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出費の多さにビックリ!? 経験者たちが語る“キッズモデル”の実態

出費の多さにビックリ!? 経験者たちが語る“キッズモデル”の実態

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最近よく聞くようになった“キッズモデル”という言葉。

今ではキッズモデルを専門に扱う事務所も数多く存在し、実際に自分の子どもをモデルとして登録している人も少なくありません。

かわいいわが子がモデルデビューできるなんて夢のようですが、「実際にはどんな活動をしてるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。

そこで今回は、キッズモデル&ママたちにリサーチしてみました。

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演技よりも礼儀! 体育会系の世界

『レッスンをきちんと行う事務所だと、先輩・後輩関係が厳格です。例えば、レッスン室には必ず先輩から入ることになっています。

後輩は、レッスン室の入り口にズラーッと並んで、入っていく先輩たち一人ひとりに大きな声で「おはようございます!」と挨拶しなければなりません。この時、声が小さかったり姿勢が悪かったりすると、先輩からも先生からも厳しく注意されます』(30代女性/小学生男の子のママ/キッズモデル歴2年半)

まるで体育会系の部活動のような光景ですね。

実は、モデル事務所に入って最初に教え込まれるのは、演技ではなくて礼儀作法なんだそうです。

中には、こんな感想を述べてくれたママもいました。

『娘が小学校に入ったとき、よそのお子さんの幼さにビックリしましたね。遊びに来ても挨拶しない、靴を揃えないなんて当たり前。私に対してもあれしてこれしてと、まるで自分の親に接するかのような態度なんです。

事務所の子たちはその点、礼儀や大人との関係性がきちんと分かっています。担任の先生からも「目上に対する接し方がこんなにきちんとしている1年生は珍しい」と驚かれました』(40代女性/小学生女の子のママ/キッズモデル歴7年)

撮影や収録は、多くの人が関わる仕事の現場。

子どもといえども、挨拶や敬語、正しいマナーをきっちり守ることが求められているんですね。

びっくりするほどお金がかかる!?

キッズモデルといえば、気になるのがお金事情。

どれくらいの経費がかかるのか、ギャラで元は取れるのか……そのあたりも突っ込んで聞いてみると、ある1人のパパが苦い顔で答えてくれました。

『こんなにお金がかかる世界だとは、正直思っていませんでした。事務所に所属するためには入会金と年会費がかかります。それに毎月のレッスン代。衣装もヘアメイクも自腹で、宣伝用の写真を撮影するときにはカメラマンにもお金を払わなくてはいけません。

オーディションもお金がかかります。選考料だけじゃありませんよ。信じられないんですが、子供服ブランドのオーディションを受けるときにはそのブランドの服を自腹で買って、着ていかなければならないんです。たまに仕事が入ったって、ギャラは雀の涙。トータルだと大損ですよ

本音を言えば、もうやめてほしい。でも、妻がハマってしまっているので、なかなか言い出せないんです……』(40代男性/小学生女の子、幼稚園児男の子のパパ/キッズモデル歴5年)

オーディションにそんな経費がかかるとは知りませんでした。

受けるほど経費はかさみますが、数多く受けないと仕事につながらない。そんなジレンマの中で活動を続けるのは苦しいですね。

また、キッズモデルの仕事は急に入ることが多いそう。現場までは親が送迎をしなければなりませんから、本格的にモデル活動をさせるなら共働きだと難しいでしょう。

実際、手が回らなくなって仕事を辞めてしまったというママもいました。経済的にはなかなか厳しいのが、キッズモデルの実情なんですね。

幼稚園の先生から聞いた、こんなこぼれ話

さまざまな人にリサーチをしていたところ、驚きのこぼれ話も聞くことができました。

かつて幼稚園の先生をしていた方が打ち明けた、こんなエピソードです。

『随分昔の話です。受け持ちのクラスにキッズモデルをやっているお子さんがいらっしゃいましたが、とても大変でしたね。「絶対にケガと日焼けはさせないで」とご両親から念押しされ、運動会や遠足は3年間ぜんぶ欠席。夏のプール活動もダメ、日常の外遊びは最低限に。

一度お友だちとのトラブルで、顔に小さな傷跡を作ってしまったことがあったのですが、お迎えにきたお母様にはものすごい剣幕でお叱りを受けました。そのお子さんが在園している間は、毎日戦々恐々でしたね』(50代女性/幼稚園教諭)

キッズモデルの顔と体は、大事な商品。細心の注意を払って扱わなければなりません。

とはいえ、運動会や遠足に参加できなかったり、みんなと外遊びができなかったりするのは少しかわいそうにも思えます。

子ども自身がモデル活動に喜びを感じ、自分の意思でそうしているならまだいいでしょう。

でも、親が過剰な期待をかけ、子どもの自由を奪ってまでモデル活動をさせているなら、それは好ましくありませんね。


キッズモデルの実態、いかがでしたでしょうか。

芸能界は特殊な世界。得られるものも多いけれど、失うものもそれなりにあるのだな、と強く感じた今回のインタビューでした。

そして、モデル活動に興味のあるママさんたちへ。

もしも足を踏み入れるなら「ここまで」という一線はとても大切です。きらびやかな世界に心奪われて、のめり込みすぎることがないようにしましょうね。

●文/パピマミ編集部

ライター紹介

貴子(優くん、綾ちゃん)

貴子(優くん、綾ちゃん)

ママになっても自分の時間を大切にし、笑顔でいることで子どもたちも笑顔でいられるよう、楽しくやっています♪

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