公立よりもイイ環境!? 子どもを民間の学童に通わせるメリット4つ
2014年5月24日 | よみもの公立よりもイイ環境!? 子どもを民間の学童に通わせるメリット4つ

あるとき、ママ友とランチをしていたら学童保育の話題になりました。
この春ひとり娘を小学校に入学させたそのママさん。入学と同時に近隣の公立学童に所属させたそうですが、その学童がお子さんに合わず、登校拒否ならぬ「学童拒否」を起こしているとのこと。
公立学童ならではの雰囲気にママ自身も戸惑っており、民間の学童へ移ろうと考えている……と話していました。
公立と民間、学童はどのように違うのでしょうか?
今回は、民間学童にお子さんを入れているママたちから、その魅力やメリットなどを聞いてきました。

(1)夜遅くまで預かってもらえる!
公立学童と民間学童、最も大きな違いはズバリ「預かり時間の長さ」のようです。
『公立学童は18時までしか預かってくれないんですよね。ウチはどうしても間に合わないので、民間学童に入れました。放課後、スタッフさんが学校まで車で迎えに来てくれるし、帰りは家まで送り届けてくれます。とてもラクだし安心ですよ!』(30代女性/会社員)
『3年生の息子を22時まで預けてます。おやつも夕飯も学童で済ませてきてくれるので、本当に助かっています。試食しましたが、食事はとてもおいしく、栄養面にもちゃんと配慮されたものでした。
子どもを長時間預けることに対して他人からアレコレ言われることはあります。でも、仕事を中途半端に切り上げてムリヤリ帰ってきたあげく、冷凍食品だらけの手抜き夕飯を出すよりはずっといいかと思いますね』(40代女性/歯科医師)
このように、公立の学童ではカバーしきれない時間帯でも対応してもらえるのが民間学童のメリットです。
遅くまで仕事をしているママたちにとっては、なくてはならない存在といえますね。
(2)学習面もフォローしてくれる!
一度は公立学童に入れたものの、途中で民間に移ったというママからもお話を伺えました。
いったいどのような事情があったのでしょうか。
『何も考えず公立学童に入れ、1年生の間そこで過ごさせました。でも、年度末の個人面談で、先生から言われた内容に愕然。うちの子が、宿題をまったくやって来ないって言うんです。予習も復習もしておらず、1年生で既に勉強に取り残されているとのこと。
学童に宿題の時間があると聞いていたので、安心して任せていたんですが……あわてて確認したところ、強制ではなく、指導員さんもとくに声掛けなどはしないそう。それじゃ宿題なんかするわけないですよね。
そこで、2年生からは民間学童に入れました。そこでは学習指導経験のあるスタッフさんが宿題を見てくれ、丸つけをしてくれます。必要な子には追加で課題を出してくれることもあります。
わが子は民間学童に入れてから、学力が飛躍的に伸びました。あのまま公立に入れ続けていたらと思うと、ちょっと怖いですね』(40代女性/会社員)
多くの公立学童は、子どもが自由に過ごす場所となっています。遊ぶのも、勉強するのも、子どもたちの自主性しだい。
そのため、宿題や勉強を全くせずに帰ってきてしまうこともしばしばあるんですよね。
まだ机に向かう習慣がついていない低学年のあいだは、学習面もフォローしてくれる民間学童のほうが頼りになるのかもしれません。
(3)環境がいい!
子育て世帯に大人気のエリアにお住いのママからは、こんなお話がありました。
『うちの地域、公立学童が人数オーバーでパンパンなんです。教室たった2つに、100人以上の子どもがあふれてる。それを数名の指導員が、怒鳴りながら制してるんです。遊ぶのも勉強するのも、あの環境じゃムリですよ。
せっかく少人数の保育園でのびのび過ごさせてきたのに、学童がコレでは……と思い、わが家は最初から民間学童を選びました。
公立と違って広い敷地でゆったり過ごせるし、職員数も十分。学校で疲れたときは、別室で静かに休むこともできるようです』(30代女性/自営業)
低学年から高学年が集まる学童は、ただでさえ大騒ぎになりがち。中には、決して環境がいいとは言えないような公立学童もあるようです。
民間学童の中には、少人数制を売りにしているところもあります。大勢でざわざわ過ごすのが苦手なお子さんにとっては、そちらのほうが過ごしやすいともいえますね。
(4)お稽古ごとまでしてもらえる!
『うちの子が行ってる民間学童は、スポーツクラブが運営母体。だから、預かり時間中にスポーツプログラムを受けることができるんです。
ウチでは水泳と体操教室を習わせています。学童にいながらにしてお稽古ごともできる。一石二鳥ですよね』(40代女性/公務員)
学童と習い事、2つを両立させるのは大変。特に低学年の間は、ちゃんと行けるのか心配になるママが多いですよね。
その点、学童と同じ敷地で習い事ができる民間学童は安心です。
ただ預けるだけでなく、有意義な放課後を過ごさせることができますね。
いかがでしたか?
小学校に入ったとはいえ、低学年の子どもたちはまだ頼りない面が多いものです。
公立よりも手厚くみてくれる民間学童は、ワーママにとって重要な選択肢のひとつといえるのではないでしょうか。
●文/パピマミ編集部