遠方の実家に住む親の心と環境のケアポイント4つ

【ママからのご相談】
大学入学を期に北海道から上京し、そのまま就職・結婚して子どもと東京に暮らしています。今も両親は北海道に住んでいるのですが、先日父が他界し、母が一人暮らしになってしまいました

自分の家庭もあるのでなかなか実家へ帰れないのですが、母が孤独死しないよう、遠方からでもできる親へのケアがあれば教えてください。

a こまめなコミュニケーションと情報提供がポイントに。

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。

ご相談ありがとうございます。両親が健在でも実家が遠くてなかなか帰る事が出来ないと気になるものです。ましてやお父様を亡くされたとなると、お母様が心配なお気持ちよく分かります。

なかなか帰省出来ない事情もあるでしょうが、お母様の年齢や体調と平均寿命を考え、あと何年生きていてくれるか? を考えてみて下さい。仮にあと15年と考えた場合、3年に1度の帰省であれば、あと5回しか会うことが出来ません。

それをふまえた上で、心のケアと環境のケアのポイントを読んで頂ければ思います。

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気を付けたい居住環境

特に高齢の女性は、骨密度や筋力の低下から、ほんの2~3センチの段差でもつまずいて転倒し、骨折してしまう事があります。そして、骨折がきっかけで寝たきりになってしまうことも珍しくはありません。

そんな身近な事故を防ぐ為にも、帰省した際には家の中の少しの段差も気をつけ、絨毯を敷いたりすることで段差をなくしたり、可能であればバリアフリーのリフォームや手すりの設置等も考えたほうがいいでしょう。

あと、1人になるとついお掃除も手軽に済ませてしまいがちになります。コンセント部分にたまった埃が原因で、火災になったりしないよう注意してあげたり、電球をLEDに交換する事をお奨めします。

親の友人関係やかかりつけの病院も把握しておきましょう

高齢になると、「子供に心配をかけたくない」と思う親心から、自分の持病や、気分の落ち込みを隠す親御さんも多いといいます。救急搬送で初めて親の持病を知ったという人もいるそうです。

お母様のかかりつけの病院や、仲のいいお友達にご自身の連絡先を伝え、何か変わった事があったら連絡をもらえるよう頼んでおくといいでしょう。

ネットやITを上手く利用したコミュニケーションを

今は、高齢者向けの簡単操作が出来るスマートフォンや、通信機能のついたフォトフレームが数多く出ています。そういったものをプレゼントして、声だけのコミュニケーションだけでなく、写真を送ったり顔を見ながらの会話をすると、親には自分の子供や孫の顔が見られるという楽しみが出来ますし、貴女はお母様の顔色や、痩せたり太ったりといった体の変化が把握しやすいと思います。

そしてここでは、「子供に心配をかけたくない」という気持ちが、母親ならばちょっと化粧をしてみたりとプラスの方向に働くと思います。

また、ネットで地域のイベントや高齢者向けの習い事等を調べて、お母様の好きそうな物を具体的に薦めてあげる事で、やりがいや楽しみを見つけるお手伝いが出来ます。

会話のポイントは、注意ばかりでなく時には頼る事

心配するあまり、「そんなんじゃダメだよ!」「もう年なんだから……」と否定的な言葉ばかりを使うと、お母様にいい影響はありません。お母様の話にまずはうなずき肯定してあげた上で、「それもいいかもしれないけど、こうしてみたら?」と具体的なアドバイスをしてあげましょう。

そして、高齢者心理として、自分の存在価値を見失いがちになってしまうので、お母様の得意料理や貴女が子供の頃、好きだったメニューの作り方を聞いたり、家事においての「おばあちゃんの知恵袋」のような事を教えてもらったりと、お母様が自身の存在価値、つまり「この子はまだ私がいないと!」という気持ちの張りを持ってもらえるような会話を心掛けるのもいいでしょう。

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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