赤ちゃんのおむつ交換

カウント作戦が効果的? 外出先でスムーズにおむつ交換をするコツ

カウント作戦が効果的? 外出先でスムーズにおむつ交換をするコツ

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こんにちは。子育て支援を専門にする臨床心理士の今井千鶴子です。

外出先でのおむつ替え、大変ですよね……。

私も子どもたちがまだおむつだったころは、外出しても「いつ替えよう」「どこで替えよう」などおむつ替えのことばかり考えていました。

そこで今回は、外出先でおむつ替えをするときのコツについて考えます。

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子どもが遊びに夢中なときのおむつ替え

遊びに夢中なとき、おむつ替えを嫌がるお子さんは多いです。

私も経験がありますが、無理やり連れて行くとその後のおむつ替えで大変な目にあうと思います(苦笑)。

ここでは、お子さんが遊びに夢中なときにオススメの方法を2つご紹介します。

1つ目は“予告”です。楽しく遊んでいるのを急にやめるのは、大人でも難しいことです。

ですから、お子さんが楽しく遊んでいるときは、「あと3回終わったら、おむつ替えようね」など、もうすぐおむつ替えの時間であることをあらかじめ予告しておきましょう。

ポイントとしては、おむつ替えを予定している時刻ギリギリではなく、少し時間に余裕をもって予告することです。

そうすることで、ママも焦ったりイライラしたりせずに待っていられます。

2つ目は“カウント作戦”です。これは、ゲーム(競争)が好きな子には特に有効です。

「どのくらいでおむつ替えができるか、数えてみよう!」「家よりも早く替えられるかな?」など、ゲーム感覚で誘うとスムーズにいくことが多いです。

私もこのカウント作戦にはずいぶん助けられました。

普段通りを心がける

人はいつもと違う状況だと不安を抱きやすいものです。外出先のおむつ交換は、まさに“いつもと違う状況”ですので、ママやお子さんが不安を感じるのも当然です。

ですから、ママは「不安があって当たり前」くらいにドンと構え、“普段通り”のおむつ替えを心がけましょう。

私も経験がありますが、ママが「急がなきゃ!」「早くしなきゃ!」と思えば思うほど、子どもは動き、物は落ち、悲惨な状況になりがちです……。

これは、ママの焦りがお子さんに伝わっているためかもしれません。ですから、ママができるのは普段通りにおむつ替えをすることです。

子どもが動いたときでも、「なんとかなる」と心を落ち着かせ、「大丈夫だよ」「おむつを交換して気持ち良くなろうね」と優しく声をかけましょう。

ママが落ち着いて行動していれば、お子さんにも「ここは安心な場所だ」と伝わりやすくなるはずです。

そして、おむつ替えが終わったら、「上手にできたね」「動かずじっとしてくれたおかげで、やりやすかったよ」などお子さんのがんばりをたくさん認めましょう。

これは、お子さんがずっと泣いていた(嫌がっていた)場合も同じです。

私も経験がありますが、子どもに泣かれると周囲の目が気になり、子どもを責めたくなることもあるかもしれません。

でも、泣いていたことを厳しく叱りつけるよりも、いつもと違う状況でがんばれた(最後までおむつ替えができた)ことを認める方が、次のおむつ替えへの意欲につながると思います。

心理学でも、“成功体験で終わる”ことによって次の行動が起こりやすくなることがわかっています。

パパと協力する

女性用トイレは男性用トイレに比べて混んでいることが多く、待ち時間が長いこともあります。

また、次に待っている人がいると焦ってしまい、おむつ替えがうまくいかないこともあるかもしれません。

ですから、パパにも外出先でおむつ替えをお願いできたら、ママの負担は軽くなると思います。

仲(2016)は、ベビー休憩室において「誰がおむつ替えをしたか」を調査しています。その結果、父親がおむつ替えをしている割合は、休日では2割に達することがわかりました。

また、夫婦でベビー休憩室に来て、父親がおむつ替えを行っているあいだ、母親が休憩するケースもみられたとのことです。

一方、『第一生命経済研究所』の「父親の子育てに関する調査(2014)」では、子どものおむつ替え(排尿の補助)を「非常によくしている(した)」と回答した父親は約2割、「時々している(した)」父親が4割弱いることがわかりました。

このことから、日頃おむつ替えを積極的に行なっているパパは外出先でも積極的におむつ替えをしている可能性が推測されます。

外出先でのおむつ替えはパパにとってハードルが高いかもしれませんが、事前にお願いすれば練習(復習)できるため、日頃からおむつ替えをよくしているパパだけでなく、時々しているパパも受け入れやすくなるのではないでしょうか。

ちなみにわが家も家族で外出するときは、夫と協力しておむつ替えをしていました。

夫におむつ替えをしてもらうのを息子も喜んでいたので、私だけでなく息子にとってもよかったと思っています。

夫婦で協力できたらお出かけはさらに楽しくなると思いますので、一度パパと話し合ってみてはいかがでしょうか。


いかがでしたか。今回は外出先でのおむつ替えのコツについて考えてみました。この夏のお出かけがさらに楽しいものになりますように!

【参考リンク】
父親の子育てに関する調査 | 第一生命経済研究所(PDF)

【参考文献】
・仲綾子・谷口新(2016)複合商業施設における行動観察調査にもとづくおむつ替えゾーンを中心としたベビー休憩室の利用実態と計画課題 日本建築学会計画系論文集, 81,1259-1268.

ライター紹介

今井千鶴子

今井千鶴子

短大卒業後、一般企業に就職。退職後、オーストラリアの小学校にてボランティアの日本語教師アシスタントを経験。オーストラリア滞在中に臨床心理学に興味を抱き、帰国後大学進学を決意。一念発起で受験勉強をし、25歳で早稲田大学人間科学部に入学。その後2007年に臨床心理士、2009年に博士学位を取得する。専門は認知行動療法。現在は「楽しく子育て」をモットーにいくじ(育児・育自)に関するサポートを行っている。また、勉強への興味が乏しかった幼少期の経験をもとに、子どもたちが「楽しみながら学ぶ」ための活動も展開中。2児の母。

ライター紹介

坂井由有紀(央将くん)

坂井由有紀(央将くん)

初めての育児でわからないことばかりですが、毎日楽しく! をモットーに子育てを楽しんでいます。

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