赤ちゃんのしつけ

失敗しても平気? トイレトレーニング中の外出で気をつけたいポイント

失敗しても平気? トイレトレーニング中の外出で気をつけたいポイント

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こんにちは。子育て支援を専門にする臨床心理士の今井千鶴子です。

育児のご相談で多くいただくもののひとつに“トイレトレーニング”があります。今日は、トイレトレーニング中の外出で気をつけることについて考えます。

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はじめに

トイレトレーニングのことで頭を悩ますママはとても多いです。

唐田(2007)の研究でも、1〜3歳の子どもをもつ母親の“子育てで困ったこと・悩んだこと”として、“トイレトレーニング”が上位に入っています。

かくいう私も、長男のトイレトレーニングでは苦戦しました……。

今、数年前の自分に言いたいことは、「周りを気にせず焦るな」ということでしょうか(笑)。同じ年代の子が完了していると、妙に焦るんですよね……。

ママがどんなにがんばってもうまくいかないことはあります。

ママが特に気にしていなくてもすっとできてしまう子もいれば、そうでない子もいます。一人ひとり個人差があるのです。

幼児期の大切な時期にトイレトレーニングを卒業した周りの子を見て焦ったり、イライラしたり、落ち込んだりするよりも、親子で笑顔いっぱいに過ごした方がお子さんの心の成長には断然いいのです。

万が一失敗したときの対応

最初のころは失敗することもありますので、外出時は“失敗”したときに備えて準備しておくと安心です。

1つ目の準備は“心”の準備です。「失敗して当たり前」くらいの気持ちで望んだ方がいいと思います。

ママが失敗を過度に恐れていると、お子さんにもそれが伝わってしまいますし、「失敗するのは悪いことだ」と思い込み、挑戦を避けるようになってしまいます。

ですから、「失敗してもママにまかせなさい」くらいの意気込みで望んだらいいと思います。

また、実際に失敗したとき、ママが焦ったり、怒ったりしてしまう気持ちはとてもよくわかるのですが、できるだけ“いつもと変わらない対応”を心がけましょう。

そして、お子さんが安心するような言葉かけができたらいいですね。

たとえば、「大丈夫だよ。ママ(パパ、お兄ちゃん、お姉ちゃん)も小さいころは失敗しちゃったこともあるけど、だんだんできるようになったよ」という言葉かけなら、お子さんも安心するのではないでしょうか。

トイレトレーニングの時期は“イヤイヤ期”とも重なり、ママもストレスがたまりやすい時期だと思います。

でも、ママが不安になったりイライラしたりしていると、お子さんにもその不安が伝わってしまいます。

子どもの場合は、心理的なストレスが身体症状に現れやすいともいわれ、不安が強まると頻尿になってしまうお子さんもいます。

そう考えると、ママがゆったりとした気持ちでお子さんにプレッシャーをかけすぎないことがやはり大切だと感じます。

ママにとって大変な時期なのは十分承知しているのですが……できるだけ息抜きをしながら、ゆったりした気持ちでお子さんと向きあってもらえたらいいなと思います。

2つ目の準備は、洋服や下着の準備です。着替えを持って出かけたり、紙パンツを持参したりすると安心です。

ちなみに私はトイレトレーニング中の外出時は鞄がパンパンでした。ただ、私の安心が伝わったからなのか、備えたときほど使わないんですよね……(苦笑)。

これまで、万が一失敗したときの対応について紹介しましたが、成功したときにもお子さんのがんばりを十分に認めましょう!

ママやパパにがんばりを認められたら、お子さんは自信がつくと思います。

おしっこの間隔を確認する

頻尿で困られている方へのカウンセリングでも行われる方法ですが、お子さんのおおよそのおしっこの間隔を把握しておきましょう(飲み物を摂取したときの間隔もおさえておくとさらに安心です)。

もし、お子さんのおしっこの間隔が2時間だとしたら、最後のおしっこから2時間前後の様子を気にかけ、やさしく声をかけてみましょう。トイレに行ってから外出できたらさらに安心ですね!

環境に合わせて、柔軟に対応する

外出先にトイレがあるかどうかを知っておくことも大切ですが、トイレの状態もお子さんによってはかなり重要です。

たとえば、汚いトイレを嫌がったり自動で流れるタイプのトイレを怖がったりするお子さんもいます。

お子さんが嫌がったときに無理にさせると、そのことがきっかけでトイレを怖がったりパンツを嫌がったりするなど逆戻りしてしまうことがあります。

どうしても難しそうなら、外出のときは布パンツの上から紙オムツをしたり、パンツ型の紙オムツにしてみたり状況に合わせて柔軟に対応してみましょう!


いかがでしたか? 今回は、トイレトレーニング中の外出で気をつけることについてご紹介しました。

ママとお子さんの外出がますます楽しいものになりますように!

【参考文献】
・唐田順子・森田明美(2007) 乳幼児をもつ母親の子育てに関する困りごとや悩みごとに関する研究:児の年齢別、初経産別による検討 東洋大学人間科学総合研究所紀要, 7, 249-263

ライター紹介

今井千鶴子

今井千鶴子

短大卒業後、一般企業に就職。退職後、オーストラリアの小学校にてボランティアの日本語教師アシスタントを経験。オーストラリア滞在中に臨床心理学に興味を抱き、帰国後大学進学を決意。一念発起で受験勉強をし、25歳で早稲田大学人間科学部に入学。その後2007年に臨床心理士、2009年に博士学位を取得する。専門は認知行動療法。現在は「楽しく子育て」をモットーにいくじ(育児・育自)に関するサポートを行っている。また、勉強への興味が乏しかった幼少期の経験をもとに、子どもたちが「楽しみながら学ぶ」ための活動も展開中。2児の母。

ライター紹介

藤本順子(風悟くん)

藤本順子(風悟くん)

息子とまめ柴と暮らしています! 毎日息子と愛犬を追いかけてパワフルに頑張っています!

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