注意しても直らない! 時間にルーズすぎる遅刻魔な友達への対処法4つ
2014年7月18日 | よみもの注意しても直らない! 時間にルーズすぎる遅刻魔な友達への対処法4つ

あなたの周りに、時間にルーズな人はいませんか?
私はこれまでの人生で、3人の遅刻魔な友達に出会いました。この経験からも、時間にルーズな遅刻魔は一定数存在しており、迷惑をかけられている人は数多く存在していると確信しています。
遅刻魔の厄介な点は、いくら注意しようが怒ろうが、なかなか遅刻癖が直らないところ。だんだん、時間を守ってくれない友人に腹を立てている自分がバカらしく思えてきてしまうこともあります。
では、遅刻魔な友達に対してどのように接すればいいのでしょうか? 今回は、私と同様、遅刻魔な友達に振り回された経験がある方たちにインタビューしてみました。

(1)「○分待っても来なかったら帰る」と伝えておく
『遅刻常習犯の友達は、いくら注意しても毎回謝るものの直らず。30分〜1時間待つこともザラでした。あまりにも遅刻が続いて頭にきたので、「次からは30分待っても来なかったら帰るからね!」と伝えるようにしました。で、案の定、30分待っても来ない。だから宣言通り帰りましたよ。
40分後に友達から「今どこ?」と連絡が来ましたが、「30分待っても来なかったから、言った通り帰ってるよ」と伝えたところ、私が本気で怒っているのがわかったようで、次回からは遅刻の時間が大幅に短縮されました。それでも5分、10分は遅刻してくるんですけど(笑)』(20代女性/大学生)
待つ時間の制限を決めてしまうという方法ですね。自分の大切な時間をムダにしないためにも、これは有効な方法だと思います。
ただ、待ち合わせ場所まで行くための移動時間が長ければ長いほど、「せっかくここまで来たのに遊ばず帰るなんてもったいないな」と思ってしまうんですよね……。
(2)「○分遅れたら罰金」と伝えておく
『学生時代、友達にさんざん待たされました。お互い学生ということでお金もなかったんで、お金が絡むと本気出してくれるかなと思い、「20分以上遅れたら500円、それから10分ごとに100円のペナルティね」と伝えたところ、ほんとに10分だけの遅刻で来ました。そいつにしては10分だけの遅刻なんて珍しいから、「やればできるじゃん!」となんだか親のような気持ちになりましたね〜』(30代男性/会社員)
時は金なりと言いますからね。待てる時間の限界を過ぎたら、時間に応じて罰金を発生させるというのもいい手かもしれません。
ただし、当然ながら前もって相手がその約束を承諾しない限りは、お金を要求してはいけませんのでご注意を。
(3)「遅刻したらおごってね」と伝えておく
『ひどいときは1時間も遅刻してくるような友達がいて、そのたびに私はカフェに入って時間をつぶしていたんです。でも、遅刻してくる友達のために時間もお金もムダにしてるってことに納得がいかなくて、「今度からは、遅刻したら私が入るカフェ代と一緒に食べる食事代、おごってね」と言って約束させたんです。
その後の待ち合わせでは遅刻しなかったけど、その次の待ち合わせで遅刻したので約束通りおごってもらいました。私はそれで怒りがおさまるし、友達は痛手を負って「次は絶対遅刻しない!」って決意できるし、一石二鳥でしたよ』(30代女性/パート)
こちらも遅刻することによってお金で賠償させるという方法です。
食事代となるとなかなか高額になるので、これは効き目がありそうですが、相手がそのルールを了承してくれるかどうかという点が問題になりそうですね……。
(4)通常の待ち合わせ時間より早い時間を伝える
『いつも集まる仲間の中で、どうしても遅刻癖が直らない子がいて。いつもみんなで集まるときは、その子にだけみんなと違う、本当の待ち合わせ時間より15分早い時間を伝えています。それによって私たちが待つ時間もほとんどなくて済んでいます』(20代女性/公務員)
これはシンプルで平和的な解決策ですね。私もやったことがあります。
相手が本当に指定した時間通りに遅刻せず来てしまっても、待たせておけばいいんです。相手にも待たされる側の気持ちを理解してもらいましょう。
ただ、時間にルーズな人は良く言えばおおらかなので、人を待たせることに罪悪感を感じない分、自分が待たされることにも寛容な場合が多いです。
その場合、いくら待たされても特に反省しないことが多いので、「これで心を入れ替えてくれるはず」と期待はしないほうがいいでしょう(経験済みです)。
いかがでしたか?
遅刻魔な人に遅刻癖を直させるのは至難のわざです。むしろ、直らないと諦めることも必要になるでしょう。
遅刻癖が直らないのであればもう友達でいたくない、と思えば離れていけばいいだけです。それがいい薬になることもあります。
でも、やっぱりどんなに遅刻されても一緒に過ごす時間が楽しい、大切な友達だというのであれば、遅刻は直らないものだと諦めた上で、ご紹介した対策を試してみることをおすすめします。
ちなみに、私の遅刻魔な友達3人のうち1人は、子どもを持ってから遅刻癖が直りました。時間にルーズだった学生時代が嘘のようで、ちょっと感動しています(笑)。
●文/パピマミ編集部