2020年までに急増!? “フリーWi-Fi”を利用するリスクと注意点

こんにちは。ライターのyossyです。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、さまざまな準備が進められています。そのうちのひとつが公衆無線LAN(無料のWi-Fi)の整備。

日本を訪れた外国人観光客からは、「無料のWi-Fiスポットが少ない」という声が多く聞かれ、政府も力を入れて対策を講じているのです。

フリーのWi-Fiスポットが増えれば、私たちの利便性も上がるのでうれしいですね。でも、利用するにあたって危険はないのでしょうか。

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高速データ通信容量を消費せずに済む

フリーのWi-Fiが利用できれば、外出先でスマートフォン・タブレットなどのWi-Fi対応端末を無料でインターネットに接続することができます。

同じ回線を不特定多数の人が利用することができるのです。利用前に登録が必要なケースが多いでしょう。

こういったWi-Fiスポットが増えれば、例えば、高速データ通信の容量に制限がある場合に便利です。

上限を超えると通信速度が遅くなってしまいますが、Wi-Fiスポットを利用すれば容量を消費せずに済みます。

無料Wi-Fiの利用者は急激に増加

情報処理推進機構では、フリーのWi-Fiに関する調査(2015年度)を行っています。フリーWi-Fiの利用者は近年急激に増加しているようです。また、下記のような結果も出ています。

・(フリーのWi-Fiを)ネットショッピングやネットオークションでの買い物に利用する割合:約32%
・インターネットバンキングやオンライントレード等の金融関連サービスに利用する割合:約11%

金融関連の情報など、かなりデリケートな情報にアクセスしている人も多いようですね。

ID・パスワードなど、見られて困る情報の入力はしない

実は、無料のWi-Fiスポットを悪用した被害も出ています。不正に情報を搾取されるケースもあり、注意が必要です。

例えば、

・SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)やブログ
・金銭のやりとりが生じるショッピングやインターネットバンキング

などのアカウント情報等を盗まれて悪用されてしまうと、乗っ取りや個人情報の流出などの被害を受ける可能性も。

暗号化されているWi-Fiスポットを利用することや、「https://……」で始まる、アドレスに鍵マークのついたWebサービスを利用することが大事です。

また、そもそも重要な内容の入力の際には、できるだけ無料のWi-Fiを利用しないようにしたいですね。

便利な反面、悪用されやすい無料のWi-Fiスポット。まずは危険性を認識し、個人個人が防止策をとりましょう。

【参考リンク】
「2015年度情報セキュリティに対する意識調査」報告書について | IPA
公衆無線LANの整備の促進 | 総務省