親子関係

単なるエゴ? 子どもが親の期待通りに育たなかったときの考え方

単なるエゴ? 子どもが親の期待通りに育たなかったときの考え方

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愛するわが子にはできるだけ幸せになってほしいというのは、子どもを持つ親なら誰しも考えることではないでしょうか。

熾烈な受験戦争や就職活動など年代ごとに競争が行われているだけに、心配な気持ちをもつのも仕方ないのかもしれません。

しかし、親の期待が大きすぎるために、子どもがそれを負担に感じてしまうこともあります。

また、あれこれと大切に育ててきたにも関わらず、子どもが思ったような成果を出せないことがあると、失望してしまう親もいるでしょう。

今回は、手塩にかけて育てた子どもが期待通りにならなかった人の声と、その対処法をご紹介します。

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(1)正しいレールに乗ってくれなかった

『小学校受験をさせて、いわゆる人気校に入学させることができました。合格するためにお金や時間は惜しまず、そのためにさまざまな努力を続けてきたのです。しかし中学に入って徐々に成績がさがり、高校では学校に行かない日が増えてきました。

最終的に不登校となり、きちんとした企業に就職するという夢は叶わなくなってしまいました。「こんなはずじゃなかった。こんな子、私の子じゃない」とまで思ってしまいましたね。普通の幸せを願っているだけだったのですが』(40代女性/パート)

有名な大学を出て、一流の企業に就職し、平穏な結婚をするのが幸せだと思っている親は少なくないでしょう。

しかし、子どもが自分で行った選択を尊重することも重要です。子どもの人生は子どものものであり、決して親のものではありません。

親は、レールを敷いてそれに乗せるのではなく、あくまで見守ることに徹するのです。

「夜更かしする」「学校を休む」「勉強をしない」というのは、すべて子どもが選んだこと。

それを認めず、「親の教育が悪かった」と思い込むのは、エゴと言うほかないでしょう。

たとえ親の望んだレールが一般的には正しいものだったとしても、子どもの成長には失敗することも必要なのです。

(2)身に付かなかった生活習慣

『健康な体と規則正しい生活習慣さえあれば、他にはなにもいらないと思っていました。最低限のしつけができていれば外で恥ずかしい思いをすることもないでしょうし。しかし、私の思いは子どもに伝わらなかったようで、散らかし放題の部屋に暴力的な態度。

一人暮らしを始めてからは外食や弁当ばかりできちんとした食事も取っていないようです。これまでの私の努力はなんだったのでしょうか……』(40代女性/主婦)

わが子のこととなると、日頃の些細なことも気になってしまうという親は多いでしょう。

あらゆる行動にケチをつけ、望み通りの行動ができなければ叱責する……。

しかし、これを受けた子どもはどう感じるでしょうか。

そもそも、規則正しい生活などをそもそも望んでいなかった可能性もあるでしょう。

それに加え、押し付けられ、さらには批判までされるとあれば、反抗する気持ちになっても仕方ありません。「恩着せがましい」とさえ言えるのではないでしょうか。

(3)苦手なことが多い子どもになってしまった

『うちの子は他の子どもたちより「できないこと」「苦手なこと」が多いように感じます。普通のことができないというか……。それが原因でいじめのターゲットになってしまうようなことがあれば、後悔してもしきれません。

子どもをきつく叱ることも多いですが、その後「どうしてわかってくれないの? できるようにならないの?」と自己嫌悪してしまいます。かといって、褒めて伸ばすというのも違う気がして、子育てに自信がありません』(30代女性/事務)

親というものは、子どもの欠点を見つけると心配になり、平穏な状態ではいられなくなります。

「あれはしちゃダメ」「どうしてこんなこともできないの」という言葉は、「他のみんなができることを当然のようにやってほしい」という思いがあるからです。

これは“否定”することを意味します。しつけや教育を、欠点をなくすことだと思っているからです。

しかし、親の失望は子どもを次第に無力にしていきます。

弱みを見つけて指摘するのは簡単です。人と違う部分を探して、それがおかしいと言うだけ。

反対に、強みというものは人と違うからこそ強みなのであり、それを見つけ、良い部分だと考えることは簡単ではないでしょう。

しかし、これは褒めればいいということでもありません。結果に着目して褒めることは、子どもが親の目を気にして行動することにつながるためです。

大切なのは、子どものことをよく観察し、しっかりと対話することです。


いかがでしたか?

最近では毒親という言葉も注目され、親のあり方というものが考え直されているのかもしれません。

安易に叱るのは簡単です。時には我慢を強いられることもあるかもしれませんが、忍耐強く向き合ってみることが大切ではないでしょうか。

●文/パピマミ編集部

ライター紹介

REIKO(SORAくん、UTAくん)

REIKO(SORAくん、UTAくん)

男の子2児のママです。ファッションが好きで、夫と子ども2人と仲良く楽しく日々くらしています。

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