「犬は死んだらどこにいくの?」と子どもに聞かれたときのベストな返答

【ママからのご相談】
こんにちは。私が28歳、娘が5歳です。先日、愛犬が亡くなったのですが、そのとき娘に、「いぬはしんだらどこにいくの?」と聞かれ答えに困りました。娘は愛犬のことを友だちのように愛していて、「土に帰るのよ」とか「天国に行くのよ」という答えでは、どことなくまずいように思いました。ミクノさんならどう答えますか?

a 「気持ちが豊かになる」1つの答え方をご紹介しましょう。

こんにちは、ミクノです。

そうですね、子どもって「死」という概念がよくわかっていないでしょうし、まあそんなことを言えば、奥さんだってわかってるのかどうか、ぼくだってわかっているのかどうか……非常にあやしくなってきますよね。

先日、学校の先生が書いた本を読んでいたらおもしろいくだりがあったので、それをご紹介しつつ、お答えしましょう。

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死んだら人は生き返る?

ある小学校の授業で、子どもたちに、「人は死んだらどうなりますか?」と先生が質問をしたところ、33人中28人が、「生まれ変わる」と答えたそうです。

「生まれ変わる」という、意外な(?)答えの背景には、「生まれ変わるということをテレビで観た」という小学生が最も多かったと言っていました。

先生としては、輪廻転生のように、宗教的なこともあるので、子どもたちの意見にまっこうから反対はしなかったものの、人は死んだらおしまいなんだよ(だからがんばって生きないといけないんだよ)、というような結論にもっていくのに大変だったとか。

人よりちょっとエライ人がいる

こういうエピソードを読むにつけ、今の子どもたちは、死んだらなにかに生まれ変わるものだと思っているのかもしれませんね。

あなたのお子さんが、どういう意図で、「いぬはしんだらどこにいくの?」と質問したのかはわかりませんが、親としては、「死んだからなにもなくなったの」とは答えたくはないというお気持ちはわかります。

「いぬは しんだら かみさまに なるんだよ」

こういう答えはどうでしょうか?

「かみさまってなに?」と子どもが聞いてきたら

「人よりちょっとエライ人」

と答えるとか。

この答えがベストかどうかは、今、文章を書きながら迷うところです。ですが、ひとつ言えることは、神様(あるいは、人間よりちょっとエライ存在)がこの世に「いない」と思って暮らすより、愛犬が神様になって、一緒にこの世で暮らしていると思うほうが、気持ちとして豊かな人生になることもあるのではないか思います。

これに関しては、科学的な根拠がある主張ではないですが(誰も死後の世界など見たことはないから、どうしても論拠のないエッセイにならざるを得ない)、それでも、今回は、作家としてこう結論づけたいと思います。

なぜなら、「気持ちとして」豊かではない人生って、どこに生きる意味があるのか、ぼくにはわからないからです。

●ライター/ミクノトモ(作家・コラムニスト)

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