捨てるなんてもったいない!栄養満点、ベジタブルブロスレシピ
2017年11月10日 | よみもの捨てるなんてもったいない!栄養満点、ベジタブルブロスレシピ

こんにちは、けばぶです。
野菜や果物の多くは、実は、捨ててしまうヘタや皮の部分にこそ、たくさん栄養が詰まっているそうですね。
テレビや雑誌でも度々紹介されているので、もう耳にタコ!という方も多いのではないでしょうか。
でも、捨ててしまう部分にも、捨てる理由があるわけです。
固かったり、料理に使うには量が少なかったりして、柔らかくなるまで煮込まないといけない問題、溜まるまで長い間とっておく保存問題、なかなか面倒くさいというのが本音ではないでしょうか。
そこで今日ご紹介するのが、ベジタブルブロス(ベジブロス)です。

ベジタブルブロスとは
ベジタブルブロスとは、野菜のヘタ、皮、芯や外葉を煮込んで作る野菜出汁です。
複数の野菜を一緒に煮てしまえるから、捨ててしまいたい部分を長期間保存しておく必要はありません。
また、固くて食べにくい部分でも、そのものを口に入れるわけではないので、気軽に活用できます。
何より、野菜のヘタ、皮、芯や外葉の栄養を簡単に摂れるというのが最大のメリット。
ベジタブルブロスの作り方
作り方はとても簡単です。

材料
・2~3日分の野菜や果物の、野菜のヘタ、皮、芯や外葉など(ふわっと入れて鍋を埋め尽くすくらいの量)
・水1000ml~1500ml程度
・料理酒 大さじ2
・塩 ひとつまみ
1.野菜はよく洗って土を落としておきます
2.鍋に材料をすべて入れます
3.沸騰させないように、弱火で40分程度煮ます

4.こんな感じで、野菜くずの色素が抜けて、スープに色がついてきたら、ざるで濾して完成です。

これくらいの色が出たら十分です。
料理酒を入れる理由は、この場合『調理を早めるため』『旨味を足すため』です。
後に出てくるスムージーなどに使用する場合は、料理酒を省いて作ってみてください。
我が家は夫婦二人暮らしなので野菜くずを2~3日分溜めていますが、食べ盛りのお子さんがおられる家庭なら1日分で十分かもしれません。

日によって材料が全然違うので、これくらい緑でいっぱいの日もあります。
活用方法~ポトフ~
野菜のうまみを味わう…といえばこの料理、ポトフ。
@pidanxiangさんのインスタグラムからお借りしています。
寒いな~と思いながら掲載をお願いする写真を探していたら、ほかほかあたたまりそうなこちらに出会いました。
ぷりっと美味しいウインナーと一緒に煮込めば、栄養たっぷり、野菜の旨味たっぷりで1ランク上のポトフの出来上がりです。
その他にもカレーやシチュー、お味噌汁や煮物など、出汁や水を使う料理には大体なんでも使えます。甘みのある野菜や果物でとったお出汁なら、煮物料理等に使えば砂糖の使用量を抑えることができます。

ベジタブルブロスでゆるく伸ばしたホワイトソースで、クリームパスタを作りました。
作り方だけ見ていると「青臭いのでは?」と思われる方も多いと思うのですが、コンソメ等も入れていますので青臭さは全くありませんでした。
活用方法~スムージー~
今回調べていて驚いたのが、@rie894さんのベジタブルブロス活用法です。スムージーに使用されています。
@rie894さん曰く、『お野菜嫌いのお子様にも!』とのことです。
野菜を食べてくれるのが一番だけど、こちらの工夫ですぐに何でも食べてくれるなら苦労はしませんよね。
食べられるようになるまでの栄養源としてはちょうどいいのではないかなと思います。
風味の強いバナナ等の果物と一緒に撹拌して、野菜の風味をごまかしてしまいましょう。
いかがでしたか?
今回は、ベジタブルブロスの作り方と活用アイデアをご紹介しました。
最近は週末に常備菜を作り置きされる方も多いので、まとまって出た野菜くずをそのまま鍋で煮込んでしまえば、保存しておく手間も省けます。
簡単にできて、栄養満点のベジタブルブロス、是非試してみませんか?