痩せてる方が不自然? 産後太りで落ち込むママの心が軽くなるアドバイス

【ママからのご相談】
産後なかなか元の体重に戻らないことが悩みです。産後3か月です。最近テレビで女優の杏さんが出産前と全く変わらない美しい体型でいるのを目にして、自分とのあまりの違いに愕然としてしまいました。

杏さんに限らず、芸能人の方は産後1か月や2か月という信じられない時期に仕事に復帰されても、体型も表情も産後とは思えないほど美しいですね。もちろんそういう仕事柄なのでしょうが、一般人はとても落ち込みます。

a 妊娠・出産を通して体重が増加するのは当たり前のこと

ご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。

産後まだ3か月とのことなので、赤ちゃんとの生活もまだまだ始まったばかりの大変な時期ではないかと推察いたします。

24時間休みなく、授乳やおむつ替え、抱っこや寝かしつけに加えて家事までこなしていらっしゃる。

産後はただでさえ自分の食事に気を配る余裕がないのに、体重が思うように落ちないことに悩んでいるのでは、心身の健康によくありません。

そんなご相談者様に、“産後スレンダー神話”に異議を唱え始めている声があるという朗報をお届けしたいと思います。

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産前の体型に戻りたいという出産経験者は約70%

日本製紙株式会社が2012年に行ったアンケート調査で、出産経験者1,000人に対し、「最近芸能人が、エクササイズなどを通じて産前と変わらない容姿で産後も活躍していることをどのように思いますか?」という質問をしたところ、全体の69.7%が「憧れる」と回答したという結果が出ています。

特に20歳から24歳にかけては77%という結果であり、年齢が若いほどこの傾向が強くなると分かりました。

また、「憧れている」と答えた人は出産後1年以内が80.1%と高く、出産からまもない女性ほど自分自身の産後ケアに関心があることがうかがえます。

ご相談者様のように、テレビで出産前と変わらない美しさでお仕事をしている同年代の女性を憧れの眼差しで見ている方が世間にこれほど多いという事実、お分かりいただけたでしょうか。

一方で、産後ふくよかな姿でメディアに登場した関根麻里さん

タレントの関根麻里さんは2015年11月に第1子を出産され、2016年11月に産後2度目となるイベント参加でメディアの前に登場したのです。

そのときのふくよかな姿に、ネット上では『激太りにも程がある』『別人』など、容姿・体型に対して厳しい声が多く上がりました。

関根さんにとっては本当に余計なお世話ですよね。芸能人でいることの大変さがうかがえます。

こういう厳しい意見をお持ちなのは、産後すぐに芸能のお仕事に復帰しても元の美しい容姿が当たり前と考えている人々……名付けて“産後スレンダー信者”ではないでしょうか。

でも、何だかおかしいと思いませんか?

産後、いきなりシュッとした体型に戻ってこれまでと変わらずキラキラしているほうが、よっぽど不自然なのではないかと思うのは筆者だけではないはずです。

その証拠に、無神経なネット上の意見に対して多くの女性が負けじと反論し、そのことが話題になったそうです。

その一部をご紹介すると、

『ママはこれくらい(ふっくら)じゃないと』『だいぶ丸くなったけど赤ちゃんのお母さんならこれが普通』『(自分も)めまぐるしい日々で体型なんて、気にしてなかった』

など。筆者も関根さんを見ていると、幸せな気分を分けていただいたようにほっとしました。

明るく親しみやすいもともとのキャラクターにママらしさが加わって、魅力がさらに増したように感じます。

もともと、妊娠・出産を通して体重が増加するのは当たり前のこと。ポッチャリなどと揶揄されるべきではないのです。

ご相談者様もまだ産後3か月ですから、これから徐々に標準体重に戻していくという時期にあります。

厚生労働省の『日本人の食事摂取基準』という資料にも以下のような記述がありますので参考にしてください。

授乳期における食事摂取基準
(中略)泌乳量は、分娩直後は少量であるが、出産後数日で増加し、3か月頃もっとも多くなる。
留意点
3.出産後の体重減少だけをめざすのではなく、母体の健康と乳児の発育に必要な母乳分泌を得られるような食生活をめざすことが望ましい。


いかがでしたか?

お子さんとママの健康に良い生活を送りながら、余裕ができたときに軽い運動から始めてみてはいかがでしょうか。

【参考リンク】
産後ケアに関する意識調査 | 日本製紙株式会社(PDF)
『日本人の食事摂取基準』(2.妊婦・授乳婦) | 厚生労働省(PDF)

●ライター/あしださき(元モデル)
●モデル/いちご姫(いちごショートくん)

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