勝手に家に上がり込む!? 非常識な子どもの友達に対処するコツ3つ
2014年5月19日 | よみもの勝手に家に上がり込む!? 非常識な子どもの友達に対処するコツ3つ

新学期が始まって早いもので1か月半ほど経ちますが、お子さまたちの様子はいかがでしょうか?
進学やクラス替えなどで友達と離ればなれになった子もいるかと思いますが、多くの場合は5月になると新しい友達を作って楽しく過ごしているものです。
子どもに友達ができるのはいいことなのですが、その一方で困ることもあります。
それは子どもの友達があまりにも“非常識”だったとき。
わが子だったら激怒するような非常識な行動でも、子どもの友達の場合は相手の親に遠慮して強く叱れないものです。
そこで今回は、周囲のママたちに「非常識な子どもの友達への対処法」について聞いてみました!

非常識な子どもの友達の体験談3つ
(1)勝手に家に上がり込んでくる
『うちの息子は小学1年生。ちゃんと友達ができるか不安でしたが、登校初日から友達ができたようで安心していました。しかし、その友達がくせもので……毎日のように家に勝手に上がり込んでくるわ勝手におやつを開けて食べるわでやりたい放題。せっかくできた友達だから無下にはしたくないけど、正直我慢の限界がきそうです』(36歳女性/小学1年生男児のママ)
この方は内向的な息子が友達を作れるか不安だったそうですが、快活そうなお友達を連れて家に帰ってきたことがうれしかったとのこと。
しかし、そのお友達の非常識ぶりは凄まじかったらしく、本気で「親の顔が見てみたい」と思ったようです。
かれこれ1か月ほど遊びにきているとのことですが、向こうの親が挨拶にきたことは一回もないとのこと。
せっかくできた友達ではありますが、ママとしてはモヤモヤしますね。
(2)娘が大切にしているゲーム機を投げつける
『先月の誕生日に娘に新作のゲーム機を買ってあげました。そのゲームは両脇についているコントローラーで対戦ができるので、友達を呼んで一緒に遊んでいました。しかし、何回も娘に負けた友達は、「なんで意地悪するの!?」と叫びながらコントローラーを床に投げつけました。買ったばかりのゲーム機を傷つけられた娘は号泣し、私も非常にイライラしました。それから二人は仲直りしたようで、今でもその友達が遊びにきますが、私の中では全く許せていません』(小学3年生女児のママ)
子ども同士のいさかいとはいえ、他人の物を傷つけたり壊したりする行為は絶対にしてはいけないことですよね。
でも、このママさんも子ども同士のケンカに親がでない方がいいと思い、我慢したとのこと。
結局娘さんと友達は仲直りしたようで今でも遊んでいるとのことですが、いつ同じことが起こるかとヒヤヒヤしているそうです。
(3)ため口で生意気
『子ども相手に大人げないと思われるかもしれませんが、子どもの友達があまりにも生意気で本気でイライラします。まず遊びにきたときも「お邪魔します」はナシ。おやつを出しても「こんなのいらない」と拒否。挙げ句の果てには、「なんかこの家くさい」と大声でわめく始末……。自分の子どもだったらはたき倒してますが、こういう場合どうしたらいいのでしょうか……』(41歳女性/小学2年生男児・4年生女児のママ)
小学生の“敬語”って意外とグレーゾーンなところがありますが(ため口をきかれても平気な人もいる)、あまりにも生意気だとやはりイライラしてしまいますよね。
この方が体験した、おやつを出したときの「こんなのいらない」発言はなかなか衝撃的です。
しかし、今はちょっと子どもを叱っただけで「虐待」と騒ぐ人もいますから、安易に叱れないという人も多いようです。
非常識な子どもの友達への対処法3つ
(1)柔らかめに指摘する
どんなに非常識な子どもでも、他人の家の子どもなので頭ごなしに怒鳴ることは難しいものです。
しかし、ひたすら我慢し続けるのもよくありません。あまりにも目に余るようであれば、多少柔らかめに指摘するようにしましょう。
「普通はこうするんだよ?」「オバサン傷ついたな」など諭すようなイメージです。
単純に自覚がなく非常識なことをしていた場合は、これだけで言うことを聞いてくれることもあります。
(2)相手の親に伝える
子どもの友達が毎日のように家に遊びにきている場合、相手の親がそれを知らない可能性があります。
仕事で多忙な親であればどうしても放任にならざるを得ない場合もあるため、子どもが何をして遊んでいるか把握していないケースがあるのです。
その場合は、相手の親に電話や訪問で直接困っている旨を伝えましょう。常識的な親であればすぐに何か対策を打ってくれるはずです。
また、子ども同士のケンカとはいえ、執拗に子どもを殴るなど、あまりにも度を越した行動をとっている場合も相手の親に直接訴えましょう。
(3)直接叱る
相手の親を巻き込んだ泥仕合になる可能性があるため、最終手段ではありますが、一番効果があるのはやはり“直接叱る”ことです。
もちろん、頭ごなしに叱るのではなく、わが子を叱るときのように愛情をもって叱るようにしましょう。
それでも子どもの友達が言うことを聞かなかったり、相手の親が怒鳴り込んできたりするようであれば、いっそ関係を断つ覚悟も必要かもしれません。
友達の存在は人生を豊かにしてくれます。それを知っているからこそ、子どもの友達を叱って関係をギクシャクさせるようなことはしたくないものですよね。
しかし、あまりにも非常識な行動を取ってきた場合は毅然とした態度で向き合うことも大切です。
あなたは非常識な子どもの友達にどう対応していますか?
●文/パピマミ編集部