに顔を書いてもらうのもおすすめです。

こちらは、アイスを盛り付ける器のふちにクッキーを添えてみました。
今回、実際に作った”ふちクッキー”を手土産にしてお友達のおうちに遊びにいきました。
あとから帰ってきたお子さんが、大喜びしてコップのふちにクッキーを引っ掛けてくれたようで、ぐるりと一周クッキーで埋め尽くされているコップの写真が送られてきて、とてもうれしかったです。
ほかにも、アップルティーにはりんご型。
バレンタインシーズンには、ココアのカップのふちにハート型のクッキーなど。
飲み物に合わせたり、季節ごとにテーマを決めてクッキーの形を選んだり、楽しみ方は無限大です。
お好きなアレンジで、ぜひ試してみてください。