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ママに聞いた『2020年東京五輪開会式で観たいパフォーマンス』10傑

ママに聞いた『2020年東京五輪開会式で観たいパフォーマンス』10傑

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こんにちは。コラムニストの鈴木かつよしです。
2012年ロンドン五輪の開会式では元ビートルズのポール・マッカートニーさんがフィナーレに登場し『ヘイ・ジュード』をライブで熱唱し8万人の観衆を楽しませてくれました。

さて2020年に予定されている東京五輪、マッカートニーさんのように世界的な知名度のポップ・アーティストがいないわが国としては開会式でどんなパフォーマンスをするのがいいのか? 

サッカー・ラグビー・近代五種の競技会場となる『味の素スタジアム(東京スタジアム)』の地元C市に在住のママのみなさんの声を聞いてみました。

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ママの声1 芸能人によるパフォーマンスは無くていい

ビートルズやクイーンやデヴィッド・ボウイを生んだイギリスとか、ボブ・ディランやマドンナを生んだアメリカとかならいいけれど、日本で開催するオリンピックでは下手に芸能人によるパフォーマンスは取り入れない方がいいと思う。“サザンオールスターズ”クラスの大物だって世界的な知名度があるわけではないし、どうしてもということであれば1998年の長野冬季五輪の閉会式で萩本欽一さんのMCのもとで杏里さんが「ふるさと」を歌ったときのような、日本の本当にいい歌を世界中の人たちに聴いてほしいといった願いを込めた感じの企画がいいと思います』(30代女性/都内在住、保育士)

このご意見をくださった方は育児休暇を終えて保育の現場に復帰した30代のママ。

子どもたちに残してあげたい歌は何かといった視点で見たらJポップの楽曲というよりも「ふるさと」のような古くからの愛唱歌なのかな、とおっしゃっていました。筆者も同感です。

ママの声2 和のテイストにこだわり過ぎのパフォーマンスはやめてほしい

その業界に関係のある人はどうしてもやりたがるのだろうとは思うのですが、歌舞伎のような古典芸能は今ではわが国の一般大衆に広く親しまれている芸能だとは言い切れないと思います。むしろ一部のセレブリティのステータスとして好まれている面が強く、そういったものを「これが日本の文化です」と言って海外の人に紹介するのはちょっとはばかられます。“和食”などにしてもそうですが、わたしたち自身がそれほど日常的に親しんでいないのにもかかわらず「和のテイスト」にこだわり過ぎることはある意味で陳腐です。その意味で、歌舞伎役者さんらによるパフォーマンスについては慎重に検討した方がいいかと思います』(40代女性/都内在住、派遣社員)

派遣で働くこちらのママのご意見にも、筆者は賛成です。

日ごろから劇場に足を運んで観に行くわけでもない古典芸能を五輪のときだけ「おらが国の文化!」と誇るというのはちょっとどうかなと思います。

やはり、イギリスの人がポール・マッカートニーさんのことを『わたしたちのスター!』と胸を張って送り出すような感じのパフォーマンスの方がいいような気がします。

ママの声3 「忍者」と「将棋」は世界中の人々から注目の的

夫の転勤に伴ってドイツで5年ほど暮らした経験から申し上げるのですが、日本の国民からも老若男女問わず愛され海外の人たちからも大人気で注目の的となっているわが国の文化といえば、「忍者」と「将棋」ではないでしょうか。特に忍者は多くの外国人が日本にはまだある程度の忍者人口がいると思い込んでいるようです。先日、地元のイベントで“忍者ショー”があったのですが、大人も子どもも外国からの観光客の人たちも大はしゃぎで参加型の“忍者になろうコーナー”では希望者が多すぎて主催者側が困惑するほどの盛況ぶりでした。これって東京五輪の開会式に取り入れることはできないでしょうか?また、近年の将棋人気も半端ではなく、私がいたドイツのお隣りの国ポーランドではカロリーナ・ステチェンスカさんという20代の若い女性が忍者漫画“NARUTO”で将棋を知ってその魅力にはまり、とうとう日本に来て初の外国人女流プロ棋士になったほどです。カロリーナさんに限らず、対戦相手から取った駒が自分の味方となって使えるところなどチェスにはない魅力が多い将棋の人気は急上昇中です。東京五輪のときには藤井聡太四段も18歳。将棋を通した世界中の人たちとの交流にぜひ一役買っていただけないかなと思います』(40代女性/都内在住、ネイルアーティスト)

