どこがベスト? “七五三”の写真撮影におすすめのスタジオ比較
2017年10月14日 | よみものどこがベスト? “七五三”の写真撮影におすすめのスタジオ比較

秋の気配を感じるころになると、七五三の前撮りをするママたちが増えてきますね。
でも、どこで撮るかは悩みどころです。少しでもいい写真を、少しでもおトクに、少しでもラクに撮るにはどうしたらいいのでしょうか?
そこで今回は、七五三写真が撮れるスタジオ3種類を比較してみました。
体験談を元に、それぞれのメリット・デメリットをまとめていきましょう。

(1)格式ナンバーワン! 写真館
『格式がある、パリッとした写真が撮れました。義両親や親戚からのウケも抜群で、「やっぱり節目はこうやって、きちんとした写真に残しておくべきよね。しっかりしたお嫁さんで良かったわ〜」とホメられちゃいましたね(笑)』(30代女性/5歳男の子を撮影)
昔ながらの写真館は、フォーマル感満点。格調高く、品のあるポートレイトを撮ってもらうことができます。
もちろん、カメラマンの技術も一流です。そのため、誰にでも安心して見せられる写真が欲しい人にはおすすめできますね。
『私たちが撮った写真館には、衣装レンタルがありませんでした。だから、まず衣装店に寄って、そこで着付けとヘアメイクをすませてから写真館へ向かったのですが、これが予想以上の大変さ。イヤがって泣き叫ぶ3歳をなだめ、自分も慣れない着物を着て、苦しいのなんの……写真館に到着した時には既にグッタリでしたね』(30代女性/3歳女の子を撮影)
多くの写真館は衣装レンタルを行なっていません。
まず衣装を着てから写真館へ向かう必要があるため、3歳や5歳のお子さんにはちょっぴり苦痛かもしれませんね。
『台紙に入った写真を1枚何千円で買い取るシステムでした。ネガや撮影データをもらえないばかりか、後から小さいサイズで焼き増しすることもできず、ガッカリでしたね』(20代女性/3歳女の子を撮影)
写真そのものが主力商品である写真館では、ネガやデータを貰えないケースがほとんど。
焼き増しや年賀状、プリントシールを作りたい場合は、買い取った大判の写真を台紙から外し、スキャナにかけて作成する必要があるんです。
町のDPEショップで行なってくれるとはいえ、一手間かかってしまいますね。
(2)キラキラ衣装てんこもり! 子どもスタジオ
『とにかく衣装が豊富! 子どもが好きそうなデザインのものが何着でも着放題で、娘は大興奮でした。スタジオ内でヘアメイクもバッチリやってくれるので、手ぶらで行けるのも嬉しかったですね』(30代女性/3歳女の子、7歳女の子を撮影)
子どもスタジオの最大の売りは、店頭にずらりと並ぶ色とりどりの衣装。
これが何着でも着放題なのですから、おしゃれ好きの女の子ならテンションはMAXになりますね。
でも、ここには思わぬ落し穴が。
『どれだけ着ても、何ポーズ撮影しても追加料金ナシ! とのことだったので、調子に乗ってアレコレたくさん撮影した私たち。撮影後、どの写真を買い取るかデータチェックしたのですが、どれもかわいくて選びきれない……。
私とパパ、そして子ども自身の意見や好みが合わないこともあり、結局は予定していたよりもかなり多くの写真を買い取るハメに。最終的にはかなり高額になってしまいました』(40代女性/7歳女の子、5歳男の子を撮影)
そう、子どもスタジオは衣装やポーズ数ではなく、買い取る写真の数に対して課金されていくシステムなんです。
買わなかったデータは処分されてしまいます。
せっかく撮ったのにもったいない、あれもカワイイし、これもステキ……そんな思いがつのるあまり、予算をうっかりオーバーしてしまうケースは非常に多いそうですよ。ご注意あれ。
(3)オシャレ&自由に! 一軒家スタジオ
『半日かけてゆったり過ごしながら、自然な表情をたくさん撮ってもらえました。一軒家の中をどんどん動き回り、散策する娘……堅苦しいスタジオでは決して見ることができない笑顔やビックリ顔、面白いしぐさを残せて本当によかったです』(30代女性/3歳女の子を撮影)
おしゃれな家を模したスタジオで、自由な雰囲気のなか撮影ができる一軒家スタジオ。
カメラの前でじっとしていることが難しい3歳や5歳のお子さんにはぴったりです。
また、準備や着替え、ママとおしゃべりをしている姿といった“オフショット”を撮影してくれるのも一軒家スタジオの魅力です。
日常の垣間見える自然な姿って、後になって見返したときに感慨ひとしおなんですよね。
『撮影終了後、全データをその場でもらうことができました。持ち帰って自分でプリントしたり、小物に加工したりと好きに使えるのがとても良かったです。さりげなく私だけ美白修正してみたりもしました(笑)』(30代女性/5歳男の子を撮影)
従来型のスタジオの場合、ネガやデータを即日渡すことはありませんでした。しかし、一軒家スタジオでは太っ腹にもデータを全部受け取ることができるのです。
これは、自力でプリントや加工ができるママにとっては便利&リーズナブルですね。
しかし、一方でこんなエピソードも……。
『できあがった写真はオシャレで、同世代ママにはすごくウケました。でも、義両親の反応はイマイチ。「何だか七五三って感じがしない写真だねぇ」と、イヤミのように言われてしまいました』(40代女性/7歳女の子を撮影)
光いっぱいのキレイな写真が撮れる一軒家スタジオですが、格式という点から見ると今ひとつ。
大人びた感じを出したい7歳の記念撮影には、少しカジュアルすぎるという意見もあるようですね。
七五三の写真は、時を経てから本当の価値が出てくるもの。
数十年後に台紙を開いて「こんな時期があったね」と懐かしくなる1枚が残せるよう、スタジオ選びは慎重にしたいものですね。
●文/パピマミ編集部