すべての勉強の基本!? 子どもの国語力をつける“音読+書写”のススメ

こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。

私は以前、学習塾で講師をしていました。そのときに感じたことは、子どもの語彙力が低下しているということでした。

音読をしても読むことはできます。しかし、言葉の意味を知らない子どもが多かったのです。

自分で調べることをする子がとても少なかった、ということも同時に感じていました。

算数・理科・社会など、国語以外の教科は、「計算できれば解ける」「実験の経験や知識があればできる」と考えてしまいがちです。

しかし、問題文は日本語で書かれています。ですから、語彙力・国語力がないと、学年が上がるにつれて勉強が難しくなってくるということを考えていただきたいと思っています。

そのための対策として家庭でもできるものが、書写です。

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書写とは?

“書写”とは、文字の通り書き写すことです。小学1年生になると授業で習います。

習字の授業の一環のように感じる人もいるでしょう。しかし、義務教育である小中学校では、国語に位置づけられています。

多くの場合、鉛筆を使って書いてあることをそのままノートなどに書き写すのですが、どうしても句読点やかぎかっこなどを見逃してしまうことが往々にしてあります。

これは、文字をしっかりと読んで理解していないために起こることが多いです。

私が当時教えていた子どもたちも、かなりの見逃しをしてしまうことがありました。

語彙力・国語力をつけたいのなら、音読+書写!

国語力は、ただ読むだけ、ただ書くだけでは身につきません。

大事なポイントは、“書いてある内容を読んで理解する”ことです。

そのためには、書写をする前にしっかりと音読することが大切になります(音読とは、声に出して読むことです。声を出さないで読む黙読では意味がありません)。

書いてある内容がわかれば、書写することは難しくありませんし、しっかりと頭に入ります。

当時小学3年生だった男子が生徒として学習塾に入ってきたとき、教科書をスラスラ読むことが難しく、「勉強つまんない、やりたくない!」が口癖でした。

書写をさせたときも、間違いが多く字も乱雑でした。明らかに国語力が低いことがわかりましたので、教室に来るたびに音読と書写をするように時間を取っていきました。

1か月後、3年生の教科書はスラスラ読むことができるようになり、内容も理解し、わからない言葉が出てきたときは自分で調べるまでになったのです。

書写のノートは直しがなくなり、花まるが続くようになりました。気になっていた口癖も言わなくなったのです。

読んで理解することができれば、ここまで変わるのだということを実感した最初の生徒でした。

始めは短めな文からスタートさせましょう。徐々に文字数を増やしていきます。

正しく読み、文章の内容がわかること、文字が丁寧に書けて、しっかり写せるようになることができたら、終了する目安です。

書写に向いているノートはマス目の小さいノート

書写をさせるには、小さなマス目のノートが向いています。

しかし、学校では低学年に大きなマス目のノートを使わせます。大きいマス目の方が文字を書きやすいからです。

自宅で書写をさせるときは、10ミリ方眼などのノートをおすすめします。

マスの中に合わせて字を書き込むことができるようになりますし、ノートを見返すときに、見渡しやすいからでもあります。

見渡しやすいことで、間違った点をいち早く発見することができます。

脳科学の面から見ると、小さな文字を書くことで言語能力が上がることがわかっています。

そして、小さい文字を書くことで集中力がアップし、視野が広がることで捉える文字数が増えることもわかっているのです。

ですから、早い段階で小さなマス目のノートを使うことをおすすめします。

おわりに

国語力は小さいうちからつけておくことがとても重要です。

読んでみてわからないと、授業についていくことが難しいと感じ、勉強が嫌になってしまうことにつながります。そうなっては困りますよね。

そうなる前に、“音読+書写”を毎日少しでもいいのでスラスラできるまでやってみましょう。

学校から宿題として出ている場合もありますが、出ていない日も宿題の前に行ってみてほしいと思います。その方が集中力が継続できるからです。ぜひ、試してみてほしいと思います。

【参考文献】
・『伸びる子には秘密がある 小学生の勉強法』石井郁男、小学生の勉強法を考える会(編集)

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)
●モデル/前田彩(桃花ちゃん)

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