匂いで脳が活性化!? リビング学習がはかどる心理学的な理由3つ

【ママからのご相談】
小学生の娘がリビングで勉強したがります。私が学生のころは自室で勉強していましたし、そのほうが集中できましたので、自室で集中して勉強したほうがいいと思うのですが、リビングでの方がはかどるようです。理由があれば教えてください。

a 自室よりもリビングがはかどるのには理由があります

ご質問ありがとうございます。学習コンサルタントの佐々木恵です。

東大生の大半がリビングで学習していたという調査結果もあるように、賢い子ほどリビング学習をしているようです。

とはいえ、親御さんがしてきた方法と違う方法で勉強しているのは、少々心配にもなりますよね。

そこで本記事では、リビング学習がはかどる理由を心理学の観点から解説します。

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(1)音

適度な音は集中力を高めます。意外かもしれませんが、人間は全く無音の場所ではかえって集中することができません。

生活をしていれば多少の音が出るのは自然なことであり、音が全くないのは不自然な状態で、かえって精神的に不安になり、落ち着かないのです。

よく、音楽を流さないと勉強できない人がいますが、彼らはおそらく音楽中毒か、無音状態に耐えられないのでしょう。

お母さんが料理をする音が癒しの音になっているのかもしれません。

(2)匂い

匂いも脳を活性化する要因です。

匂いがあったほうが記憶力が高まるという心理学の研究結果もあるほど、脳と嗅覚は密接につながっています。

勉強中に食事のいい匂いがするのはリラックス効果もありますし、「夕飯までに宿題を終わらせてしまおう」と、食事に向けてモチベーションをあげる効果もありそうですね。

(3)観客効果

一般的に、人に見られていると緊張してパフォーマンスが下がると言われていますが、人に見られていることで集中できるという効果も期待できます。これを『観客効果』といいます。

適度な緊張感が集中力を高めます。皆さんにもご経験がありませんか? 本当は疲れてサボりたいけれど、あの人が見ているから頑張ろうと思ったことが。

それが自分の上司だったらしっかりしなければと思うでしょうし、好きな人だったらいいところを見せようと思うのが人間の性なのではないでしょうか。

お子さんにとっては、親が見ている前で勉強すると「勉強している」アピールになるので、「勉強しなさい!」と言われずに済むというメリットがあります。

かくいう私は、小・中学生のころはリビング学習と自室学習を使い分けていました。

夕食前はダイニングテーブルで教科書を広げて音読しながら勉強しているアピールを(笑)、夕食後は面白いテレビ番組の誘惑から逃れるために自室で勉強していました。

きっと、お子さんは感覚的にリビング勉強のメリットを知っているのでしょう。加えて、お母さんがそばにいる環境だからこそ、安心して勉強ができるのだと思います。

【参考文献】
・『記憶力の脳科学』柿木隆介・著

●ライター/佐々木恵(教育コンサルタント)

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