出産前に気になること

知っておくと安心! 出産時に“会陰切開”が必要になる理由と予防法

知っておくと安心! 出産時に“会陰切開”が必要になる理由と予防法

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【女性からのご相談】
来月出産を控えていますが、今、何より怖いのが会陰切開です。

友達は、切開が嫌だという理由で助産院を選びました。

私の地域には助産院がなく、仕方なく産婦人科医院で産むことにしたのですが、病院ですからやはり会陰切開はありますよね? 産後もずっと痛むのでしょうか? 不安です。

目次
 会陰切開って何?(P1)
 会陰裂傷と会陰切開の違い(P1)
 どうして会陰切開するの?(P2)
 会陰切開はどのくらいの確率で行われるの?(P2)
 近年では会陰切開する人は減少している(P2)
 会陰切開の流れ(P3)
 会陰切開後の痛み(P3)
 産後の会陰ケア方法(P4)
 会陰切開の傷あとは残る?(P4)
 切開を予防する会陰マッサージ(P4)
 会陰切開を防ぐソフロロジー出産(P4)
 まとめ(P4)

お気持ちよくわかります。私も出産前は会陰裂傷のことがとても心配でした。

そこで今日は、会陰切開、会陰裂傷についてお話しします。

会陰切開って何?

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会陰とは、膣と肛門の間の部分を指し、会陰切開とは、胎児を分娩する際にその部分を切開する処置のことを指します。

切開には二通りの方法があり、一つは垂直切開です。これは文字通り、膣から肛門に向けて垂直に切開する方法です。

縫合後の違和感が少ないという利点がありますが、傷が延長して肛門に達する危険性も含んでいます。

二つ目の方法は斜め切開です。これは医師の利き手によっても違ってきますが、通常は母体の右側に、斜め約45度の傾斜で入れられる切開のことです。

この方法ですと、傷が肛門まで延長するリスクが低いので、多くの医師はこの方法を用います。

会陰裂傷と会陰切開の違い

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会陰裂傷とは、分娩の際に自然に会陰が裂けることを意味します。

前述した通り、ゆっくりと、いきまずにお産をした場合、裂けずに産める場合もありますが、これは、個人の体質やその他の条件によって異なり、切開しなくても結局は裂けてしまう場合もあります。

数々のリサーチによって、裂傷と切開の傷では、治り方にほとんど差がないことが分かっています。

つまり、切っても裂けても、きちんと縫えばきちんと治るということなのです。

ではなぜ、日本の病院では多くの医師が切開を好むのでしょうか?

これは、第一の理由として、縫いやすいからです。

裂けるときはジグザクに裂けたり、何本も裂けてしまったりしますが、切開すれば傷は一本で済みます。

医師にとっても縫いやすいのはありがたいことですし、縫われる方にとっても、縫合作業が短時間で済むのはありがたいことです。

第二の理由として、リスク回避があります。

自然な裂傷ですと、どうしても垂直に裂けてしまうため、ちょっといきみが強すぎたりすると、傷が肛門まで達してしまう可能性があります。

こうなると、後遺症が残る場合もあり、その後の人生にまで影響しかねません。

それを避けるために、裂ける前に切開をするというわけです。


→次ページでは、会陰切開する理由を見ていきましょう。

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