教育はムズカシイ! 日常生活の中で子どもの“感性”を伸ばす方法3つ

こんにちは。子育て研究所代表の佐藤理香です。

教育業界では、これまでの教科的な教育を超えて、プログラミング教育や表現力を高める教育など、数々の新しい取り組みが始められています。

最近では、幼児段階での取り組みも多くみられるようになりました。

今回は“感性教育”についてお伝えしたいと思います。

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感性教育とは?

“感性教育”とは、明確な定義はありませんが、子どもの感性を育む教育のことです。“感性を育てる”とは、ものの感じ方を育てることです。

感性そのものに正解や間違いはありません。

『Nikon』が行った「こどもの感性教育に関する調査」では、興味深いことがわかりました。

約9割以上のママが「感性教育は重要である」と考えている一方で、7割以上が「感性がどのように伸びるかを知らない」と回答しているのです。

これは、感性が可視化できないために、教育方法が難しく、成長実感を得にくいことと関連しています。

特に、幼児は言語の力(話し言葉、書き言葉)がまだ乏しく、感じたことを絵や創作物で表現できるほど巧緻性(器用さ)が発達していません。

そのため、子どもが瞬発的に感じたこと、直感で感じたことを表現するのが難しいのです。

教育の分野では、感性の重要性が指摘されるものの、伸ばし方は課題のひとつになっています。

感性の伸ばし方

子どもの感性を伸ばすためにおススメの方法を3つご紹介します。

(1)五感で季節を感じる

五感とは、視覚、触覚、味覚、聴覚、嗅覚です。これは経験したことに起因するため、一気に育てようと思ってもなかなか難しい感覚です。

日々の生活の中でも、ちょっとしたことで感性は育ちます。

四季折々に、自宅の周囲でも景色が変わります。「夏に緑だった葉っぱが今は黄色だね。この後、どんな色になるかな?」「あんなに暑かったのに、今は寒くてほっぺが赤くなるね」など、親が感じたことを子どもに声掛けしてみましょう。

子どもも素直にいろいろと感じてくれますよ。

(2)生き物や植物を育てる

生死を教えることは難しく、子ども自身が参加してみて初めて気づくことも多いです。

おススメなのが、生き物や植物を育てること。マンションなどの住宅事情もありますので、必ずしも大きな生き物でなくてもいいのです。

例えば公園で見つけたダンゴ虫を飼ってみる、ヒヤシンスを育ててみるなど、ちょっとした工夫で子どもの感性を伸ばすことができます。

筆者の例として、金魚すくいでとった金魚を飼っていました。

子どもは図鑑で調べ、一生懸命に世話をしていましたが、ほどなく死んでしまいました。もちろん大泣きで、お別れの言葉まで述べて、お墓を作り埋めました。

悲しい現実ではありますが、命と対峙するというかけがえのない経験と感性を育めたと思います。

(3)一緒に食事を作る

子どもが2歳くらいになると、ちぎる、割く、こねるなどの作業ができるようになります。徐々に包丁などの道具も使えるようになるので、親子で一緒に食事を作るのも効果的です。

食材の色や形、切り口、感触に味、調理したときに変わっていく形や色。味の変化はまるで実験だと思います。

合わせて、食材の生産などにも触れれば、子どもは一段上のものの感じ方を身につけると思います。


幼児の感性を可視化するのは難しいとお伝えしました。最後に、筆者がやっている方法のひとつをご紹介します。

筆者は子どもにお古のカメラを持たせて、好きなように撮影させています。

子ども自身が撮影を通して、発見や感動を写真として記録できます。カメラを近づけたり離したりと好きなように操って、あちこち動き回り、新たな発見を促すこともできます。

カメラは、子どもが五感で感じた好奇心や感動の瞬間を表出させる一つの手だてとして有効です。

親としても、子どもが感じている視点を写真として確認でき、アドバイスをしたり、認めたりして感性の成長に繋がります。

何よりも、このようなコミュニケーションが、子どもの社会性を育み、感性の成長を後押しするのかもしれませんね。

【参考リンク】
ニコンイメージングジャパン、「こどもの教育に関する意識調査」を発表 こどもの育て方について「感性」を重視する母親は73.5% | 株式会社ニコンイメージングジャパン

●ライター/佐藤理香((株)子育て研究所代表)
●モデル/藤本順子(風悟くん)ココア

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