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過保護すぎる? 親だけが参加する“代理婚活パーティー”の実態

過保護すぎる? 親だけが参加する“代理婚活パーティー”の実態

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婚活業界で話題になっている「代理婚活」や「親コン」。あなたは耳にしたことがありますか?

これは、結婚したい当事者ではなく、その親だけが参加する婚活パーティーのこと。

最近では大手の結婚相談所もぞくぞくと親向け婚活パーティーを開催しています。親専門の結婚セミナーもあり、連日大反響となっているそうなんです。

今回は、この代理婚活について考えます。いったいどのようなもので、本当にメリットはあるのでしょうか?

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代理婚活パーティーってこんなもの

親による代理婚活はどのような手順で行われるのでしょうか。親専門の婚活パーティーに参加したことがある方からお話を伺ってみました。

『だいたい40人くらいの親が集まりましたね。ほとんどが母親でしたが、中には夫婦で参加している方もおられました。当日はまず参加者リストが配られます。そこには結婚を希望している当事者たちの年齢、職業、長所や短所、身長、体重、喫煙するかどうか、飲酒するかどうかなどが細かく書いてあります。

気になる方がいたら、親御さんとお話します。リストからは分からない家柄の雰囲気などは、だいたい親御さんと話してみると伝わってきますね。話してみてお互い納得したら、子どもの写真付き身上書を交換する……という流れです』(60代女性/主婦/30代息子が婚活中)

どうやら、当事者が参加する一般的な婚活パーティーと流れや雰囲気はあまり変わらない様子です。

ただ1つだけ違うのが「親だけが参加している」というところ。

当事者不在の婚活に、不安はないのでしょうか? 他の経験者はこう語りました。

『真の婚活は、身上書を受け取った後からです。自宅に持ち帰り、家族みんなでお相手について検討します。10枚以上の身上書を持って帰っても、家族みんなが納得する相手は1人もいないことなんてザラです。でも、こうしてじっくり考えることができるので、娘が婚活パーティーの席に来なくても不安はありませんね』(50代女性/会社員/30代娘が婚活中)

代理婚活のメリット

少しずつ増えてきている代理婚活パーティー。そのメリットを、参加者の声から考察していきましょう。

時短で合理的に婚活できる

『私の友人は、5年もつきあった相手との結婚を親に反対され、婚約までいったのに破断となってしまいました。20代の大事な5年間が全部ムダになってしまったんですよね。

私はもう30代、そんなムダは絶対に避けたいんです。親がふるいにかけてくれた相手の中からお気に入りの相手を選ぶのは、時短かつ合理的な方法です』(30代女性/教員)

確かにそうかもしれません。

親が最初から相手の人となりを知っているわけですから、「相手を親に紹介する」という面倒なプロセスを省くことができますよね。

早く、ムダなく結婚までこぎつけることができるのは、代理婚活のメリットのひとつなのでしょう。

親からアドバイスを貰えるのが頼もしい

『僕のことを一番理解しているのは、何だかんだいってやっぱり親。それに、親は結婚生活の酸いも甘いも噛み分けてきてるでしょ。だから、同世代の友人からは得られないようなアドバイスをガンガンもらえます。頼もしいですよ』(30代男性/自営業)

親は子どものあらゆる姿を見てきています。

考え方のクセ、行動パターン、コミュニケーションで気をつけるべき点……さまざまなことを把握しているのです。

だからこそ、親がくれるアドバイスは具体的。ともに婚活をやりぬく、絶好のパートナーとなりうるのですね。

代理婚活のデメリット

代理婚活にデメリットはないのでしょうか。こちらも参加者の声から考えてみました。

親が勝手に断ってしまう

『僕が気に入ったお相手を、親が勝手に断ってしまうので困ります。結婚するのは僕だから、最終決定権は僕にあるべきですよね。でも、婚活にかかる費用を負担してもらっているので、強く出られないんですよね』(20代男性/会社員)

親からすれば、子どもの判断はまだ未熟なのでしょう。

できるだけいい相手と、間違いのない結婚をして欲しい。そんな願いが行き過ぎてしまい、トラブルになることはよくあるようです。

意見が分かれたあげく、大喧嘩となって親子関係が破綻したケースもありました。これでは、幸せな結婚は遠のくばかりですね。

親まかせになりすぎる

『私が頑張りすぎたのでしょうか……娘は自分自身で出会いを探さなくなりました。まるで他人事のように「お母さん、婚活パーティー行かないの?」と言うので、困っています』(60代女性/主婦/30代娘が婚活中)

代理婚活では、実際に行動するのは親ばかり。結婚したい当事者が動くわけではないので、自分の問題として認識できなくなりがちです。

中には、親が見つけてきた相手とうまくいかないと「あんな相手を選んできたお母さんのせいだ」と言い出す人までいるとか。

自立できないタイプの子どもだと、代理婚活をうまくすすめるのは難しいのかもしれませんね。


代理婚活を成功させるカギは、親子の適切な距離感です。

結婚相手を決めるのはあくまで子ども自身。親はそのサポートに徹し、うまく舵取りをすることに徹したほうがよさそうですね。

●文/パピマミ編集部
●モデル/ゆみSAYA

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