息子にやらせてよ! 義実家での手伝いに関する嫁たちのホンネ
2015年8月15日 | よみもの息子にやらせてよ! 義実家での手伝いに関する嫁たちのホンネ

この時期、お盆で義実家へ帰省している方も多いでしょう。
お姑さんとの仲が良くても、旦那さんの実家というのはどうしても気を使いすぎて気疲れしてしまうもの。
ときには「なぜそんなことを言われなければならないのか」「なぜそこまでしなければならないのか」と、イラッとしたりモヤッとしたりすることもあるでしょう。
女性のためのコミュニティサイト『ガールズちゃんねる』には、そんなお盆にありがちな嫁姑問題が投稿され、共感や同情の声が寄せられています。

姑が嫁だけをこき使うのはおかしい!?
『【お盆】義実家での手伝い【嫁姑】』というトピックスを立てた投稿者さんは、夫の実家なのになぜ自分が姑にあれこれ指図されて手伝いをしなければならないのかと憤りを感じている様子。
食事の準備や片付けなど、自分の息子に指示してやらせればいいものを、なぜ嫁にばかりやらせるのか、他人をなぜ召使いのように扱えるのかと疑問を投げかけています。
これに対し、同じ“嫁”という立場の女性たちからは、
『みんなで準備も片づけもやればいいのに、男性陣だけ座ってテレビ見てて女性陣が仕事してる図はおかしい』
『奴隷みたいだよね』
『分かる。外食の方が気楽だわ』
『お盆とお正月は仕方ない。長男の嫁は使えないからって、次男の嫁の私は使われまくり』
『確かになぜ嫁が手伝って姑の息子である旦那はどっかり座って上げ膳据え膳なんだ?』
『うちの義母も義兄と主人には何も言いません。「ほら、あんたたちも動きなさいよ」くらい言えって思います』
など、共感の声があがっていました。多くの女性が納得いかないのは、姑が嫁にだけ手伝わせておいて、男性(自分の息子)には手伝うように言わないことのようです。
普通、自分の子どもにこそ家の手伝いをさせるものですよね。
「男子厨房に入らず」という古い考えのお姑さんが多いのでしょうか。それとも、自分の息子は可愛すぎてそんなことさせられないのでしょうか……謎です。
一方、
『しません、行きたくて行ってるわけじゃないし。来いって言うならむしろおもてなししろよ!って感じだわ』
『最初の何年かやってたけどもうやってない。やっても距離感変わらんかったし』
など、強気な発言で断固手伝いをしないという人も。なかなかの強心臓ですね……あっぱれです。
嫁に手伝わせる姑はもはや少数派かも……
でも、世の中にはお嫁さんをこき使う姑ばかりではありません。お嫁さんを気遣ってくれる優しいお姑さんも多いようです。
『やろうとしても止められるのでしないです』
『私は何もしないですよ。何もしなくていいと言ってくれるので』
『何もしないよ、他所のお宅だし。相手側も、座ってて〜何もしないで〜て言うし』
『私何にもしてません。なんなら子ども見てくれるから昼寝させてもらってます』
『手伝いますと言っても毎回断られるので、もう止めました』
など、手伝おうとしても何もしなくていいと止められるという人の意見も多数あがっていました。むしろ、手伝わせる姑よりも手伝わなくていいと言う姑のほうが多いように見受けられます。
これは助かりますが、「何もしなくていい」と言うのは、自分をまだ家族として認めていない=お客様扱いしているということではないか、と不安に思っている人もいるようです。
「何もしなくていいんだ、ラッキー」と素直に喜べないのもつらいところですね。
義実家で嫁の行動として正解なのは?
では、義実家でお嫁さんはどう行動するのが正解なのでしょうか。
お姑さんにあれこれ指図されて嫌々手伝っている、という人の場合は、何か言われる前に自分から率先して動きましょう。
“言われなくてもやる”という姿勢を見せることで、お姑さんの心証を良くすることができるかもしれません。
そして、自らテキパキ動く嫁を見て、「少しは休んだら? あとは私がやるから……」と優しい言葉をかけてくれるようになる可能性もないとは言えません。
お姑さんの心証を良くすることも、接し方を変えることもできなかったとしても、言われてから動くより言われる前に自分から動くほうが、自分自身の気持ちも良いのではないでしょうか。
また、「何もしなくていいから座ってて」などと手伝うことを拒否され、なんとなくモヤモヤした気持ちになった場合には、「じゃあお皿を並べるだけ手伝いますね」「お皿を下げるのだけでもやらせてください」など、もう一押ししてみてもいいでしょう。
もちろん、お姑さんの好意に感謝して、何もしないでいるのもOKです。
しかし人数が多く、お姑さんが一人で忙しそうにしている場合には、遠慮している可能性もあるので、やはりもう一度「大変そうだし、二人でやったほうが早いので手伝います!」と言ってみましょう。
「よくデキる嫁だな」と思われて、関係性が良くなるかもしれません。
年に何度かしか顔を合わせない間柄だからこそ、顔を合わせている時間はお互いに気持ちよく接したいもの。時には夫をうまく利用してお姑さんの真意を見極め、うまく立ち回ってくださいね。
●文/パピマミ編集部