過剰反応はNG!? “お友達トラブル”で落ち込む子どもへの接し方

【ママからのご相談】
小学校2年生の女の子がいます。クラスで意地悪な子がいて、娘にきつい言い方をしてくるそうです。娘は毎日その子がいるから学校が面白くない、とぼやいています。

私も、そんな意地悪な子がいるなんて! と怒り半分心配半分で落ち着きません。でも、わざわざ学校に言うのもモンペっぽいし……。こういうときってどうすればいいでしょうか。

a まずは気持ちに寄り添ってあげること。でも“大ごと”にするのはちょっと待って

こんにちは。ライターのakiです。

子どものお友達関係は、成長するにつれてややこしく複雑になっていきます。大人でさえ未だにそうなのですから当然ですよね。

相談主さんのように、お子さんをご心配なさるのももっともなのですが、これから先も小さなお友達トラブルはたくさんやってきます。

病院へ行くほどのケガをしていたり、お子さんが登校拒否になったりするレベルであれば別ですが、それ以前のものであれば「たかがケンカ」と乗り越えていくことも必要なのです。

そのため、今回の問題も軽視はせずとも大ごとにもしない。それがいいと思います。では、母親はどのような対応をとればいいのでしょうか?

子どものマイナーお友達トラブルの際のお母様の対応テクニックを紹介したいと思います。

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話を具体的に聞いて共感してあげる

まずは、じっくり話を聞いてあげましょう。たとえば、子どもが「○○ちゃんがいきなりぶってきた」と言ってきたら、以下の手順で話を聞きましょう。

(1)繰り返す:「○○ちゃんがいきなりぶってきたのね」
(2)言い換える:「○○ちゃんが突然叩いてきたのね」
(3)共感する:「痛かったね、かわいそうに」

この(1)〜(3)の聞き方を、『カウンセリングマインド』と言います。こうすることで、子どもは気持ちを落ち着けることができます。

子どもは別に相手に文句を言ったり、母親が学校に言いつけて事を大きくするのを望んでいるわけではありません。

大好きなお母さんに話を聞いてわかってもらえればそれでいいのです。それだけで安心するのです。

“オロオロお母さん”ではなく“ニコニコお母さん”になる

子どもが意地悪されていると聞くと、親も当然心配になります。でも、共感してあげるときに悲壮なムードになって「つらいね……なんで意地悪されちゃうんだろうね」などと言って一緒にジメジメしていては親子ともに気が滅入るだけです。

ここは、“オロオロお母さん”から“ニコニコお母さん”になることが大事。話を十分に聞いてあげたら、ぱっと気持ちを切り替えて「好きな本を読んであげようか」「おいしいハンバーグを作ったよ」などと、子どもの暗い気分を変えてあげるのです

そのほかにも普段から、母親は視野を広げることが大事です。仕事でも趣味でもなんでもいいので、自分のやりたいことを楽しくやってみる。

そんな母親を見ていると、子どもも少しぐらいの人間関係でいちいち気にせず、「自分の好きなこと、楽しいことに目をむけよう」と世界を広げ前向きになれるのです。

“いつもどおりの家”がわが子の気持ちを救う

あるアンケート調査で、自殺を思いとどまった理由の断トツ1位が、『自分をかわいがってくれたお母さんに申し訳ないから』というものだそうです。

いじめや受験、その他多くの失敗……これから先も子どもたちはさまざまな挫折や苦労を経験することになります。

時には、死にたいと思うぐらいつらいことが起こるかもしれません。でも、母親の顔を思い出して思いとどまる……そんな存在になりたいものです。

そのためには、どうすればいいのでしょうか。とても簡単です。子どもが安心できる家を作ることが大切です。それは、いつもどおりの日常を大切にするということです。

子どもに困ったことがあれば、話を聞いて共感してあげる。母親は楽しそうに自分のやりたいことをやって生活を楽しんでいる。学校や外で傷ついても家で癒される。

そんな“この家にいれば安心”という感覚、いつも通りの家をキープしてあげることが、少々のことなら乗り越えられる強い子どもに成長させるコツなのです。

もちろん、子ども間の意地悪がいじめなどの深刻なレベルになれば学校への相談をすべきだと思います。

でも、それ以前のものであればドッシリと母親がかまえて、少々のことではへこたれないお子さんに育てることも大切なのです。

【参考文献】
・『伸び続ける子が育つ お母さんの習慣』高濱正伸・著

●ライター/aki(中高英語教員)
●モデル/前田彩(桃花ちゃん)

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