赤ちゃんの食事トラブル

ハチミツ以外にも! 医師が教える“乳児に食べさせてはいけない”食品

ハチミツ以外にも! 医師が教える“乳児に食べさせてはいけない”食品

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こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。

先日、乳児がハチミツを摂取したことで死亡するという痛ましい事件がありました。この事件は記憶に新しいと思います。

乳児の母親は「ハチミツを食べさせてはいけないことを知らなかった」という話ですから、乳児を子育て中のママはもちろん、これから出産して子どもを持つ方にも、乳児に食べさせてはいけない食品について、ぜひとも知っておいていただきたいと思います。

そこで今回、青森県にある『沼田医院』の医院長である小児科・内科医の沼田知明先生にお話を伺ってきました。沼田先生は、長年にわたって乳幼児検診に携わっておられる先生です。

沼田先生のお話と共に、乳児の食事について詳しく見ていきましょう。

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離乳食に注意をしなくてはいけない理由

生後5か月ごろから始まる離乳食。スープ状のものからスタートし、すりつぶし、少しずつの固形と状態を変化させながら、慎重に進めていきます。

なぜ離乳食は形状に注意しなくてはいけないのでしょうか。

沼田先生は、このように話されています。

『乳児は、大きく分けて2つの機能が大人と違います。それが、「機能の未発達さ」と「免疫力の低さ」という点です。「機能の未発達さ」は、消化器官もそうですが、飲み込むという部分も未発達なために、“喉につまる”ということが起きるわけです。「免疫力の低さ」の面では、今回のボツリヌス菌もそうですが、ノロウイルスやロタウイルスなどの感染性胃腸炎などに感染することも怖いですから』

「機能の未発達さ」と「免疫力の低さ」という2つは、乳児と大人では違うのだということをしっかり理解しておかなければいけませんね。

感染性胃腸炎はワクチンで防げる!

乳児は、感染性胃腸炎にかかると本当にかわいそうな状態で苦しみます。それを防ぐことができるワクチンがあるとのことを教えていただきました。

『ロタウイルス胃腸炎は、ワクチンを接種することで防ぐことができます。予防接種は、生後2か月から接種が可能です。お金がかかりますが、自治体によっては補助をしてくれるところがあります』

親は大変かもしれませんが、子どもの命のことを考えたら、ワクチン接種は大切だと感じました。

乳児に食べさせてはいけない食品とは?

一昔前であれば、親から子へと伝わったものですが、核家族化が進み、情報が伝わっていないということも大いに考えられます。

絶対に知っておいて欲しい「乳児に食べさせてはいけない食品」を沼田先生に伺いました。

【乳児に食べさせてはいけない食品】
・生食の魚介類や肉類(生の物には雑菌がついている)
・ハチミツ(ボツリヌス菌が含まれていることがある)
・塩分や油分が強いもの(味が濃いのは胃腸に良くない)
・水道水(塩素が多く、雑菌が含まれていることがある:白湯はOK)
・えびやカニなどの甲殻類(アレルギー反応を起こすことがある)
・豆やナッツ類(喉に詰まってしまうことが考えられるのとアレルギー反応も)
・自家製の生野菜ジュースなど(野菜に雑菌がついていることがある)

『その他に、今はあまりないかもしれないが、井戸水もボツリヌス菌が含まれていることがあるのでよくありません』とのことです。

上記の食品類は、どれも「機能の未発達さ」と「免疫力の低さ」という2つの部分が大きく関わってきています。だから注意が必要なのです。

アレルギーの心配はどう対処すればいい?

アレルギーの心配はありますよね。食べさせて良いものかどうかで迷います。

対処の仕方も沼田先生に教えていただきました。

『乳児湿疹などの湿疹が治りにくいお子さんや、アトピーっぽい症状が見られるお子さんは、離乳食を始める前に、大きな病院でおこなっている血液検査を受けることです。それ以外のお子さんは、少しずつ食べさせて様子を見るようにするといいです』

大きな病院の小児科では、アレルギーを調べる血液検査をやってくれるそうです。

血液検査をおこなえば、小麦や卵など、何にアレルギー反応が出るかがわかるので食べさせてはいけないものがハッキリとわかります。

【アレルギーの出やすい食材】
・小麦
・甲殻類(えび・カニなど)
・頭足類(いか・たこなど)
・ピーナッツ
・そば
・キウイフルーツ
・桃
・パイナップル
・りんご(希に反応する人がいるとのこと)
・ゼラチン
・生卵(白身の部分が特に良くない)

果物でもアレルギーを持っている人がいるという話でした。最初は少しずつ様子を見ながら与えるようにするべきだということがよくわかります。

情報を得るために

離乳食に関する情報などは、乳幼児検診で正しい情報を得ることができます

栄養士や保健師が、実際の離乳食の状態を見せてくれたり、相談に乗ってくれたりしますので、参加することがとても大切です。

乳幼児検診は、身長や体重を計るだけではなく、たくさんの有益な情報を得ることのできる場です。ぜひ参加して話を聞いてきましょう。

おわりに

わが子を守ることができるのは、親しかいません! ですから、親は自分の子を守るための知識を持っておく必要があります。

特に食に関する知識は大切です。離乳食は、食べることの始めの段階です。大事にしてあげたいものです。そのための知識はしっかり身につけましょう。

【取材協力・監修/沼田医院・医院長:沼田知明先生(小児科・内科医)】
沼田医院ホームページ

ライター紹介

桜井涼

桜井涼

新潟県佐渡島出身。親が転勤族だったため、幼少期より引越し・転校を多数経験しました。母親が病弱だったこともあり、「地球が滅亡しても生きていける!」と呼ばれている父の元、家事からサバイバルまでを様々経験してきました(そのワザが震災時に大活躍!)。4人兄弟の長として奮闘してきましたが、現在は、2児の母をしています。妊娠中と出産のハプニングを乗り越え、今はフリーライターとして活動中です!

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杉村智子(まさとくん)

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笑いの絶えない毎日を目指しています♪ 子育てをしながら、ママも赤ちゃんも楽しめてhappyになれるように頑張ります♡

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