親子関係

内心ウンザリしてる!? 祖父母を“孫ブルー”にさせた人の体験談と対処法

内心ウンザリしてる!? 祖父母を“孫ブルー”にさせた人の体験談と対処法

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孫の誕生は誰だってうれしいもの……そう思っている人は多いですよね。

実際、孫を甘やかしすぎる両親・義両親に頭を悩ませている人もいるでしょう。

しかし、一方では孫が生まれたことで“孫ブルー”に陥る人たちがいることをご存じですか?

日頃から「うちのおじいちゃんおばあちゃんは孫を可愛がってくれない」と思っている人は、もしかしたら両親・義両親を“孫ブルー”に追い込んでしまっているかもしれません。

今回は、両親・義両親を“孫ブルー”にさせてしまった人の体験談とその対処法についてお話ししています。

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祖父母世代の知られざる本音

世間一般では、“おじいちゃんおばあちゃんは孫を可愛がるもの”というイメージが定着しています。

そのため、毎年お盆休みや年末年始に帰省するという方は、「両親・義両親を喜ばせたいから」という理由で帰る人も少なくないでしょう。

また、自分だけでは子育てが大変だからと両親・義両親と一緒に住む人もいますが、その根底には「向こうも多少はうれしいはず」という意識が少なからずあるのではないでしょうか。

しかし、価値観が多様化した現代では“孫の誕生”は必ずしもうれしいものではなく、むしろ気持ちが落ち込んでしまう人もいると言われています。

たとえば、孫の子育てに協力することで自分の時間がなくなる、お金がなくなる、自分では老けた感覚がないのに“おばあちゃん”と呼ばれる……などが原因になると言われています。

この複雑な心情のことを、著書『子や孫にしばられない生き方』の中で河村都さんが“孫ブルー”と命名して話題になったことは記憶に新しいですね。

「孫かわいいでしょ?」と善意だけで面倒を押し付けられがちな彼らですが、実際の心中ではウンザリしていることも少なくないのです。

孫ブルーにさせてしまった人の体験談

(1)気づけば母の自由な時間を奪っていた

『うちは共働きなので、基本的に朝から夕方まで子どもの面倒を母に見てもらっていました。「母も孫と触れ合えてうれしいはず」と思い込んで丸投げしていたのですが、ある日母から「言いづらいけど、これ以上はお父さんとお母さん協力できないよ」と言われました。理由を聞けば、本来は私たちの子育てが終わったら海外旅行や趣味などに没頭する老後を送る計画だったのに、孫の世話で自分の時間が全くとれなくて困っているとのこと。母の切実な訴えを聞いているうちに、とても申し訳ないことをしていたと気づきました』(38歳女性/医療)

「孫と触れ合えてうれしいはず」……このような気持ちで子どもを両親・義両親に預ける人は少なくないと思います。

しかし、人によっては孫の世話よりも自分たちの生活を優先したいという人も当然存在することを忘れてはいけません。

それに気づかずに協力を仰ぎ続けることで、両親・義両親を“孫ブルー”に追い込んでしまうこともあるようです。

(2)「おばあちゃん」に傷ついていた義母

『言われるまで気づけなかった自分が情けないですが、義母はずっと「おばあちゃん」と呼ばれることに抵抗があったそうです。それも当然で、孫が生まれたとき義母はまだ40代。私自身もあの年でおばあちゃんと呼ばれることには耐えられないと思います。子どもが1歳になったころに打ち明けてくれて、今では可愛らしいあだ名で呼んでいます』(27歳女性/飲食)

自分の子どもが比較的若い年齢で孫を産んだ場合、40代でも「おばあちゃん」になり得ます。呼び方としては間違っていませんが、女性として40代なのに「おばあちゃん」と呼ばれるのはやはり抵抗があるものです。

また、40代に限らずいくつになっても「おばあちゃん」と呼ばれることを悲しむ人もいます。呼び名については事前に希望のものを聞いておくようにしましょう。

(3)金銭的負担を強いていた

『孫のためだからとランドセルや勉強机、ゲームなどを買い与えてくれた両親。感謝しつつも心の中で「当然」という気持ちがどこかにあったんだと思います。毎週うちへ来てもらうための交通費や孫に買ってあげるオモチャなどの代金について一度も「ありがとう」と感謝したりお金を返したりしませんでした。最初のうちは我慢していた両親も、「親に頼りすぎている」と怒ってあまり来てくれなくなりました。そのとき、はじめて孫に使うお金のために自分たちの食費を削っていたことも知りました。実の両親とはいえ、甘えすぎていたと思います』(41歳女性/不動産)

ランドセルや勉強机などの学習用具やオモチャ、お菓子など祖父母世代が孫に消費するお金は決して少なくありません。

とくに定年退職して年金で暮らしている場合は家計へのダメージが大きく、孫のために普段の生活から節約をしているという人もいます。最近では孫にお金を使いすぎて老後に破産してしまう“孫破産”という言葉も話題となりました。

実の親だからと油断していると、いずれ関係がギクシャクしてしまいます。

両親・義両親を孫ブルーにさせないために

両親・義両親を“孫ブルー”にさせないためには、まずは「身内だから」という甘えを捨てる必要があります。

彼らが孫のために費やしてくれるお金や時間は有限ではなく、とても貴重なものです。協力を求めるのはなるべく最小限にとどめ、どうしてもお金や時間を使ってもらう必要がある場合は感謝や何かしらの見返りを用意することが大切です。

また、両親・義両親との関係を良好に保っておくことは、子どもたちにとってもメリットがあります。両親・義両親に度を超して甘えてばかりいると、最悪絶縁状態に陥ることもあり得ます。そうなれば孫は祖父母に会うことができなくなります。

関係を良好に保っておくことで、孫は祖父母の愛情を満足に受け取ることができるのです。


いかがでしたか?

まずは両親・義両親に迷惑をかけている、と自覚することから“孫ブルー”の予防は始まります。

自分たちは大丈夫かどうか、一度考えてみてくださいね。

【参考文献】
・『子や孫にしばられない生き方』河村都・著

●文/パピマミ編集部

ライター紹介

REIKO(SORAくん、UTAくん)

REIKO(SORAくん、UTAくん)

男の子2児のママです。ファッションが好きで、夫と子ども2人と仲良く楽しく日々くらしています。

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