海外在住経験のあるこちらの女性のご意見も筆者はよく理解できます。

筆者にも外国の親しい友人が何人かいるのですが、あるアメリカ人の友人は

「日本の伝統文化というと担い手が世襲の人である場合が多く外国人にとっての敷居の高さの原因がそこにあるのだが、忍者は世襲でなるものではなく訓練や修行を積んだ人なら誰でもなれるところが魅力だ」

と言っていました。

その友人は将棋に関しても

「古くから日本にあるボードゲームにしてはプロ棋士が必ずしも世襲でなっているわけではない。とにかくひたすら努力した人が日の目を見る世界なので外国人にとっても爽やかな風通しの良さを感じられるゲームです」

と言い、ご自身も日本将棋連盟が後援するネット将棋対戦サイトで日々腕を磨いているようです。

都内C市在住のママ20人に聞いた2020年東京五輪開会式で観たいパフォーマンスは?!

いかがでしたでしょうか。

ママのみなさんの声をまとめますと、自国の一般庶民の間で今現在広く親しまれているパフォーマンスで世界の人々をお迎えした方がいいというのが大雑把なコンセンサスのようです。

それではいよいよ筆者が都内C市在住の20人のママのみなさんに聞いた「2020年東京五輪開会式で観たいパフォーマンス」上位10傑を発表いたします。

第1位   それでもやっぱりサザンオールスターズのライブが観たい(4名)
第2位   小澤征爾さんの指揮で「花」など日本の名曲の大合唱(3名)
同2位  「鉄道員(ぽっぽや)」など高倉健さんの映画の名シーンが観たい(3名)
同2位  「ラブ・ストーリーは突然に」や「YES-YES-YES」など小田和正さんの“東京にまつわる歌”を本人によるライブで聴きたい(3名)
第5位   忍者パフォーマンス~NARUTOも乱太郎も登場~(2名)
第6位   桂歌丸師匠による落語パフォーマンス~日本の高齢者ここにあり~(1名)
同6位  藤井聡太四段によるAIとの将棋対局パフォーマンス(1名)
同6位  「Carry on」「ノーサイド」など松任谷由実さんによる“スポーツ哀愁ソング”  のライブ・パフォーマンスが観たい(1名)
同6位  リチャード・ギアさん扮する「フーテンの寅さん」に東京の下町人情をテーマにした寸劇をライブでやってほしい(1名)
同6位  世界中の子どもたちが折った大小無数の“折り鶴”を最新のテクノロジーを使って東京の大空に飛ばしてほしい(1名)


どうでしょう。

ママのみなさんのセンス、素晴らしいと思いませんか。

パパのみなさんにも是非ママに負けないくらいの素敵なアイデアを出していただいて、最高に楽しいオリンピックをみんなで作りましょう。

●参考リンク  史上初の外国人女流棋士、カロリーナ女流2級 | 日本将棋連盟
(https://www.shogi.or.jp/column/2017/03/post_115.html)

●ライター/鈴木かつよし(エッセイスト)

ライター紹介

鈴木かつよし

鈴木かつよし

慶大在学中の1982年に雑誌『朝日ジャーナル』に書き下ろした、エッセイ『卒業』でデビュー。政府系政策銀行勤務、医療福祉大学職員、健康食品販売会社経営を経て、2011年頃よりエッセイ執筆を活動の中心に据える。WHO憲章によれば、「健康」は単に病気が存在しないことではなく、完全な肉体的・精神的・社会的福祉の状態であると定義されています。そういった「真に健康な」状態をいかにして保ちながら働き、生活していくかを自身の人生経験を踏まえながらお話ししてまいります。2014年1月『親父へ』で、「つたえたい心の手紙」エッセイ賞受賞。

ライター紹介

坂井由有紀

坂井由有紀

初めての育児でわからないことばかりですが、毎日楽しく! をモットーに子育てを楽しんでいます。

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