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実家暮らしじゃだめ?30代の実家で暮らしに対する賛否を聞いてみた

実家暮らしじゃだめ?30代の実家で暮らしに対する賛否を聞いてみた

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こんにちは、佐原チハルです。

ひと昔前“パラサイトシングル”という言葉がよく聞かれました。

大学卒業後も実家に生活をパラサイト(依存)して生活する人たちを問題視した言葉です。

最近でも『30歳も過ぎてるのに実家暮らしはどうなのか』などの話題は、バラエティ番組でも出てきますね。

しかし、実家暮らしと言っても実情は様々。そこで今回は、30歳を過ぎて実家暮らしをしている人たちについて思うことを聞いてみました。

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『いつまでも親の世話にならず、独立すべき』という声

うちの夫が30過ぎまで実家暮らししていたタイプなんですけど、本当にダメだと思う。いい歳した大人なんだから、いつまでも親に保護されてないで、自分で自分の世話くらいみなきゃ」(30代・3歳の子のママ)

この方の夫さんは、“家は放っておいても綺麗なもの、食事は黙っていても出てくるもの”と勘違いしているのではと感じられるほど、家事をわかっていなかったのだそう。

子どもが生まれてから私が夫の“教育”してるんですけど、本当に面倒くさい。『ずっと実家だったから家事なんてわからない』って言われたんですけど、どうしたって頭にくる。娘が将来結婚したいって相手を連れてきたら、ちゃんと一人暮らししたことある人か確認しようって思ってます

最低限、自分の面倒くらいは自分でみられなければ、確かに一緒に生活していくのは苦しいですよね。

一方で「一人暮らしの家事と家族がいる時の家事は全然違うから、下手に自信持ってるより、できないって自覚してるところから覚えていってくれた方がマシ」という声も根強いです。

また筆者の友人の夫は32歳で結婚するまで実家暮らしでしたが、お父さんが家事をする人だったためか、現在は家事も育児もしっかりと分担ができているそう。

家事をする夫になるかどうかは、実家暮らしかどうかだけでは測り切れないものかもしれません。

「実家暮らしってむしろ普通だと思う」という声

30歳過ぎて実家暮らしどうこうとか、話題になる意味がわからない。うちの地元では、そんなの別に普通だよ」(30代・5歳と3歳と0歳の子のママ)

こちらのママさんは、実家暮らしが問題になるというのは“都会”ならではの感覚なのでは、と思っているそう。

家族が一緒に住んでて何の不思議もなくない?子どもがみんな出てっちゃったら、親だけでその家に暮らしてるのって場所がもったいないっていうか、効率悪いよね

こちらのママさんには、お兄さん・お姉さん・妹さんがいらっしゃるのですが、皆さんお仕事や結婚相手のご家族の関係で家を離れていらっしゃるそう。

それでうちは、私がこの家に残って夫がうちに住んでるけど、うちみたいな家なんて普通にあるよ。まぁ長男が実家に住むみたいな、昔ながら〜みたいなのが多いから、妹ってのはレアかもだけど

こちらのママさんは「“都会”の常識をみんなの常識みたいに話されるのは腹がたつ」ともおっしゃっていました。

実家を継ぐみたいな風潮がいいものとも思わないし、いやな部分もあるけど、それはそれで色々すり合わせとかして色々やってんだよね。それを、いろんな家のこと一緒くたにまとめてどうこう言われるのは好きじゃない

実家で暮らし続けることの意味は、人や家庭によって大きく異なってきます。確かに、単純に“いい”“悪い”を決められる話でもなさそうです。

「実家で暮らすからには、それが必要な理由があるのかも」という声

そもそも、実家暮らしは楽、というイメージが違うと思います」(30代・4歳の子のママ)

こちらのママさんは、ご自身が数年前までご実家で暮らしていらっしゃいました。

実家暮らしって言っても、実家への家賃だって一人暮らしの友人たちより多く払ってたし、食費・光熱費だってそう。家事だって普通にしていました。私が実家暮らしだったのは、母のためです

この方のお母さんは、当時調子を崩されていて、誰かがつききりでいなければならない時期があったそうです。

うちは父親が暴力を振るう人で、私は母からもひどく当たられていたことがありました。あんな実家さっさと出ていきたいと思っていたけど、うちには妹もいたので私が面倒見なきゃいけなかったんです

妹さんが成人して仕事を始めたのを機に家を出たそうですが、「実家暮らし時代は人生ハードモードだった」とおっしゃっていました。

実家暮らしについて、さっさと出た方がいい、いるってことはやっぱり楽ってことだろうって、実は前の職場の人に言われたこともあるんです。実家を出てこそ自立なんだから、お前はどうせ甘えてるんだろうって。彼女とはもう付き合いはないですが、今でも時々思い出して、悔しい気持ちになります

実家暮らしの是非を問う話題を見かけるたびに苦しくなるそうで、「実家で暮らすにも色々事情があったりするって伝えて欲しい」と言われました。

こちらのママさんのお話を聞いていると、確かに大変なご苦労があります。“実家暮らしは甘えている”という論は偏見に過ぎないということが、よくわかりました。


以上、いかがでしたでしょうか。

30歳を過ぎても実家で暮らすことについて、いい・悪いを決めることはなかなかできなさそうです。

“悪い”と思っている人にもそれなりの理由がある一方で、実家で暮らす人にはそれなりの理由もあるからです。

そもそも現代では、一人暮らしをできるほどの給与が得られない、という声も少なくありません。

いつか実家暮らしの方が当たり前になって、「実家を出て暮らしたいという声への賛否」が聞かれるような時代が来る可能性もありますね。

いずれにしても大切なのは、いい・悪いを決めつけて語らないことと、実家暮らしを言い訳にして家族に過剰な負担をかけないことだと思います。

親としては、まずは子どもの性別に関わらず、ひととおりの家事はできるように教えてあげるのが大切かもしれませんね。

ライター紹介

佐原チハル

佐原チハル

無痛分娩にて子どもを出産しました。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評などさまざま。性や恋愛に関するユースワーカー業→プレママ・ママたちとのピア活動もしています。書店員・ライター業との3足のわらじ生活です。経験を活かした、データに基づくライティングを心がけています。趣味は紙モノ文具集め・(BL)読書・旅行・筋トレ。

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貴子

貴子

ママになっても自分の時間を大切にし、笑顔でいることで子どもたちも笑顔でいられるよう、楽しくやっています♪

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